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〜ん?・・それが理由?〜

ちょい短い


俺が研究室に戻ると、残り三匹の内一匹は戻ってきた。


現在部屋には、繭三個、他に9と6が居る。

「さて・・・・9はちゃんと戻ってきたんだね。エライ!」

『・・・戻んないと・・・やっぱり殺されちゃうんじゃない・・・』

・・・まぁ・・場合によるよ?


「まぁさ・・8のヤツ・・ありゃしょうがないよ・・もし気になるなら8とのやり取りを聞かせようか?」

『・・・いい・・大体わかるから・・・・』


「8のヤツの性格お前らしってた?」

『まぁ・・少しはね・・・ただ・・あたしも好きじゃなかったし・・違反が多いヤツだったから何時かはああなるとは思ってたよ・・・』


「ふむ・・そうか・・・」

「ところで、6は?なんで脱走したんだ?」

『ぼ・・ぼくは・・・・・その・・・』

・・・あー・・なるほど・・そんな感じの子かぁ・・


「あー。 攻めてるわけじゃないんだ・・理由だけ知りたいんだよ。ほら俺も悪い所あるし・・改善したいからね」

『・・・・・・』

・・・だめか・・・


・・まあいいや・・実験すすめるべ・・・

「まぁいいや・・・じゃぁ・・実験始める前に取り敢えずこれ飲んどいて」

『なんですか?・・それ・・・』

『・・・・・』


「んー?これ飲むと、気分落ち着くヤツ・・ほらさっきみたいに取り乱さないようにさ」

『・・・のめばいいのね?・・・・』

『・・・・・』

・・・・やっぱり・・9は疑り深いか・・・良い良い・・面白いな・・


「まぁ・・飲まなくてもいいよ?ツライ思いしたくないなら・・飲んだほうが良いと思うけどなぁ・・」

そう言って俺がファンクションを袋へ戻そうとすると。


『!・・飲むわよ!・・飲めば良いんでしょ!』

『!・・・・・』


9と6が慌てて、ファンクションを奪い取り飲んだ。


・・ふー・・成功か・・・これで後は・・2と3か・・・・

アイツ等ずっと同じ位置から動いてないんだよな・・

ずっと同じ位置っておかしくねーか?


「なぁ・・9か6でもいいからさ・・2と3がなんで戻んないかしらない?」

『あたしは・・・あまり良く知らない・・仲は良い方じゃなかったし・・・』

・・・ほう・・・コイツは・・・しらなさそうだな・・・


「6もしらない?」

『・・・・・・・・』

・・・・内向的過ぎる・・・これで良く兵隊が務まるな・・・・


・・んー・・・・どーしたものかな?・・・・・

「じゃー・・・どーすっかなぁー?個別で事情聞くのももう8でイッパイ、イッパイだったからさー」

「正直、もう実験メンバーの人数これでやっちゃおうか思ってるんだけど・・いいかな?」


『あたしは、かまわないわよ?』

『・・・・・・・・・・・・・あ・・あの・・・』


・・・・ほうほう・・・なんとなくそうじゃないかと思ってたよ・・6のヤツ・・内向的だけど・・他をよく見ている・・つまりコイツは秘密捜査的なことに向いてるかもしれんな・・・


「どうした?6」

『あの二人・・・・・・てるんです・・・』

・・・まぁ・・コミュ障なのはいなめないな・・・


「ん?聞こえない・・・・なんていった?」

『・・・・・・・・・・・・できてるんです!』


「んー?・・・・・・できてるって・・・なにが?」

『あの二人、互いを愛し合ってて・・・その・・・』

・・・・・・・・え?・・・そっち?・・・・・そっちに話しいっちゃうの?・・・・・・


「・・・そ・・そういうのって・・・兵隊蜂同士であるものなの?」

『ふ・・普通は・・無いです・・・』

・・・・・やっぱり・・・そっちの話しになるんじゃんか・・・・しかし・・女の子同士ってことなんだろうか?・・・それともパーソナルは雌雄なのだろうか????よくわからん・・


「ふむ・・・特殊なわけか・・・・・恋人同士・・・かぁ・・・」

・・・・・・・ふむふむ・・・・・・しかし・・・恋人の絆ってやつだよな?・・・・

!・・・・もしかして・・・意外に逸材なんじゃ?・・・・・ロボット物のやつだと・・・複座システムでとか・・後は、特撮物だと・・・巨人に成るのに・・男女合体的なやつとかあったきがする・・


これは・・・面白い素材だ・・・是非手に入れよう。


「ふむ・・・つまりだ?」

「2.3は恋人同士で・・この実験をボイコットしたわけだね?」

『・・・はい・・・そうなります・・・』

・・・ボイコットした理由・・しりたいな・・解決できれば・・・引き込めそうだ。


「6はその理由しってる? ・・・・・しってるよね?多分お前はそういうことを見聞きするのが得意なはずだ・・・そうだろ?」

『・・・・・・・・・・はい・・・・・』

・・・ほら・・やっぱり・・・・


「ゆっくりでいいよ・・6。 ちゃんと話してくれ」

『・・・2と3は・・元々同期の仲で・・・しかも卵の時に・・・一緒に部屋を使っていた仲なんです。』

・・・ほうほう・・・そりゃー・・絆は育まれるわな・・・他の蜂以上にさ・・・


「つまり、恋人であり兄弟みたいな物ってことか?」

『ええ・・・・。 それで・・・今回の実験で・・2が・・自分はどうなっても良いけど・・3だけは・・と言い始めまして・・・』

・・・・この実験・・相当前評判わるかったのかな?


「もしかして・・俺が蛹になって色々やってる間に・・・一日遅れちゃったから?不安になっちゃったのかな?」

『多分・・・・それも有ります・・。 でも・・・多分原因は・・・昨日の大きな音でしょう・・・・』

・・・・・・あれか・・・・・・・・・あれは・・・どうにもならんのだよ・・・・俺にはね。


「・・・アレは・・王次郎が・・ちょっとトイレ行ったときに不慮の事故が起きただけの事なんだけど?」

『・・・ボクには・・わかりません・・・ただ・・あの様な音と振動は経験した事がなかったので・・』

・・うん・・・おれも初めてだったけど?


「そうか・・・・で?それがどうしてボイコットする原因になるの?」

『アノようなことが出来るのは・・この巣では・・恐らく・・ニック様、もしくはニック様の手による何かであろうと・・皆心配に成りまして・・・』

・・・いや・・間違っちゃいない・・・間違っちゃいないけど・・・・・・う〜ん・・・・


「じゃぁ・・つまるところ、俺の実験で犠牲になると思ったわけなのかな?」

『はい・・・・。』


「そうか・・・まぁ・・あの事件は仕方ないだろう・・・俺もお前らの立場なら同じ思いをしていたよ」

『・・・・・なんかすみません。』


「いやいや・・謝ることじゃない。 むしろ俺がお前らを心配させたのが悪かったな。すまないな」

『・・・・・』

・・・・・・よし・・おれの実験で成果が出ている事を訴えて・・

さらに安全だ・・・100%ではないがね・・・とちゃんと教えるところからはじめるかな・・・


「よし!わかった・・取り敢えず2と3には話ししてみるよ。」

『はい・・有難う御座います。』


「9も済まないね。 なんか心配させたみたいで、申し訳ない」

『・・・ニック様は・・あの大きな音の原因とか知ってるんですよね?』

・・ん?


「しってるよ?目の前に居たからね?」

『アレって・・なんなんですか?・・・あたしも・・不安だったんです・・』

・・そうか・・蜂達全員が不安だったのか・・・・そうだな・・・


「じゃぁ・・もしかして・・6も不安だったのか?」

『はい・・・正直・・怖くって・・・』

・・・まぁそうだよな・・・・・


「んっとな?お前らの前だからぶっちゃけて正直に話すと・・」

『うんうん』

『・・・・・(ゴクリ)』

・・・怖いとか言っときながら・・好奇心には勝てない連中か・・・面白い・・


「王次郎・・つまり、王子の脱糞の音・・なんだ・・・」

『へ?・・・・・・・・・・・・』

『・・・マジですか?・・・・・』

・・・・・ただの・・脱糞でばないがな!


「・・・正直ね・・俺もウソかと思ったくらいだよ・・・・脱糞の勢いで・・巣の門が吹っ飛んだからね・・」

『ちょ・・・!・・それ・・・それでいいの? 女王様なにかいってなかったの?』

『そうですよ!・・そんな・・しかし・・ホントなんですか?』

・・・・・これね・・ウソではないんだ・・・俺もホントはビックリしちゃってんのよ?


「俺は包み隠さず今の事を女王陛下へ報告したよ? ちゃんと理解してもらったけど?」

『そんな・・・じゃぁ・・あたし達・・・何のために逃げたのよ・・・・』

『そんな事だったなんて・・・・・・・・』

・・・・まぁ・・8は恐らくそこら辺関係なかった気がするが・・・・


「まぁ・・・ウソはついてないよ・・ただ、脱糞の規模が異常なほど・・大きかっただけなんだ・・」

「実験が終わったら今度その惨状見せてあげるよ・・ってか嫌でも見ることに成ると思うけど」

『・・あたしは・・勘弁してほしいわ・・・』

『ボクは・・ちょっと見たい気もします。』


「まぁ、そういう話なんだ、でも王次郎には言わないでね・・あの子意外に傷つきやすいからさ」

『わかりました。言いません』

『ボ・・ボクもいいません』

・・・・・・・・・・これ・・6は言うタイプだろ?・・・・まぁ・・いいか・・


「まぁ・・誤解みたいなものも解けたんだしお前らはしばらくゆっくりしてな」

『え!?・・実験するんじゃないの?・・いいの?』

『・・・実験・・・・は?』


「さっき飲んだ薬・・・アレが、お前らを強くする薬だよ。」

『!・・・・・・・・・騙したのね!』

『・・・・・』


「騙しては居ないよ?あの薬飲まないとツライ方法でしか強くできないからね」

「それに・・蛹に成れば自動で寝ちゃうんだ・・落ち着くだろ?」

『・・・・・・・・・・・・』

『・・・蛹・・・・・・・・・・』

・・・・・そういうこと・・・・・・じゃぁ・・ゆっくりおやすみ・・・


「取り敢えず俺は2と3のとこ行ってくるけど・・次逃げたらえらい目に逢うからね?憶えといてね」

『・・・・はい・・・』

『はい・・・』


そう言っておれは部屋を出た。



・・・・ふー・・・さてー?次は2と3かぁ・・・・どう説得するかな?



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