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夏のなきごと
なぜ なぜ なぜ
風が 舞い踊り 耳の奥に残る おと
暑い陽差しが からりからりと 焼き
息が燃えるように 口を枯らした
消えて しまえば いいのに
ただ この暑さが
椅子に寝転び いつしか ひんやりする 床に
夏 なつ なつ
暑さに 勝てるひと いるだろうか
あぁ ひどい ひどい なつ
ただ それだけ
いとも簡単に 寒さになれるように
暑さにも なれるだろう
けれども それまでのあいだ
息苦しい 寝苦しい ぼんやりする
この暑さが 人の為になるなら
耐えたい
耐え抜こう
耐えれるかな
あぁ 今年もきた
夏
蝉の鳴く 音が
かしこ




