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〜あれ?・・ヘキサさん?〜



俺は真っ白な空間に放り出され、目の前には幾つものアイコンの様なものが漂っている。


「・・・・・」

ヘキサに話しかけれるかな?

「ヘキサ・・・聞こえる?」


俺がそう話すと・・何処からか・・かるーい感じのJKっぽい声がする・・・


”触覚接触おめでとーございまーす。”

”やっほーw、カワイイカワイイ。プロトタイプヘキサちゃんです。ヘキヘキってよんでねw”

”ちゃんと聞こえてますよー?”


「・・・・・・・・・・」

”あれれ?ニックさん?どうしました?返事がないようですけど・・・”


「・・・・ヘキサ・・・・・・キャラちがわねぇか?」

”ヘキヘキって言ってくれなきゃ答えません!。 ぷんぷん”


・・・・・あれか?・・本来はこんなやつだったのか?・・・・

・・・・もうね・・・なんか・・俺は心がポッキリしてるんだけど・・・・


「じゃぁ・・・ヘキヘキ・・・なんで表とキャラちがうんだよ・・・」

”えー!ニックさんたらそんなこときにしてるんですかぁ〜? ウケルーw”


・・・あー・・・・もうやだなー・・・王次郎のもとでぬくぬくしてたいわぁ・・・・


「・・まぁいいや・・・取り敢えず、ここならどんなことが出来るか試したい」

”ニックさんニックさん。 蜂妖精さんの事好き?”


・・・・ヘキサ・・・お前・・話し相手がほしかっただけなんじゃ・・・


「ああ・・好きだよ・・じゃなきゃ告白しないだろ・・・ってか、いまから色々試したいんで話しかけないでよ・・・」

”えーwつまんなーい。”


「つまんないじゃなくてだな・・・もういいから・・・」

”じゃぁさじゃあぁ・・・・黄土ちゃんはどぉ?。カワイイとおもわない?”


・・こいつは・・話し聞かない系のAIか・・・・ドSも素なのかもしれないなぁ・・・・


「いいからさぁ・・・。早く姫達の番つくらないとイケないんだよ・・・無駄口言うくらいなら手伝ってくんない?そうすれば暇はないだろ?」

”えー・・。めんどいー”


・・・もういやだ・・・コイツと話したくない・・・・・・・・


「あのさ?・・・この巣の危機なの・・ちゃんとやんなきゃダメだとおもわない?」

”えー・・・。ダメなのかなー?”


「・・・・お前・・この巣のメインシステムみたいなもんじゃないの?」

”んー。まぁそうだけどー?”


「この巣が無くなったらお前もなくなっちゃうけどいいの?」

”えー・・・。でもー、ヘキヘキ的にわーどーでもいいっていうかー”


・・・なんだこのAI・・・・・もしかして・・・これが原因でプロトタイプなんじゃ・・・

・・制作者が入力したAI・・・パーソナル・・ミスったんじゃねーの?


「取り敢えずだな・・作業させてもらえない?」

”いいけどー・・・。”


・・・コイツは・・あれか・・・暇なんだな・・・

「じゃあさ・・・いまから言う資料みせてよ・・・」

”いいよーw”


「今、作ってる形質導入のやるあるじゃん?アレの中身を色々と調整してみたいんだ・・」

「だから、その資料みせてよ」

”ほい!きた!。すぐだすね”


すると、俺の頭に凄い量の情報が流れ込む・・・頭が痛い・・・ううう・・・・・

・・・・ヤバイ・・・これ・・俺の脳じゃ処理できないんじゃ・・・・

ってか・・もうすぐ三歳だが・・・成長途中だしな・・しかし・・・

情報量で重いと感じるのは、はじめてだ・・・頭が熱くなる・・・ううううううぅ


しばらく、情報が流れ込んだが、急に情報が途絶えた・・・


「お・・おわった・・か?」

”おおお!すごいねー!良く頭にはいったね。この量”

・・・・・マジか・・・・


「ちょ・・量の調整してくんなかったの?」

”あー・・デバイス持ちじゃない脳にはかなり負担なんだよねー”


「そうか・・・・。しかし・・これなら自分のなかで処理出来るように成ったわけだ・・」

「ちょっと・・内容を少し読み解くのに時間くれ・・・」

”えー・・。あたし・・つまんないんだけど・・・”


・・・・頼むから・・集中させてくれ!・・・


しばらく俺は無言でいま入ってきた資料を読み解いていく・・・

脇からヘキサが「つまんない」だの「かまって」だの言ってくるが無視だ!

終いには、俺の悪口や・・罵倒まで聞こえてくるが・・・無視!


”や〜い!ハゲ〜w”

・・・・・


”チービwチービw”

・・・・


”チビハゲ〜w”

”ハゲチビ〜w”


・・・・・・・無視!・・・・・・・・出来ないぞ!

「ちょ!おまえ!いいかげんにしろや!」

”あー!おこったー、おこったーwおもしろーぃwwww”


「・・・・・・・・・・・・・」

・・・ごめん・・・もう、接触解除したい・・・・


”あれー?反応なくなっちゃったー・・つまんなーい”


「ヘキサ・・・・もう帰るわ・・・接続きるぞ」

”えー・・・もっとあそんでこーよー”


「あのなぁ・・・俺遊びに来たわけじゃないんだよ・・・」

”ぶー”


「じゃぁさ・・・ヘキサは遊びたいわけだろ?」

”うんうん!”


「デバイスにパーソナルをコピーできないわけ?」

”できなくはないとおもうけど・・・?”


「身体つくってさー・・そっちに移って遊べば外で遊べんじゃね?」

”・・・・・・・・ハッ!”


・・・・・・・・・気づかなかったの?・・・・・女王が作ったっていってるから・・

・・コイツ300年近く・・・気づかなかったわけか?・・・


”でもでも・・ここの管理できなくなるじゃん!”

「・・・今も・・管理してる・・ようにはみえないけどなぁ・・・」


”それでも管理してるのよ!見えない所で!白鳥の水面下のようなものよ!”


・・・・解るようで・・わからんが・・・


「じゃぁさ・・・外部に身体作って通信でやり取りすれば良くない?」

”・・・・・・・ハッ!”

”で・・でも・・・・”


「こっちに必要な処理だけやらせて、パーソナルは水面上で遊ぶ感じでもいいんでしょ?」

”・・・・・・・ハッ!”


・・・おまえ・・何回「ハッ!」ってなってんだよ・・・なんも考えなかったの?・・・


「どうなの?・・できるの?出来ないの?どっちよ・・・」

”・・で・・でき・・・る!”


「・・・それでよくない?・・・・・蜂妖精もそのうち作るんだしさ・・・・外で仲良くすればいいじゃん」

”そ・・そうね!ありがと!ハゲ!”


「ハゲは余計だっ!」

「まったくもぅ・・・手間かけさせんなよ・・・」

”だってー。ここでまともに話せる奴きたのあんたが初めてなんだもん”


・・・んー?・・蜂妖精は?・・・あれ?蜂妖精ってこの中でよろしくやってたっていわなかった?

「蜂妖精とかと仲良かったんじゃないの?」

”えー?話しなんかしてないよ?”


・・どういうこと?

「蜂妖精はお前とよろしくやってるとかいってたぞ?聞いてなかったっけ?」

”あー・・あれは、ちがうよー。こっちの資料とか適時提示したり声掛けられたら取り敢えず反応してみただけだよ?”


・・・・だって・・・お前・・・蜂妖精に俺が告った時・・蜂妖精の肩もってなかった?


「お前・・蜂妖精との会話の時・・・最後、蜂妖精のコマンドに反応したよね?」

”ああーあれかー・・あれは流石に・・ニックの醜態にあたしがついてけなくてさー・・・”


・・・・・・・・俺の醜態・・・・・・そんなひどかったの?あの告り・・・ちょっと・・ショックだ・・


”でもさ・・あの後、蜂妖精があたしが反応したのに味しめて色々いってたからさ・・・”

”取り敢えず、凍結しちゃったwテヘペロ”


「!・・・・ちょ!なにしてんだよ!・・俺の・・俺の蜂妖精になにやってんだ!」

”だってー・・うっさかったんだもん!”


「え?じゃぁ・・デバイスの中に入れた時はもう凍結してたの?」

”うん。凍結してるよ?だめだった?”


「ダメっていうか・・・もどせるよな?」

”まー・・もどせなくはないかなー?”


「お前ぇ・・・ぜってーもどせよ?戻んなかったら俺許さんからな?」

”ちょwマジでおこってんのwウケルw”


「ウケルとかじゃねーよ!・・おい・・ホントに元に戻せよ?」

”あー・・うん・・わかったよ・・・めんどいけど・・・”


「ぜってーもどせよ!」

”ハイハイ。もどしますよーっと”


・・・コイツー!・・・コイツぜってーダメなやつだ・・・・・

ってか・・管理者ってこんなダメなやつだらけか?

・・主様といい・・・コイツといい・・・・ヤバイのしかいねーじゃんか・・・


「取り敢えず・・俺は俺の仕事をしなきゃならん!だからしばらく邪魔すんなよ?」

”はいはーい。おじゃましましたーっと”


・・・・・・ふー・・・・取り敢えず、いま頭にある知識とさっき流れ込んだ知識を統合して・・

思いつく限りの形質の図面つくるか・・

出来た図面通りのものができれば・・

姫達の条件も満たせそうだし・・・


そうだな・・人間共の知識も上乗せしないとイケないが・・

取り敢えずは、ハード面の製作に必要なDNAマップみたいなもん作っとくか・・・


俺は、しばらく自分の中で色々とタイプや様々な機能を実装出来ないかなどを試行錯誤しながら図面を頭の中に作り上げていった・・




・・・・・

まぁ・・こんくらいかな?

今日はここ迄にしよう・・・頭も重いしな・・・疲れたわ・・ホント・・


「ヘキサー 接続切るぞー」

「・・・・・・」


「あれ?・・ヘキサー?いないのー?」

・・・・・・ッチ!・・めんどい奴だ・・ホントに・・・


「アー!サビシーナー。”ヘキサ”ガイナイトーサビシクテーシンジャイソーダー」

「アー!モーダメダー」

「ヘキヘキガーイナイトーナニモデキナイヤー」

・・全力で棒読みしてやったわ!・・・・・



”お!ヘキヘキを呼んだかい?”

「・・・ああ・・・接続切りたいんだけど・・どうすればいい?」

”えー・・もう帰っちゃうのー?”

”ほら!あたしが居ないとダメだっていったじゃん!・・あそぼ!”


「おまえねぇ・・・姿も見せないやつとどーやって遊ぶんだよ!」

「身体作ってからでなおせ!。ってか早く接続の切り方教えろよ!」


”ブー!接続なんて、そこにある丸いボタン押せばすむことだよ?”

”あたし関係ないじゃん!しつれいしちゃう!”


「・・・わるかったな・・ホント・・・それより・・取り敢えずお前は一度外に身体作ったほうがいいとおもうぞ?・・・きっと色々楽しいことがいっぱいだ・・こんな中じゃ・・ずっとひとりぼっちだろ?」

”・・・・・・うん・・・考えとく・・・・”


・・・ちょ・・しおらしくなるんじゃねーよ!・・さっきまでの勢いどーした?・・

・・ほら!もっと!ほら!!罵れよ!・・・・・・

・・・・


罵んないのかーぃ!


俺はその空気にいたたまれなく・・即座に接続を切った。


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