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玄武の渡り人 ~帰還できるのは、ただ1つの大陸だけ~  作者: かにかま
第2章 玄武門

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戦闘民族

玄武門へ戻る頃には、空が夕焼けに染まっていた。


今日の狩りを振り返る。


ユースケはLv23。

シオリとヒナはLv21になり、リク、カイ、ソラもLv21まで上がっていた。


レベルアップとは別に、HP、MP、VITも1ずつ上がっている。

さらに、片手剣はLv6、盾はLv5になった。


冒険者ギルドの前で、6人は足を止める。


「明日は地下だよね?」

シオリが聞く。


「うん。全員Lv21以上になったし、装備を整えれば大丈夫だと思う」

「了解!」


ユースケは5人を見る。

「じゃあ、明日の9時にここで集合でどう?それまでに各自で装備を更新しておこう」


全員が頷いた。

「分かった!」

「オッケー!」

「はい」

「また明日!」


5人と別れ、ユースケはそのまま冒険者ギルドへ入った。


今日集めたリザードマンの鱗をまとめて換金する。


【220,000Gを獲得しました】


「結構稼げたね」

ギルドを出ると、そのまま防具屋へ向かう。

店内には、以前にも確認したシルバーシリーズが並んでいた。


盾はすでにシルバーシールドへ更新しているが、頭、胴、腕、足はまだアイアンシリーズだ。


「うーん、やっぱり胴かな」

ユースケは170,000Gを支払い、シルバーアーマーを購入した。


防具屋を出ると、そのまま宿へ戻る。

部屋に入り、シャワーを浴びてから食事を取った。


今日の目的だったレベル上げもできた。

装備も1つ更新した。


あとは、明日に備えて休むだけだ。


…そのつもりだった。



◇

夜。


ユースケはアイアングレートソードを手に、玄鉄鉱山の周辺まで来ていた。

「少しだけやっておこう」


コボルト相手に両手剣の熟練度上げだ。


最近はパーティーで盾を使うことが多く、両手剣はまだLv2のまま。

「こっちも少し上げておきたいね」


近くにいたコボルトがユースケに気づき、武器を手に走ってくる。


ユースケは両手剣を振り上げた。

「パワースラッシュ!」


コボルトの武器が脇腹をかすめ、HPが少し減る。

だが、そのまま重い一撃がコボルトへ叩き込まれた。


コボルトが光の粒となって消える。

「やっぱりワンキルだね」


Lv17のコボルトなら、パワースラッシュが当たれば1撃で倒せる。


両手剣は盾を使えず、振り始めも振り終わりも片手剣より隙が大きい。

倒すこと自体は難しくなくても、自然と攻撃を受ける機会は増える。


「この辺は前と同じだな」


次のコボルトを探す。


今度は攻撃をかわし、そのままパワースラッシュを叩き込む。

1撃で倒す。


さらに次。

少し早めに動いたつもりだったが、コボルトの武器が肩に当たった。

「っ!」


それでも慌てず、両手剣を振り下ろす。

「パワースラッシュ!」

コボルトが光の粒となって消えた。


HPが減ってきたらアイアンスタッフへ持ち替え、ヒールで回復する。

MPが少なくなれば、安全な場所まで移動して休む。


十分に回復したら、また戦う。

無理をせず、それを繰り返していった。


しばらくして、コボルトを倒した直後に通知が現れる。


【STRが1上昇しました】


「よし」

ユースケは少しだけ表情を緩め、そのまま狩りを続ける。


そして、さらに何度か戦ったところで――。


【HPが1上昇しました】


「いいね」

避けられる攻撃は避けている。

それでも両手剣で実戦を続ければ、どうしても被弾することはある。


ユースケは再びコボルトを探した。

さらに狩りを続ける。

気づけば、かなりの数を倒していた。


そして――。


【両手剣熟練度がLv3になりました】

【ワイドブレイドを習得しました】


「本日3回目のピコーン!」

ユースケはすぐに詳細を確認する。


【ワイドブレイド】

消費MP:6

前方広範囲を豪快に薙ぎ払う。


「範囲攻撃か」

少し先に、1体のコボルトがいた。

まずは1体で試そう。

HPとMPに余裕があることを確認する。


両手剣を構えて近づく。

こちらに気づいたコボルトが走ってきた。

十分に間合いへ入ったところで、両手剣を横へ振る。


「ワイドブレイド!」

豪快な薙ぎ払いがコボルトを捉えた。

だが、光の粒にはならない。


「ワンキルはできないか」

コボルトが武器を振り上げる。

ユースケは横へかわし、そのまま両手剣を振り下ろした。

追撃が直撃し、コボルトが光の粒となって消える。


「なるほど」

ユースケは時刻を確認した。

「…2時か」


少しだけのつもりだった。

ついカッとなってやった、今は反省している


両手剣の熟練度も上がった。

ユースケはアイアングレートソードをしまい、玄武門へ戻っていった。



◇

宿へ戻ると、ユースケはそのまま部屋へ入った。

ベッドへ腰を下ろし、今日1日の成果を確認する。


昼間のリザードマン狩りでレベルは23まで上がった。


行動成長は、昼と夜を合わせてHPが2、MP、STR、VITが1ずつ。


武器熟練度も大きく伸びている。

ユースケはヘルパーを開いた。


【名前】ユースケ

【職業】盗賊

【レベル】23

【HP】64+9

【MP】58+8

【STR】21+10

【VIT】20+6

【AGI】27+9

【DEX】27+9

【INT】20+6

【LUK】21+2


【武器熟練度】

短剣:Lv2

片手剣:Lv6

両手剣:Lv3

盾:Lv5

弓:Lv2

杖:Lv2


【盗賊固有スキル】

瞬足

クイックステップ

アナライズ


【短剣スキル】

ダブルアタック


【片手剣スキル】

スラッシュ

ワイドスラッシュ

片手剣適性アップ

アーマーブレイク

トリプルスラッシュ


【両手剣スキル】

パワースラッシュ

ワイドブレイド


【盾スキル】

シールドバッシュ

シールドノック

盾適性アップ

シールドウォール


【弓スキル】

パワーショット


【杖スキル】

詠唱短縮Ⅰ


【習得魔法】

ファイア

アイスバレット

ウィンド

アース

ヒール


【武器適性】

短剣:120%

片手剣:110%(100%+10%)

両手剣:80%

槍:100%

斧:90%

弓:110%

杖:90%

鈍器:90%

ナックル:110%

盾:100%(90%+10%)


【魔法適性】

攻撃魔法:90%

回復魔法:70%


【現在装備】

武器:シルバーソード

盾:シルバーシールド

頭:アイアンヘルム

胴:シルバーアーマー

腕:アイアンガントレット

足:アイアングリーブ


【装飾品】

1:安らぎの指輪

効果:横臥時のHP・MP自然回復速度上昇(小)

2:なし


【主な所持武器】

短剣:ポイズンダガー+3

片手剣:シルバーソード

両手剣:アイアングレートソード

弓:アイアンボウ

杖:アイアンスタッフ



片手剣はLv6。

盾はLv5。

両手剣もLv3まで上がった。


今日だけで、新しく覚えたスキルは3つ。

トリプルスラッシュ。

シールドウォール。

ワイドブレイド。


シルバーアーマーも購入した。

ユースケはヘルパーを閉じ、ベッドへ身体を横たえた。


「今度こそ寝よう」

目を閉じる。

明日は、リザードマンの巣窟の地下へ進む。

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