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〜家族会議〜


「おーじろー! 今日はつかれたよー!」

『ママー!どーしたのー?』


「もうね・・みんな好き勝手しすぎ・・・・・」

『そーなのー?』


「王次郎だけだよ・・ママの事考えてくれるの・・・」

『へへーw ボクはママが好きだからね!』


「あれ?・・王次郎・・主様は?」

『わかんなーい。どっかいっちゃった・・・・』

・・・・また消えたのか?・・・・


「あ・・・黄土様・・いらっしゃい」

『お邪魔しています。』


「王次郎は黄土様といつも何してるの?」

『んーっとねー。お歌うたってるよー』

・・・・王次郎は・・まだ、お歌が好きなのか・・・ふむ・・・


「王次郎・・たまにはママがお歌、歌おうか?」

『いいのー?』


「いいぞー! なにがいい?」


『んー・・・新しいのが聞きたいよー?』

「新しい・・か・・・・。」

・・・それは・厳しいぞ?・・・・おれのレパートリー・・もう歌い上げてるからなぁ・・


・・・おお!そう言えば・・昔・・俺達サラリーマンの・・アイドル・・・・朝だか娘だかの・・・歌・・・

うろ覚えならおぼえてるな・・・・・・・うたってみっか・・・

・・でもなー・・野郎が歌ってもおもしろくない・・・


・・・ん?・・・黄土様・・・教えたら歌えるんじゃ?


「王次郎・・新しいお歌は・・女の子が歌う歌なんだ・・だから黄土様に教えるから歌ってもらおう?」

『黄土ちゃんが歌うの?』

『・・・・・・私がですか?・・・・・歌う・・・・。 本気ですか?』


「いいじゃん。黄土様も・・王次郎が喜んでくれるしさ・・・・」

『良いんですけど・・・私・・声というものは出ませんし・・・』


「まぁ・・なんとかなるさw」

『はぁ・・・』


「王次郎も黄土様のお歌聴きたいよね?」

『うん! 黄土ちゃんのお歌ききたーぃ!』

『・・・・・・歌います!』


・・・・よしよし!・・・・・

おれはそれから何曲かうろ覚えの曲を鼻歌交じりにおしえた・・・・黄土様・・うろ覚えですまん。



『黄土ちゃんうたってー!』


「じゃぁ黄土様いくよ?」

『はい!』

・・・俺は取り敢えず・・・前節おば・・・


「お父さんお母さんありがとう。

 今まで、わがまま言ったけど、感謝してます此の人生

 出会った運命、あの虫は、少し大きな蜂でした。

 ・・・・

 それでは歌っていただきます・・・夏の結婚・・・・

 歌い手は、蜂の巣のアイドル事、黄土様です。どうぞ!」


・・・・・・・・・・・♪


前節にビックリして、若干挿入に戸惑った黄土様だったが・・

黄土様は歌い上げた・・・・・・いい感じに・・若干ノリノリだった・・・・アドリブ効いてるしなw


・・・しかし・・・俺に前節の才能は皆無なのがわかった・・・もう前節はやめよう・・・


『黄土ちゃん!スゴイー! 楽しい!』

『お・・王次郎様・・そうでしたか?・・・・なんか、歌詞がとてもその・・け・・結婚よりだったので・・』


「黄土様、とても良く歌えたと思いますよ。」

『ニック様のご教授が良かったのですよ・・有難う御座います。』


・・・・・俺は・・鼻歌交じりだったんだけど・・・・黄土様アレンジ聞かせて立派に歌い上げたな・・

・・・黄土様ってもしかして・・そっちの才能があるんじゃ?・・・


『ママー!もっといっぱいききたいー!』

「王次郎・・。 黄土様に歌ってもらいなさい」

『え!・・・ニック様・・・・』

・・・黄土様が俺を凝視している・・・「そこで何故あたしにふるの?」とでも言いたげだ・・・


『うん!ボク黄土ちゃんのお歌大好き!』

『お!・・王次郎様!・・・・・・。 が・・がんばります!』

・・・黄土様・・意外にやる気になってんじゃん・・・・・・頑張ってくれ・・俺は演歌中心なんだよ・・・


「さて・・俺はソロソロ寝ないと・・・・結構仕事が詰まってきてるからさ・・」

『ママー!ボクもねるー!』

「王次郎も寝るの?・・・。 じゃあ・・」


「王次郎、王次郎の上で寝ていいかい?」

『うん!ママはボクの上!』

「そういうことですので、黄土様・・お先にお休みさせていただきます。」


『・・・・・私も・・・王次郎様と・・・』

・・・え?・・・・・・自分の部屋帰ったほうが・・・・・


『私も・・王次郎様の上で・・・良いですか?』

「・・・・・・・・・・・・」


『いいよー!』

『王次郎様ありがとう御座います。』

・・・・・・・え?・・・・・・・・黄土様最近積極的じゃないですか?・・・


「まぁ良いですけど・・・俺は・・・もう疲れたんでおやすみ・・・」

『ママ!おやすみー!』

『ニック様、王次郎様、おやすみなさいませ。』


結局、黄土様は俺の横で・・・王次郎にしがみつきながら寝る・・・

・・・まぁいいか・・・おやすみ・・・Zzzzzzzzz




(ニックよ・・・ニック聞こえておるか?)

(・・・・女王陛下・・?)


翌朝・・というか結構早い時間に女王から通信が入った・・

ってかインプラント付けたのね・・・それにしてもこんな早くに・・起こさないでほしいんだが・・


(ニックよ。至急、妾の部屋へ来てたもれ)

(何か在ったんですか?)


(先程、巣の外を巡回しておった者から報告が、入った・・・)

(・・・・・もしかして・・・・・・アームズ絡みですか?)


(うむ。)

(そうですか・・・もう来ちゃいましたか・・・・・)


(まだ、来ては居らぬが・・・軍の進行がコチラを目指していると言う話じゃ・・)

(・・・・そうですか・・・実験の結果・・まだでてないんですけど・・・)


(うむ・・・。しかし、対策を練らんと・・どうにも成らんとおもっての・・)

(わかりました。すぐ向かいます。)


・・・しかし・・こんな時にも俺に頼るってことは・・・

女王の周りには参謀みたいなやつが居ないのか・・・・困ったな・・・・

・・・・近衛蜂なにしてんだよ・・・・


俺は、王次郎の上から急いで下へ降り支度を始める。


『んー?ママー?もう起きたのー?』

「あー、王次郎はまだ寝てていいよ。黄土様も居るんだし」

『うんー。おやすみー』

「はい。おやすみ」


・・・・うーん・・・それにしても・・ちょっと反応がはやいなぁ・・・・

・・・どーするかなぁ・・・交戦出来る兵隊が居ないし・・・困ったな・・・

早くゼロ辺りでも羽化してくれると助かるんだが・・・


俺は、急いで女王の元へ向かった。



女王の部屋の前に来ると近衛蜂が此方に話しかけてきた。

『ニック様、中で女王様の他に白氷様と赤熱様がお待ちしています。』

「お!・・そうか・・俺以外にも話し振ってたのか・・まぁそっちのが良いな・・・知らせてくれてありがと」

『・・・それと・・・女王様の触覚には・・あまり触れないでおいていただけますか?』

「?・・・・なんかあったの?」

『私からは申し上げれないので・・・すみません。』

「ふ〜ん・・・」


・・・あれかな?追加のインプラントで少しエライことに成ってるのかな?・・まぁいいか・・


俺は近衛蜂が開く扉をくぐり抜ける。


「遅くなりまして、申し訳ありません。只今到着いたしました。」

・・・・・・・・え?・・・・女王・・・・その頭・・・どうした?・・・・


「あ・・あの・・女王陛下・・・」

『おお、ニックよ・・来たか・・・では会議を始めるとしよう・・』


・・・まぁいいか・・近衛蜂からもいわないでくれと・・・言われたしな・・黙っとこう・・

若干言いかけたから・・女王から突き刺さる気配にちょっと・・怖いし・・・


『先程、主様より、巣の周辺より南側の開けた場所でアームズの軍を見かけたと報告が有った。』

『更に主様の話では、兵隊蜂の二匹がどうもその軍へ奇襲を掛けたようなのだ・・』

・・・え!・・・やっちゃったの?アイツ等・・・・・・そりゃ・・・ダメだろ・・・

・・ってか・・主様・・そんなことしてたの?・・また、アッチに戻ってるとばかり・・・


『事ここに至ってはもうどうしようもないが、やってしまったことは仕方ない・・』

『アームズの軍はそれを期に一部の部隊を此方に向かわせたようなのだ・・・』

・・ヤベー・・・非常にヤバイ!・・・・・此の巣終了のお知らせにしか聞こえない・・・・・


『母上様、よろしいでしょうか?』

『なんじゃ?』

・・・・白氷様・・意外に冷静だ・・


『そのアームズとは?一体どのような者なのでしょうか?』

『ふむ・・その事については、まだ其の方等には伝えて置かなかったが、我らの天敵といえばよいじゃろうか・・』


『・・・・・其のような敵にどうして・・』

『どうも、ニックの実験に協力していた者達の中で、脱走した者たちが居たのじゃが・・その者達が今回の主犯じゃ・・』


・・ちょっとぉー・・女王・・そう云う重要なことは前もっていっといてよ・・しかもサラっと俺のせいっぽく聞こえる・・・


『・・・ニック殿?』

「あー・・発言いいですか?」

・・・白氷様・・そんな目でこっち見ないで・・ただでさえクールビューティーなんだからさ・・

・・若干こわいんだよ・・・・・


『うむ。』

「えっとですね、先日この巣の間近まで、偵察に着ていたアームズとの戦闘が有りましてね?」

「其の際に多数の兵を失いながらも王次郎の活躍で、アームズを生け捕りにしたんですよ・・」

『・・誠か!』

・・・・白氷様・・意外にこの巣で起きたこと知らないんだな・・・・


「ええ。白氷様。 しかし、牢屋に入れていたのですがすぐに抜け出してしまいましてね・・」

「コレまた、多数の蜂を失ったのですが、どうにか倒す事に成功したのです・・・」


『・・・どのような損失だったのじゃ・・?』

「具体的な数字はちょっと把握していないんですけど・・・あ・・ちょっとまってくださいね。」

(ヘキサ 聞こえる?)

(何でしょうか?)

(この間のアームズとの戦闘で死傷した蜂の数とか判る?)

(検索中・・・・・・完了)

(負傷、兵科20匹 工員102匹 死亡364匹内、兵科12匹 工員354匹 に成ります。)

(わかった。ありがとう・・・)


「えっとですね。 今調べてもらった所・・どうも・・死傷あわせて・・400近い数が一匹のアームズにやられた模様ですね・・」


『?・・・・なんじゃと!・・それは・・誠か!・・・・』

『白氷よ・・妾も調べた結果を今しがた聞かせてもらった・・・しかし・・凄い数を一度に失ったようじゃな・・改めて数字で聞かされると・・』

・・・女王は通信出来るから聞こえると思うけど・・回線開いてない姫には聞こえないか・・・


『・・それほどの敵なのですか・・・しかし・・信じられません・・』

『ふむ・・・・しかしじゃ・・事実では有るのじゃ・・・』

・・・白氷様・・・・すごく驚いてる・・そりゃそーだな・・結構死んだしな・・あん時兵隊が数十匹って言ってたの・・ありゃウソだったな?・・・・・


『そんな・・・』

『うむ。 其のような敵に対し我らの眷属が宣戦布告をしたようなものじゃ・・一部隊が来るとあっては・・正直妾達にはどうにもできん・・・』


『母上!・・・』

『あの・・お母様・・よろしいですか?』

『うむ』

『あの・・なんで私が呼ばれたんでしょう?』

『・・赤熱よ・・お前も此の巣ではそれなりに高い地位におるのじゃ・・話に参加させないわけにもいかんじゃろう・・』

『そ・・そうですか・・・』

・・・赤熱様・・終始帰りたい雰囲気だだもれだ・・・・・いたたまれないのか?

・・ってか・・口調変わってるじゃん・・・猫かぶってるな?


『まぁ、其のような状況の中、主様はその部隊に張り付いて今も監視している状況じゃ・・』

「マジですか!?・・主様・・やる時はヤルやつだな・・・ビックリした・・」

・・・主様・・見直した!・・やるときゃヤル男だわ・・・雄だわ・・・・・


『ニックよ。 存外其の方は主様を軽視しているようじゃが・・やはり偉大なお方なのじゃよ』

「はぁ・・まぁそれはしってるんですけどね・・・・なんか似合わないっていうか・・・まぁ良いでしょう・・」

・・・まぁ・・神さまだからね・・偉大なのはしってるんだ・・が・・・・にあわねぇ・・・


『話を戻そう。』

『事ここに至っては、既に我らに避けるべき未来はない・・成れば・・徹底抗戦となるわけじゃが・・』

・・・んー?避けれないか?・・・・避けれる気もするが・・・


『母上様・・それでは、戦と成るのですね?』

『うむ』

・・・ふむ・・・こりゃ戦になるな・・ってか、女王ヤルしか無いってかんがえてるな・・


『では、どのように対抗するおつもりでしょうか?』

『ふむ・・その事についてなのじゃがな・・。 ニックよ・・・何か良い案はないか?』

ちょ!・・そこでフルなよ!・・・・なに?俺が考えんの?・・・


「ちょ・・いきなり振られても・・。 う〜ん・・・そうですね・・・無いわけではないですよ?」

『!誠か!ニック殿!・・・・・・』

・・・白氷様・・・・・すっごい希望に満ちた目を向けないで・・・期待されても答えれないよ・・・


「いや・・時間が若干かかるかもなんで・・出来るとは断言できないんですけどね?」

「ただ・・時間・・そうですね・・そのアームズはどのくらいでこの巣に接敵するのでしょうか?」

・・時間かければ・・ゼロ達も羽化するだろうし・・・それに対抗出来る武器も作れるだろう・・


『ふむ・・主様の話によると・・そうじゃな・・3日はかかるようじゃが・・』

「その数とかは?」

・・3日・・・正直微妙だ・・・・


『ふむ・・正確な数字は・・報告がない・・が一部部隊と言っておったからのう・・・』

『恐らくは、20匹から30匹ほどの部隊と考えてよいじゃろう・・・』

・・・数・・30くらいか・・・一箇所にまとめて、王次郎砲で一掃できんじゃね?


「20から30ですか・・・・・」

『ニック殿・・正直に答えてほしい・・・勝つ見込みは有るのか?』

幾つかは、考えつくけどな・・・・どーしたもんか?


「そうですね・・一番手っ取り早いのは・・・恐らく一箇所に誘導した所に・・王次郎の・・その例のアレを叩きつければ瞬殺出来ると思いますが・・・・しくじった場合の事も考えますと・・」

『ニック殿・・王次郎様の例のとは?』


「あれ?白氷様知りませんか?・・先日この巣が盛大に揺れたでしょ?」

『ああ・・あの地震ですか・・・それがなぜ王次郎様と?』


「白氷様すみません。 女王陛下・・すみませんが・・場所を”時の記憶”へ移しませんか?」

『ふむ・・・何故じゃ?』

「そうですね・・ここですと会話による意識の伝達には相違も出ますし・・・”時の記憶”でしたら私のほうで調整して対抗作の詳細とか一度にお伝えできると思うんですよね・・・あとは・・武器とかの製作にも時間かかりますし・・作業時間を少しでも短くしたいんですよ・・・」


『ふむ・・わかった。 皆のもの”時の記憶”へ席を移す』

『母上様!待ってください!・・なぜ?”時の記憶”などへ?・・あそこには何もないじゃないですか・・』


『白氷よ・・行けば判る・・いまこの巣では・・非常に重要なそして・・この巣の未来がそこに有るのじゃ・・心してついてくるのじゃ』

『・・・・・・・・』

・・・白氷様・・・意外に・・・何も知らないのか・・・


『あ・・あの・・わたしも・・行かないとだめですか?』

『赤熱よ其の方もついてくるのじゃ!』

『・・・はい・・・・』

・・・・すっごいシブシブだな・・おい・・・


「白氷様、赤熱様・・意外に良いものが見れますよ?期待してくださいね・・・」

『『・・・・・・・・・・』』



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