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大人は恋で変われない〜35歳独身男。少女漫画で恋を学んだ結果〜  作者: 音無響一


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008

「あ、この前の事務の方、少しよろしいでしょうか」



振り向いた先には、この前掲示板で話しかけてきた学生さんだ。


こんな美人なかなか忘れることは出来ないな。


今日も美人だ。

ってそうじゃない。



「はい、先日の件ですか?」


「あ、覚えていてくれたんですね。ありがとうございます」


「まだほんの数日前のことですので」


「そう、ですよね……」



はぁ、なんで俺はかっこいい男のセリフみたいなのを言えないんだろうか。

事務員なだけに事務的な会話ってか。

……虚しいな。



「今日はどうなさいましたか?」


「はい、インタビューを受けてみたいと思いまして、相談させてもらえればと」


「それは良かったです。今回のインタビュー担当は私でして。学生の推薦が全くなかったので助かります」


「そうなんですね。あまり人気のない企画なのですか?」


「はい、人気はないんです。紙ベースの会報に乗るだけですので、あまり旨味がないと言えばなくて……」


「良かった、じゃあインタビューは受けれそうですか?」


「はい、準備が出来次第、いつでも大丈夫です」


「わかりました。それでは……えっと……」


「あ、はい、私は事務員の川村、と申します。事務にいらしていただいて、私を訪ねていただければ大丈夫です」


「は、はい、川村さん、ですね。私は海野くるみと申します。また後日伺います。それでは授業があるので失礼致します」



やっぱり礼儀正しいな。

海野くるみさん、か。

ちゃんと覚えておかないとな。

今回のインタビューの担当になってよかった、そう思えるな。

仕事とはいえ、あんな美人と話す機会なんてそうそうないもんな。


でもなんでだろうか、少し顔が赤かったような。

もうインタビューの事で緊張していたのか?

それとも気のせいか?

とにかく、あの子が緊張しないように当日は頑張るとしよう。








「川村さん、インタビューの学生さん決まりましたか?」


「ああ、決まりました。まさかの自薦ですよ。簡単に見つかって助かりました」


「えー、いいなぁ。私の時は大変だったのに。ずるいですよ~」


「まぁまぁ、運が良かっただけですよ。池谷さんも次回はそうかもしれませんしね?」


「絶対ないですよ~こうなったら川村さんに今日の夕飯でもご馳走してもらわないと気が晴れません!」


「何言ってるんですか、はいはい、仕事に戻りましょう?残業になっちゃいますよ」



この子はもう入職して3年は経つ後輩なのになぁ。

もう少ししっかりしてもらいたいもんだ。

だいたいなんでそんなことで俺が奢らなくちゃならないんだ?


それに今日は仕事が終わったら小泉さんのところに行って感想を言わないとだからな。


さぁ、残業にならないように頑張ろう!


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ドタバタ?コメディです。

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