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〜ヘキサ万能説〜

俺は、るんるん気分で自室に戻ると、すぐにまた部屋を出る。

「王次郎少し、出てくるよ。」

『どこいくのー?』

「”時の記憶”へいってくる。」

『ボクもいきたいー』

「王次郎は中に入れないからなぁ・・・」

『ぶー』

「でも、もどってきたらいっぱいお話してあげるよ」

「王次郎はちゃんと留守番できるかな〜?」

『ボクできるよ!いい子だもん!』

「そうかー!えらいなー!さすが自慢の息子だ!」

『へへーw』


「主様、ちょっとさっきの捕虜調べる道具とかあるかヘキサにきいてくるよ」

「留守番任せるよ。」


・・・主様・・・いつもすまねぇな・・・・



”時の記憶”にてヘキサへ話しかける。

『”ヘキサ” インプラントの進捗はどお?』

”培養完了まで、約26時間 完成度47%です。”


・・・ふむふむ・・・順調、順調・・・


『”ヘキサ” ソードヘッドに酷似した生物を発見したんだけど、資料あるかな?』

”詳細を提示してください。”

・・・まーそこまでわからんよね・・


『”ヘキサ” 生物を調べたいんだけど此の部屋に運び込めないんだよどうしたらいい?』

”携帯型の検査キットをお使いすることをお勧めします。”


『”ヘキサ” 携帯型の検査キットを作れる?』

”可能です。”

『じゃぁ、製作お願いしていいかな?』

”はい 携帯型検査キットの製作を行います。現在インプラント製作に並行しての製作のため少々お時間がかかりますがよろしいですか?”

『どのくらいかかるの?』

”携帯検査キットの製作に現状ですと、約8時間かかります。”

『じゃぁ、製作おねがいします。』

”携帯検査キットの製作を開始します。”


すると、インプラントを作っている隣に同じようなカプセルが出てきて其の中にまたニュルニュルを押し込み培養を始める。


・・・さて・・・これで、少しは外での調べものにてがだせそうだし・・・ついでに幾つかやっとくか。


『”ヘキサ” ソードヘッドと類似種を死滅させる薬とかよういできない?煙幕とかでもいいから』

”薬品の製作には、モデラー以上の上位権限からの許可が必要になります。”


・・なに!・・・・そうか・・・管理者とかいそうだしな・・・


『”ヘキサ” 此の施設の管理者はだれ?』

”工場長、固有名【百合咲き乱れる蓮剣】となっております。”

・・・・だれそれ?・・ってか名前なのそれ?


『”ヘキサ” その・・百合とか言ういうのは、この巣にいる?』

”はい 現在自室でおやすみに成られております。”

・・・・・・・女王・・・か?


『”ヘキサ” 女王の名前を読み上げてほしい』

”はい 冠名、女王の固有名は【百合咲き乱れる蓮剣】です。”

・・・・・・やっぱり・・・・・あの女王・・百合って・・・にあわねぇ・・・

・・・まぁいいか・・・・違和感しかないが・・・


今度、ツッコンで聞いてみるか・・怒られそうだけどw


『”ヘキサ” 女王から許可を貰えば薬品の製作がおこなえるのか?』

”はい”

・・・ふむ・・・しかし・・・気になるワードがさっきでてたよな?・・・・・工場長・・・・

・・・この巣・・工場なんじゃねぇの?・・・・異星人の・・かな?

であれば・・なにを作り出している?


『”ヘキサ” この工場は何を作り出すためにある?』

”当工場は、ATPエネルギーの製造を目的としています。”


・・・・ATP・・たしか生体エネルギー通貨と言われる、生物のエネルギーのことなんだが・・・・・・なぜ・・俺にその知識がある・・・・・?どこで学んだ?・・・あれ?大学か?・・・いや違う・・・どこでだ?・・・なぜしってる?・・・・・・


・・・やはり・・・俺になんか変なことが起こってるんじゃねぇか?・・・・

・・知り得ない知識が何故ある?・・・感情もあまり動かない・・・どうしてだ?

・・・ちょっと・・・怖いんだけど・・・・・あw怖いのは感情かw・・・しかし・・・


・・・考えても仕方ないか・・・おそらく原因は主様だろう・・・・あとで問い詰めるか?

それよりも・・つづけなきゃ・・


取り敢えず、気を取り直して・・・問題解決が先だな。

『”ヘキサ” 通信機とかはあるの?』

”はい 現在製作出来る通信機は触覚方式の物になります。”

・・・触覚・・・・・インプラントか?


『”ヘキサ” 現在作成中のインプラントの機能を知りたい。』

”はい インプラントの機能を掲示いたします”


”泉”に例のごとく見づらい文字の羅列が並ぶ。

取り敢えず機能を箇条書きで出すならば、

【感知系】

 ・熱感知・音感知・気流感知・臭気感知・接触感知・電磁波感知・光線感知・・・etc

【動作系】

 ・機器接続・限定範囲通信・接触構造分析・解析補助・・etc


・・・すげぇ・・・・なんだコレ・・・・ほぼ感知出来ないものないじゃん・・・

しかも、この機械とかに接続して、さらに限定範囲だが通信まで出来るじゃんか・・・

なんでこんな高機能なもの早く作らなかったんだよ・・・


・・よし・・このインプラントさえ有れば、ほぼ問題解決じゃねぇか?・・

・・取り敢えず、インプラントの完成までまつしかないかな・・・


・・・まてよ?・・外敵がいるんだよな?・・・・・薬品作るのはあとにしても・・兵器みたいなのあんじゃねーか?


『”ヘキサ” 武器って作れる?』

”はい 様々な武器を製作可能です。”

・・・・マジかっ!・・・やべぇ・・・これで、俺・・・この世界でチート主人公になれんじゃね?


『”ヘキサ” 光線を出すような武器とかもある?』

”はい 有ります。ですが、現在のユーザー権限では製作出来ません。管理者以上の権限が必要になります。”


・・・ちょっとー・・・マジで言ってんの?・・・・・管理者って女王だろ?

・・・女王に権限譲渡してもらうか?できんのかな?


・・・・・・・・・あれ?・・・いまさ・・管理者以上っていわなかった?・・・

・・・女王より上の権限持ってるやつがいるのか?


『”ヘキサ” 女王より上の権限を持ったヤツがいるの?』

”はい”

『そいつは、何処に居る?』

”現在では、確認できません。”

『そいつの名前は?』

”情報に制限が掛けられております。情報の開示を行えません。”


・・・・・つまり・・・何処に居るかわからないけど・・・・いるのか?いないのか?わからん・・・

どんなやつかも定かじゃないのか・・・恐らく異星人なのだろうが・・・


『”ヘキサ” 現在、俺の権限で製作出来る武器のリストを見せて』

”はい リスト化したものを掲示します。”

・・・・・・ずらーーーーーーーっと並んだ・・が・・・・どれもこれも剣だの斧だの弓だの種類はあるが・・・銃の様な物や光線銃とかは無い・・あと魔法の武器みたいなものもない。


・・・・これじゃあ・・・恐らく、人間と同じ程度の武力しか持てないじゃんか・・・

・・・いや?・・まてよ?・・・質量兵器というものもあるしな・・・・武器の規模を大きくしたらそのまま威力も上がるはずだし・・・兵隊蜂にもたせれば・・・・って奴らの前足では持てないか・・・

・・こまったなぁ・・・もう少しいい感じのがないかな?


精々、クロスボウとかならあるが・・・まぁ威力は動画で見たことある・・結構なものだった気がするし・・・使いようかな?


・・しかし、管理者が製作を支持すればもっと未来チックな武器も存在するわけだよな?

・・ミサイルや爆弾や・・・・銃・・・・・・・・・・・薬品作れれば火薬が作れそうだが?

形だけ形成して銃もつくれるか?・・それとも作ったら誰かに怒られちゃうのか?


まぁ・・・今ある武器でなんとかするか・・・・


ん?まてまて・・・・・・・・この剣とかより・・・・・・・・・敵さんを調べてそれから剣だけじゃなく様々な物を設計したら・・・・・?できるんじゃねぇか?

・・ヘキサにこだわるからできないんだろう・・・・・こっちには現代技術の知識があるんだしな・・

ヤレないことはなさそうだ・・・・時間かかりそうだが・・


もし、自爆蜂を利用して敵のなかで爆発させればそれなりにできるだろ?

・・あまり早急に手を出すべきじゃないのかもしれない・・・・


であれば、先に・・・捕虜のやつを解析するほうがさきでは?

・・・そうだな・・捕虜の構造を兵隊蜂に取り入れるだけでもいけそうだしな・・・


『”ヘキサ” 後天的に形質の変更、変質にはどうすればいい?できるか?』

”形質の変更・変質は一部可能です。利用方法は、形質改変ファンクションの導入になります。”

・・・なんか・・意味が解るようで・・・わからん・・・要はなんだ?どうやって導入すんの?


『”ヘキサ” 形質改変ファンクションの導入はどのようにやるの?』

”形質改変ファンクションの導入には幾つかの施術があります。施術一覧を掲示します。”


これまた、”泉”に手法がずらりとならんだが・・・・読みきれない・・すごい量だ・・・

簡単なものだと・・・・注射?・・・・経口注入?・・・・・ちょ・・手荒なものだと手術がある・・

・・・手術は・・・・・・できないだろ?怖いもん・・・・・


他にも、遺伝子を弄るようなやつもあるが・・それは俺じゃぁ出来ない・・ってか・・・?・・知識はあるっぽい?・・あれ?・・・・・・・俺、前世は医者じゃないぞ?なぜしってる?

・・・なんか混乱するな・・・やめとこう・・・そのうちやりそうだが・・・・・


ふむ・・結構調べ物はしたが・・・・・・結局・・・外敵に対しては、あまり役に立つ情報はないな・・

ってか、女王にそのうち権限譲渡してもらうか・・それがいいな。


取り敢えず、頭がすごく重い・・なんだろ?この違和感・・・ヤバイ・・すごく疲れてる・・・

よし!今日は・・・自室でもう寝よう・・・・明日にはインプラントが出来上がるしな・・・


『”ヘキサ” 自室にもどるよ』

”はい 行ってらっしゃいませ”


俺は自室に戻り、すぐに寝てしまった・・・・・王次郎・・・ごめんよ・・・

ママ頭痛いの・・・ヤバイ・・すごく頭使った気がする・・・・おやすみ。


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