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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第7章 一葉落ちて天下の秋を知る
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第5話 帝都で罠を設置

宜しくお願い致します。

ザルツベルグ帝国 ホライズン


「ビアンカはソイツに騙されているんだろう?僕達愛し合ったじゃないか!」「何言ってるの?アンタ誰よ?知らないわ?」ビアンカはウソを言っていない。


「と言うか泥棒が気安く私に話しかけないで!」


結局、騒ぎを聞きつけた衛兵に連行されて行く。そして盗んだパンティーを取り上げようとすると「僕が手に入れた宝物だ!」と言って食べた。


呆然とする衛兵。気持ち悪さで吐きそうなビアンカ。ちょっとしたカオスだった。俺はビアンカを抱え「実家に連れて行ってくれないか?」


「えええ!デートだと思ってこんな格好だわ・・」とかなり派手めだったが案内してくれた。閑静な住宅地にポツンと言った商家だ。


俺を両親に紹介してくれると「はぁ?侯爵様で大将軍様で軍務卿様?」「そんな訳ねえべ。」と全く信じて貰えなかった。


しかし近所の人達が「ご領主様よ。」と騒ぎだすと「ほ、本物?」と言って平身低頭で謝られた。弟と妹もいるようで「あっ!ハルト様だ!」と叫ぶ。


やっと家に上げてもらい「愛妾という形ですがビアンカさんとお付き合いしております。」と頭を下げると「こ、こ、こ、こんな娘で、よ、よろしいのでしょうか?」と聞かれる。


「姉ちゃんの恋人?ハルト様が?俺みんなに自慢して良い?」と弟が言うと「バカ野郎!」と父親に殴られていた。


「お付き合いを認めて下さいますか?」と聞くと「は、はい!もちろん!」と両親が答えた。「些少ですが。」と言って金貨10枚出すと「ひえーーー!」と言って2人がひっくり返った。


ビアンカはずっと横でべったりくっつき嬉しそうだった。「それで最近お姉ちゃん綺麗になったのね?」と妹が訳知り顔で言った。


夕方まで実家で過ごし挨拶をして町に戻った。「宿屋に行きたい。」と潤んだ瞳で言われ「じゃあ服や下着も買わないと。」と言って買い物をした。


「盗まれた分も買って良いぞ。」と言うとカバンも買って着替えや派手な服と下着、明日の朝の出勤用を買って宿屋に行った。


「ここは結界が張ってあるって先輩に教えて貰ったの。」と恥ずかしそうに言った。「ノワールさんが産んだと聞いて羨ましかったんです!」と言って急いで脱ぎ「私にも・・お願い!」


翌朝、腕を組んでギルドまで見送ると辺りを見回し誰も居ないと分かるとキスをした。「また旦那様って呼ばせて!」と嬉しそうに微笑んでギルドに向かった。


戻ってストーカーがどうなったかと聞くと「病院にいます。」と衛兵が言う。(何があった?)と思い行ってみると「エミールコース。」とユウが笑って答えた。


「最近エミールが人気で大変だから同僚が欲しいって頼まれていたのよ。」と笑いながら言った。きっと1か月後くらいにはエミールの横で人気を博して欲しいと願った。


「ちなみにユウが切ったの?」「まさか。私が頼めばすぐに何人かの男達がやってくれたわ。」と悪女っぽく笑った。


館に戻ると「大将!やりました!」「俺達に短い春が来たんです!」と嬉しそうなアズナブールとアイスバッハだ。


「どうした?」と聞くと2人の妻が臨月で入院したらしい。「喜ぶとまたひどい目に合うんじゃ無いか?」


「それは俺達が浮気でもすると思ってます?」「違うんですよ。1人で寝れる嬉しさです!」「まあバレたら地獄っぽいよな?」


「俺なんかウワキしたと思ったら寝てる時に切り落としてエミールコースって笑顔で言われた。」「俺はガテン系を雇って死ぬほど掘らせるって笑顔で言われました。」


「大変だな2人共・・」


(この2人が世間を騒がせ賞金首だったと誰も信じないだろうな。)そう思えるくらい今は良い笑顔で笑っていた。


工房に行くと「ハルト様は銃より火薬を作る方に専念して下さい。こちらは我々でします。」とハンベエに説得された。


(確かに直ぐ足りなくなりそうだ。)そう思って火薬作りに専念する。魔物を『アースガルド』に頼み魔物を狩ってもらい俺は硫黄の採取に向かう。


コンパウンドボウの目処も立ちそうになりライフルも試作が出来そうという時にロバートから招集が掛かる。「帝都の要塞化が出来たので罠を頼む。」だった。


ノワールに「ゴメン。帝都に行って来る。」「良いのよ。無理しないで気を付けてね。」と笑顔で送り出してくれた。


「私と忍者部隊も行きます。その方が早く終わります。」とハンベエが言う。「銃の事はゲンさんに任せて大丈夫です。急ぎましょう。」


ある程度を任せられるのは大きい。帝都で臭水を大量に仕入れて精製する。「ハルト様。ここに引き込めれば最高ですよ。」


そう言って指した平原は臭水を撒き罠をしかけるのは最適だった。「しかし思い通りここへ引き込めるかな?」「まあ半々という所ですね。」と笑った。


俺はネムを連れ病院に行くと「臨月っぽいわね。病気もまだ治って無いから子供はダメかも。」「まあ陛下も生かす気は無いって言ってたからな。」


「謀反人の子だもんね・・みんな不幸だわ・・」と呟いた。「救いと言えるかどうか分からないけど完治してから全員をオークションに出すみたいね。」「そうらしいな・・」

お読み頂きありがとうございます。

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