〜ノセてなんぼ〜
このくらいの文字数ならスッと読めそうかな?誤字脱字多いけどw後ほど纏めて修正します。
蜂達はそれぞれの役割別に固まって育てられているので俺は使い捨てにされる役割の働き蜂のマンションへ向かった。
働き蜂マンションの蜂たちは、生存サイクルが非常に早い。
同じ卵なのに条件次第でこんなに役割が多種多様に別れるなんてすごく不思議である。
生存サイクルが早いということは、卵・幼虫・蛹・成虫の段階が短期間で行われるわけだ。
俺が目をつけている一番早いサイクルの個体は、卵から成虫までに3日で到達してしまう。
ホントに早い。
其の代わり、割り振られる役割というか出来ることがすごく限られており、この一番早く成虫になる個体は壁を壊す用の自爆蜂となる。
自爆蜂は、卵から還るとすぐさま、部屋の蜜を平らげすぐに蛹になり、2日ほど経つと羽化するのだが、通常の蜂達は羽が生えているがこの個体は羽が未完成のなのか飛べない。
大きさは、全長一メートルほどかな?なかなかに大きい。
成虫になった自爆蜂達は、羽化した姿のまま部屋でジッと動かないで命令を待つことになる。
そして、命令が来ると巣を掃除して回る働き蜂を食べ始めるというか丸呑みする。そして、爆破現場へ向かうと壁に張り付き爆発することになるのだ。
恐らく、爆発に使う燃料はメタン辺りだろう、掃除役の蜂はいつも中胸のあたりから腹節までを風船の様に膨らましているからだ、しかも排泄をしないと来ている。
ソードヘットの成体が主食としているのは、主に肉団子なのだが、幼虫はハチミツしか食べない。
そして、蜂にも好みが有るようで、肉団子を食べても気に食わなくてそのまま床に捨ててしまう個体も多くないため、ゴミというか食べ残しが頻繁に出る。
そこで活躍するのが、掃除役の蜂だ。
掃除役の蜂は数種類居る。主に活躍しているのが、食い残しの後始末をする個体で有る。
他にも、木クズや草などを食べる個体、特殊な個体で、どこからか紛れた金属類なんかも専門に食べる個体もいる。
俺が自爆蜂の次に目をつけているのがこの掃除役の蜂だ。
此方も生存サイクルが兵隊などに比べ早い。
卵から成虫までには大体2週間ほどになる。
しかも個体の大きさがとても小さい。
成虫の大きさは大体10〜20センチも行かないくらいだ。
この蜂なら扱いやすいだろうと思っている。自爆蜂は一メートルも有るので、今の俺が扱うには向いていないだろう。
自爆蜂と掃除蜂の分化はどこで決まるのかを数日かけて必死に研究した結果、意外に早く答えに行き着いた。
答えは、幼虫に与えられるハチミツの濃度や種類が全く違うのである。
つまり、幼虫に与えるハチミツの濃度や種類をブレンドしたりしたらどうなるんだろう?
それと、自爆蜂に与えられていたハチミツの中には恐らく成長を促す物質が入っているはずだし、ソレを見つければ、掃除蜂に与えて実験出来る。
そして、その工程や詳細がわかれば成長促進魔法の開発にも役に立ちそうだ。
さて・・
自爆蜂と掃除蜂のハチミツを部屋へ持っていって実験したいのだがなぁ・・
どうするか?容器がないから手で持っていくわけにも行かないし・・・
容器かぁ・・・
どうするかなぁ・・・コレはあれか?
それぞれのハチミツ作ってるヤツを拉致るしかなさそうだな・・・それか運搬係を俺の蛹室へ誘導するとか・・・?
拉致るっていっても俺みたいな赤さんにはムリだわ・・どうするか・・
ここは、主様に頼んで通訳してもらわないとムリかもしれん・・でも主様にフェロモンだせるかわからんしな・・どーしたもんかな?
取り敢えず、主様に強力を仰ぐか。
俺は、相変わらず卵運搬をしている主様に少し強力してくれないかとお願いした。
主様は心良く・・・手伝ってくれた!
(主様・・・お願いしたいことが・・)
(いや・・さっき運び込んでくれた卵あるじゃないですかぁ?アレを使ってちょっと実験したいことがあってですね・・)
(そんなに引かないでほしいんですが、とりあえず、実験って言ってもそれぞれのハチミツをウチの蛹室に運び込んでもらいたいんですけど、その手段がなくてですね。)
(ええ、そうなんです。何分俺一人じゃなにもできないんで・・強力してもらえません?)
(ヤダって?・・なんで?)
(姫蜂の幼虫にいいとこ見せる為に卵運んでるんだ!?)
(彼女ら・・まだ幼虫ですよ?人間で言えばまだ幼稚園くらいかとおもうんですけど・・・)
(ん?光源氏計画?・・・なんですかそれ?・・)
(幼虫の段階で?唾つけとけば将来有望?)
(そんな気の遠くなる計画はやめたほうが・・)
(!どうしてもやる!?・・・・)
(じゃぁ・・一言、兵隊蜂辺りに強力してもらえるように伝えれくれません?)
(イヤダ!?・・・時間がもったいないって・・・!)
主様は、すぐに卵運搬の列に戻ろうとするし・・
・・・・・・・なんとかならないかな・・ん?!
(じゃぁ・・いいですよ・・・・・・此の仕事はとても大変ですからねぇ・・)
(しかし、仕事が出来る雄がキリッとスマートに仕事をこなす姿って実にカッコイイと思うんですけどねぇ・・やっぱだめかぁ・・あーぁー・・)
(出来る雄代表と思ってた主様がイヤダと言うんじゃ・・しかたないですねぇ・・)
おっ!主様の歩みが止まった。
(あーぁー・・どっかに仕事が出来るカッコイイ雄はいないかなぁー?蜂の巣でみんな雌ばっかりだし・・)
(やっぱり俺が雄としてもう少しがんばるしかないかなぁー?)
主様がコチラをチラチラみてるしw
(その姿を見た姫蜂達が一発で俺に惚れちゃうかもしれないなぁ・・・いや・・絶対惚れ込むかもな!)
主様・・こっちガン見してる・・・w
(いやぁーwまいっちゃうなーw姫蜂達全員を相手にするなんて体一つじゃ身が持たないよ!まいっちゃうなーw)
・・・主様・・落ちたなw
(どうしました?・・主様?・・・・)
(やる?なにお?)
(此の仕事ヤリたいの?・・・さっきイヤダ!時間がもったいないって・・・)
(こんな運搬の仕事はもう終わり?時間なんかいくらでも有る!?)
・・主様・・結構手の平すぐに返すのねw
(やってくれんの?)
(いやー!出来る雄はちがうねっ!さすが主様だ!)
・・・主様・・意外にちょろいね。
主様は終始ご満悦で協力してくれた。
・・・実際にハチミツを運んでくれたのは兵士蜂だったけど・・・主様の指示はちゃんと伝わってるようだし、こりゃ使えそうだな・・・
予定通り、大量の各種ハチミツが揃った。
運び込まれたハチミツは壁とかに使われている素材と同じもので作られた大瓶に入っている。
・・・道具まで作れる蜂がいんのか・・すごいな・・
取り敢えず部屋に運ばれた自爆蜂と掃除蜂のハチミツをまぜるとする。
卵を王子用ハチミツ(王子蜜)と自爆蜂ハチミツ(自爆蜜)、そして掃除蜂ハチミツ(掃除蜜)が混ざったブレンド蜜にひたして時間経過を見た。
時間経過の間、他の室へいって成長促進の魔法が出来ないかチャレンジ!
掃除蜂の幼虫の口に掃除蜜を大量に詰め込んでみたり、撫でてみたりジッと祈りながら観察してみたりすごく集中して世話をしている。




