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紫世界の魔王様  作者: 阿野根の作者
紫世界の子供達
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紫世界の子供達エピローグ(五十嵐玲夜)

今日は結婚式。

ああ、この衣装決めるまで

大変だったよ。


だってふつうのウェディングドレスだと

胸が余るんだもん。

オーダーメイドしたよ。


デザイナーさんにドレープでスレンダーな

ボディーを強調いたしましょう。

言われたよ。


ああ、胸ほしい。

ユーリスちゃんの半分でいいから。


「また、胸って言ってる、玲はそのままで魅力的なのに。」

美貌を余すことなく強調したナミちゃんが言った。


この人が今日から私の旦那様なんだよ。


「こんなにうまくいくとは思わなかったなぁ。」

ニコニコと宇水の蒼おじさんが言った。

「宇水の妖怪、ありがとうございますわ。」

クレハお義母様もニコニコ言った。

「これで、可愛い孫が生まれるね。」

宇水の妖怪おじさんが言った。


「...孫?もう少し二人でいたいな。」

ナミちゃんが囁いた。

「そうだよね。」

私も言った。


「玲夜おめでとう。」

友達の水姫(ミズキ)ちゃんが言った。

「うん、ありがとう♪」

明正和次元の親友なんだよ。

看護師してるんだ。


光の神レーホヘルトの祭壇で愛の誓い。


「ねぇ、本人親族席にいるんだけど。」

お父さんをちらっと見ていった。

「そうだよな。」

ナミちゃんも複雑な顔をした。


花嫁の親に愛の誓いってなに?

決める時考えれば良かったよー。


「玲夜~幸せになるんだよ~。」

ああ、お母さん涙でべしょべしょだよ。

「ナミさん、玲夜をよろしくお願いしますわ。」

お父さん、格好いいのに相変わらずだな。

小学校いってはじめてお父さんってああいうしゃべり方しないって知った時、

私、世の中の方が変だと思ったよ。


今、披露宴中です。

カラードレスもオーダーメイドだよ。

胸余るんだもん。


「....だから、玲の胸はそのままで良いって言ってるだろう?」

ナミさんがうっとりするような笑みを浮かべて言った。

でも、ナミちゃん私が大好きな変態だからな。


「僕の予想通りくっいたね。」

ユーリスちゃんがムーナヘルトさんにエスコートされて来たよ。

ムーナヘルトさんナミちゃんの

お兄さんで神格もちです。

ユーリスちゃんと結婚するんだって。

いつのまに?!


「おめでとう、姉さん、ナミさん。」

エイタヘルトが来た。

「おめでとう!玲ちゃん!ナミお兄ちゃん!」

ペチャパイ仲間のナミちゃんの妹

ミカンちゃんが来たよ。


「ねえ、幸せになろうね。」

私はナミちゃんに言った。

「そうだな。」

ナミちゃんが言った。


初恋って実る時代なんだね。


その後、私とナミちゃんの間に

子供そこそこ生まれました。

私は管理魔王位とって

富士山の管理魔王になり

ナミちゃんは守護戦士してます。

また、報告があったら言いますね。


追伸...

胸が大きくならないよー。(泣)

ご愛読書ありがとうございました。

阿野根の作者

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