表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大人は恋で変われない〜35歳独身男。少女漫画で恋を学んだ結果〜  作者: 音無響一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/10

009

「いらっしゃ、あっ!川村さん、本当に来てくれたんですねっ!」


「こんばんは、来ちゃい、ました」


「えへへ、やったぁ」



なんなんだろうか。

これが彼女の接客術なのだろうか。

だとしたらまんまと術中にどハマりだな。


この子がシフトに入ってる時は本当に毎日来てしまうぞ。

……いや、まて、まるてストーカーじゃないか。

落ち着け、毎日来ても買うものなんてないんだぞ。



「昨日約束しましたもんね」


「その約束を守って……嬉しいです」


「い、いえ、小泉さんが本当は欲しかったものを譲ってもらえたわけですから当然ですよ!」


「ありがとう、ございます……」



な、なんで少し照れているんだ。

こっちまで照れて……

あーもう暑い、絶対顔真っ赤だぞ。



「あっ、それで、本当に美味しかったんですよ、教えて貰えてよかったです」


「いいなぁ、今日はもう売り切れちゃったんです……」


「じゃあまだ買えてないんですね」


「はい、人気商品だから、来た時にはもうなくて……残念です」


「やっぱり……じゃあ昨日のはプレゼントするべきでしたね」


「へ?プレ?いや、そんなの貰うわけにいきませんよ!貰う理由ないですから!」


「そ、そうですか?」


「はい、そうですそうです!」


「そう、ですか……」



はぁ、上手くいかないな。

お礼になにかしてあげたかったのに。



「今日は何か買っていかれますか?」


「折角だから何か買いましょう、来て帰る、じゃ悪いですし」


「え、そんなの気にしなくても大丈夫ですよ!お話しに来てって言ったのは私ですし!」


「そういう訳には……あ、そうだ!アイス食べたくなりました!」


「え、ずるい!川村さんずるいですよ~私もアイス食べたいです!」


「じゃ、じゃあ、買いません!」


「なんでですか~!もー、なんか変ですよ?」


「へ、変、ですか?」


「ぷっ、あははは、なんで川村さんが焦っちゃうんですか~。川村さんって優しくて真面目そうなのに、面白いんですね!」


「いや、そんな……言われたことないですよ」



なんて可愛い笑顔なんだろう。

俺が人を笑わせるなんていつぶりだろうか。

何かしてあげたいな。

何をしてあげればいいんだろう。

こういう時に少女漫画だと、どんなことしてたんだっけな。




「いいなぁ、アイス、私も食べたいです」

「アイス好きなんですか?」

「はい、大好きです!」

「じゃあ今度一緒に美味しいアイス、食べに行きませんか?」

「え?ほんと?いいんですか?美味しいアイス屋さん知ってるんですか?」

「はい、この前見つけたんです。小泉さんと一緒に行きたいなって思ってて」

「ほ、本当ですか?行きたいです……」

「行きましょうか」

「……はい、ぜひ!」



追放料理人とJKの異世界グルメ無双珍道中〜ネットスーパーは最強です〜

https://ncode.syosetu.com/n8688lt/


ドタバタ?コメディです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ