第36話◇ 正式な報告
翌朝、コウイチはミアと一緒に冒険者ギルドへ向かった。
いつものように依頼掲示板の前には冒険者が集まり、受付では朝からいくつもの報告や相談が飛び交っている。普段なら自分もその中の1人にすぎないが、今日は依頼を探しに来たわけではない。
コウイチは空いている受付へ向かい、顔馴染みになった受付嬢の前に立った。
「少し、報告したいことがある」
「依頼についてですか?」
「いや。赤岩の谷で洞窟を見つけた」
受付嬢の表情が少し変わった。
「洞窟、ですか?」
「ああ。今まで通っていた場所から少し外れたところだ。入口付近しか見てないけど、中には魔物もいた」
「種類は分かりますか?」
「確認できたのはケイブバットだけ。奥に何がいるかは分からない」
ここまでなら、未確認洞窟の発見報告でしかない。ギルドとして記録する価値はあるだろうが、それだけなら受付嬢がここまで真剣な顔をすることもなかっただろう。
コウイチは魔法袋から拳ほどの鉱石を1個取り出し、受付の上へ置いた。
「それと、洞窟の壁にこれがあった」
「これは?」
「《鑑定》だとミスリル含有鉱石と出る」
受付嬢の視線が鉱石へ落ちたまま止まった。
「……ミスリル、ですか?」
「らしい。武器屋と鉱石を扱ってる商人にも見てもらった。含まれている可能性は高いって話だったけど、正確な量までは分からないらしい」
「どのくらい採取しましたか?」
「3個。壁は掘ってない。足元に落ちてたやつだけ拾った」
コウイチはそこで一度言葉を切り、続けた。
「そのうち1個は、素材の試験に使った。残りは2個で、今日はそのうち1個を持ってきた」
「試験、ですか?」
「ああ。武器に使えるか確かめたかったんだ。具体的な加工方法は俺の技能に関わるから、必要がなければそこまでは話したくない」
受付嬢は少し考えてから頷いた。
「分かりました。まずは採取した数と、現在の数量を記録しておきます。詳しいことが必要になれば、調査担当から確認させていただくことになると思います」
「それで頼む」
「それにしても、壁は掘らなかったんですね」
「道具もなかったしな」
「価値の高い鉱物資源となると、領主様の管理に関わる可能性があります。正式な扱いについては、調査担当に確認していただいた方がよさそうです」
「鉱石商にも同じようなことを言われた。それで来た」
「でしたら、こちらへ報告していただいてよかったです」
その言葉を聞いて、コウイチはわずかに肩の力を抜いた。
知らなかったとはいえ、すでに3個は持ち帰り、1個は試験に使っている。自分から報告したことで問題がなくなるとは限らないが、少なくとも隠して売り続けていたと疑われるような状況は避けられたはずだ。
「場所は分かりますか?」
「簡単な地図なら描いた」
鞄から折り畳んだ紙を取り出し、受付へ置く。
洞窟を出たところで描いたものなので精密とは言えないが、赤岩の谷の分岐や特徴的な岩を目印にしてある。自分なら迷わず辿り着けるし、土地に詳しい人間ならおおよその場所は分かるだろう。
受付嬢は地図を広げて確認すると、鉱石と一緒に持ち上げた。
「少々お待ちいただけますか?」
「ああ」
受付嬢が奥へ消えていったので、コウイチはミアと壁際へ移動した。
「大丈夫でしょうか」
「何が?」
「怒られたり……」
「怒られるなら、拾った3個の分だろうな」
ミアの耳が目に見えて下がった。
「……怒られるんですか?」
「分からん。でも、怒られるとしても今のうちの方がいいだろ。大量に掘って売ったあとで言われるよりは」
「それは、そうですけど……」
「それに場所も隠してない。拾った数も、1個使ったことも正直に言った。こっちから報告に来たんだから、あとは向こうの判断だ」
そう言いながらも、コウイチは受付の奥へ何度か視線を向けていた。
日本にいた頃なら、何か問題が起きても、きちんと説明すれば分かってもらえると考えていた時期がある。
今は違う。
自分が何をしたかだけではなく、それを第三者が確認できる形にしておくことの方が大切だと思っている。
しばらくすると受付嬢が戻ってきたが、今度は1人ではなかった。
隣には40代ほどの男が立っている。体格はそれほど大きくなく、冒険者というより役人に近い印象を受けた。
「お待たせしました。こちらはギルドで調査関係を担当しているハルトさんです」
「ハルトだ。話は聞いた」
男は簡単に名乗ると、さっそく鉱石を手に取った。
「これを拾った場所に、同じような銀色の筋が壁にも見えていたんだな?」
「ああ。何本かあった」
「どのくらいの範囲に?」
「そこまでは確認してない。入口から少し進んだところで見つけたし、元々奥へ行くつもりもなかったから」
「掘らなかった理由は?」
「道具がない。それに、何がいるか分からない洞窟の中で壁を叩く気にもならなかった。音を出して何か寄ってきても困るし、岩が崩れる可能性もある」
ハルトは小さく頷き、今度はミアへ視線を向けた。
「魔物について何か分かったか?」
「ケイブバットはいました。でも、音が反響していて、奥の気配はいつもより分かりにくかったです」
「《索敵》持ちか?」
「はい」
「それでも判断しにくかった?」
「はい。なので、コウイチ様が戻ると決めました」
ハルトは2人を見比べてから、地図へ視線を落とした。
「この辺りなら赤岩の谷の東寄りか。少なくとも登録済みの鉱山ではないが、本当にミスリルを含む鉱脈なら話は別になる。ギルドだけで処理する案件ではない」
「領主にも話が行く?」
「ああ。価値の高い鉱脈が見つかった可能性がある以上、領主側にも報告が必要になる。まず鉱石そのものを確認して、その結果と一緒に報告を上げることになるだろう」
「俺たちはどうすればいい?」
「今のところは待っていてくれ。現地調査が必要になれば、発見者として話を聞くことになるだろう」
「分かった」
「それと、この鉱石と地図は預からせてもらいたい」
コウイチはすぐには頷かなかった。
「記録は残る?」
ハルトの眉がわずかに動く。
「採取者と持ち込み者の記録か?」
「ああ。俺とミアが見つけて、鉱石1個と地図をギルドへ渡したことが分かる形で残してほしい。それと、3個拾って1個を試験に使ったことも」
「問題ない。受付記録だけでなく、調査資料にも発見者として記載する。採取数と試験使用についても、申告内容として残しておこう」
「ならいい」
ハルトは鉱石と地図を受け取ったあと、コウイチを少し長く見た。
「ずいぶん慎重だな」
「あとから話が変わるのが嫌いなんだ」
「なるほど」
理由までは聞かれなかった。
ハルトが奥へ戻ると、受付嬢が書類へ必要事項を記入し、コウイチへ確認用の紙を差し出した。
「こちらが受領記録です。鉱石1点と発見場所の簡易地図をギルドが預かったこと、それから発見者がコウイチさんとミアさんであることを記録しています。拾得3点、試験使用1点、残り1点をお手元で保管されているという申告も記載しました」
コウイチは内容を一通り確認してから紙を受け取った。
「ありがとう」
「調査方針が決まりましたら、こちらからお伝えします。それまでは洞窟内部での採掘は控えてください。赤岩の谷で通常の狩りをすること自体は問題ありませんが、できれば洞窟へ入るのも避けていただけると助かります」
「元からそのつもりだ」
これで自分たちがやるべきことは終わった。
受付を離れようとしたところで、受付嬢がふと思い出したようにコウイチを呼び止めた。
「コウイチさん。今回の報告も、冒険者としての活動記録には残りますからね」
「これも実績になるのか?」
「もちろんです。未知の場所を発見し、危険性を判断したうえで情報を持ち帰り、有用資源の可能性まで正式に報告していますから。ただし、ミスリルを見つけたから一気に昇格、という意味ではありませんよ」
最後の部分だけ少し強調された。
「まだ駄目なのか」
「前にも言いましたよね。戦えることと、依頼を任せられることは別です」
「覚えてるよ」
「でしたら、もう少し依頼も受けてください」
「条件がよければな」
「そういうところですよ」
呆れたように言われ、コウイチはミアと一緒にギルドを出た。
◇
その日の午後。
冒険者ギルドから提出された報告書は、鉱石についての簡易確認を経て、ラグナードの領主館へ運ばれていた。
執務室では領内の税収や街道補修、食料備蓄についての書類が机の上に積み重なり、その中に冒険者ギルドから届いた報告書が加わった。
「ミスリル?」
書類へ目を落とした男が、わずかに眉を上げる。
ラグナードを治める領主だった。
「まだ鉱脈と確定したわけではありません。ただ、提出された鉱石にはミスリルが含まれている可能性が高いとのことです」
側に立っていた文官が答える。
「場所は?」
「赤岩の谷です。これまで鉱山として登録されていない地域になります」
「どれほどある?」
「不明です。発見者は採掘を行わず、洞窟内で自然に崩れ落ちていた鉱石を3点拾っただけで撤退しています。そのうち1点は素材の試験に使用され、1点がギルドへ提出されました」
領主の視線が報告書の途中で止まった。
「掘らなかったのか?」
「はい。採掘道具を持っていなかったことに加え、未知の洞窟で壁を叩く危険を考えたようです。入口付近には魔物も確認されています」
「冒険者にしては慎重だな」
「現在Eランクですが、Dランク相当の魔物を討伐した実績があります」
「それでなぜEなんだ?」
「正式依頼の実績や、依頼を任せるうえでの信用の蓄積が、まだ十分ではないようです。ただ、最近はグレイヴァルの危険度調査なども行っており、ギルド内の評価は上がっています」
領主は報告書へもう一度目を落とした。
グレイヴァルとの交戦後、2匹目を確認して撤退し、危険度の上昇を報告したことも記されている。
今回も未知の洞窟へ無理に踏み込まず、鉱石を大量に持ち出すこともせず、価値と権利関係を確認してから正式に報告している。
「鉱石を見つけて、すぐギルドへ来たわけではないのか?」
「武器屋と鉱石商で価値を確認し、採掘権について聞いたあとで報告しています」
「なるほど」
領主の口元がわずかに緩んだ。
「冒険者というより商人みたいな動きをするな」
「商業ギルドにも登録しています。第五級です」
「……両方か」
領主は報告書の冒頭へ戻り、発見者の名前を確認した。
「名前は?」
「コウイチという人間の男性と、ミアという犬獣人の少女です」
「コウイチ……」
聞き覚えはなかった。
今のところは、領内で見つかった資源をきちんと報告した冒険者というだけの存在だ。
領主はしばらく考えたあと、文官へ視線を向けた。
「現地調査を出せ。本当に鉱脈なのか、規模と採算が見込めるかを確認する必要がある」
「冒険者ギルドへ護衛を要請しますか?」
「ああ。ただし、発見者の2人も同行させた方がいいだろう。場所を知っているだけでなく、未知の洞窟から無理をせず戻ってきた判断も悪くない。調査員を連れて行くなら、そういう人間の方が使いやすい」
「では、案内人として?」
領主は少し考えてから首を振った。
「いや。ギルドが戦闘能力も評価しているなら、護衛も含めて正式に依頼しろ。発見者として呼び出すのではなく、仕事として頼めばいい」
「指名依頼にしますか?」
「その方がいいだろう。報酬も規定通り出せ。ミスリルの可能性がある場所へ専門家を連れていくのに、安く済ませる必要はない」
「承知しました」
文官が一礼する。
領主はもう一度だけ報告書に書かれた名前へ目を落としたものの、それ以上興味を示すことなく、次の書類へ手を伸ばした。
◇
報告から3日後。
コウイチとミアが冒険者ギルドへ顔を出すと、受付嬢が2人を見つけ、すぐに手招きした。
「コウイチさん、ミアさん。ちょうどよかったです。先日の洞窟について話があります」
「調査が決まった?」
「はい。鉱石についても、ミスリルを含んでいる可能性が高いと確認されました。そのため領主側と協議した結果、現地調査を行うことになりました」
「やっぱり行くことになったか」
発見者なのだから、場所の説明くらいは求められると思っていた。
ところが受付嬢がカウンターへ置いた依頼書は、普段掲示板で見るものとは少し違っていた。
「こちらを確認してください」
コウイチが依頼書を手に取り、内容へ目を通す。
赤岩の谷で発見された未確認洞窟への案内。
内部の安全確認。
鉱石技師による一次調査中の護衛。
同行者の安全確保。
調査の目的は、鉱脈の有無とおおよその状態を確認すること。奥まで完全に調べる必要はなく、危険が確認された場合は調査責任者の判断で中断することも記されていた。
そこまで読んだところで、依頼書の上部に書かれた文字が目に留まった。
「……指名依頼?」
「はい。今回の依頼は、コウイチさんとミアさんへの指名依頼です」
聞いたことはあるが、自分が受けたことはない。
「普通の依頼と何が違う?」
「通常依頼は条件を満たした冒険者なら基本的に誰でも受けられますが、指名依頼は依頼主やギルド側が特定の冒険者を指定します。当然、責任は通常の依頼より重くなりますし、正当な理由なく途中で放棄した場合などは信用への影響も大きくなります」
「責任が重いだけ?」
「そんな依頼を誰が受けるんですか」
受付嬢が呆れた顔をした。
「その分、報酬が高く設定されることも多いですし、達成した場合には、依頼の内容や責任に応じて貢献度が評価されます。今回は領主側からの依頼で、未知の洞窟へ専門家を連れていく仕事ですから、かなり大きな実績になりますよ」
「貢献度も?」
「そこに反応するんですね」
「前に足りないって言ったのはそっちだろ」
「それはそうですけど……指名依頼を貢献度稼ぎとして見る人はあまりいませんよ」
そう言われながら、コウイチは改めて依頼書へ目を落とした。
そして報酬欄を見つけたところで、読む目が止まった。
「……銀貨50枚?」
「基本報酬です。コウイチさんとミアさん、お2人への依頼として銀貨50枚になります」
「基本?」
「調査中に危険度の高い魔物が確認された場合や、想定以上の危険があった場合は追加報酬が発生します。討伐した魔物の素材についても、通常通り精算対象になります」
グレイヴァルの調査では、依頼報酬と素材の売却で銀貨24枚を受け取った。さらに銀貨8枚相当の素材を手元に残している。
今回は依頼を達成するだけで銀貨50枚。それに追加報酬の可能性まである。
「指名依頼って、毎回これくらい高いのか?」
「内容によります。ただ、通常依頼より高くなることが多いですね」
「なら、これからは指名依頼だけ受けようかな」
「毎回指名されるくらい信用を積んでから言ってください」
「それもそうか」
コウイチが素直に認めると、受付嬢が小さく笑った。
その横で依頼書を覗き込んでいたミアが、少し不思議そうに尋ねた。
「どうして私たちが指名されたんですか?」
「もちろん、洞窟を発見した本人たちで場所を知っているという理由もあります。ただ、それだけなら案内をお願いするだけでも構いません」
受付嬢はそこで一度言葉を切り、コウイチを見る。
「グレイヴァルの調査では、1匹を討伐したあと、2匹目を確認して無理に戦わず撤退しました。今回の洞窟でも奥へ進まず、必要な情報だけを持ち帰っています。専門家を連れて未知の洞窟へ入る以上、強いだけではなく、引くべき時に引ける人を護衛につけたいという判断です」
コウイチは黙って依頼書を見た。
自分では、危ないから帰っただけだと思っている。
勝てるか分からない相手と戦わず、何がいるか分からない洞窟へ入らなかった。それだけのことが、いつの間にか他人から仕事を任せる理由になっている。
「指名されたこと自体も評価には入るのか?」
「多少は。ただし、大きいのは達成した時です。今回は領主側からの依頼でもありますから、無事に完了すれば貢献度はかなり高く評価されます」
「逆に失敗したら?」
「内容によります。魔物の襲撃など、どうしようもない事情まで責任を問うことはありません。ただ、無謀な判断で調査員を危険に晒したとなれば、当然評価は下がります」
高い報酬には理由がある。
そして、高い貢献度にも理由がある。
自分とミアだけなら、危険になった瞬間に逃げればいい。だが今回は、鉱石を調べるために同行する人間を守りながら判断しなければならない。
コウイチは依頼書を最初からもう一度読み直した。
「同行者は?」
「ギルドの調査担当であるハルトさん、鉱石技師が2人、それから別に護衛の冒険者が2人です。コウイチさんとミアさんには発見場所への案内と、洞窟内部での護衛を担当していただきます」
「護衛が他にもいるなら、俺たちだけで守るわけじゃないんだな」
「はい。ただし、洞窟内の状況を実際に知っているのはコウイチさんたちだけです。特に奥へ進むか撤退するかについては、ハルトさんと相談しながら判断していただくことになります」
責任は軽くない。
だが、それ以上にコウイチの目はもう一度銀貨50枚という数字へ向いた。
「……悪くないな」
「また報酬を見ましたね?」
「仕事を受けるんだから当然だろ」
「受けるんですか?」
「ああ。俺たちが見つけた場所だし、奥がどうなってるかは俺も気になってる。それに――」
コウイチは依頼書を軽く持ち上げた。
「貢献度が高いんだろ?」
「そこ、本当に気にしてたんですね」
「Dランクに上げないって言われたからな」
「でしたら、今回は頑張ってください」
「これを達成したら上がれる?」
受付嬢は少しだけ笑った。
「正式な評価は、依頼が終わってからです」
「教えてくれないのか」
「先に昇格をお約束することはできませんから」
「それもそうか」
コウイチは依頼書へ署名した。
隣ではミアも自分の名前を書こうとして、少し時間をかけながら慎重に文字を記している。以前なら自分の名前を書くことにも戸惑っていた彼女が、最近は本を読むようになったせいか、前よりも迷わなくなっていた。
書き終えたミアが顔を上げる。
「できました」
「前より速くなったな」
「本を読んでいるので」
「ちゃんと役に立ってるじゃないか」
褒められたミアの耳が少し動いた。
受付嬢が2人分の署名を確認し、依頼書を受け取る。
「出発は2日後の朝です。当日は日の出後にギルド前へ集合してください」
「分かった」
ギルドを出ると、コウイチは隣を歩くミアへ声をかけた。
「初めての指名依頼だな」
「はい」
「銀貨50枚だってさ」
「そこなんですか?」
「大事だろ」
ミアが少し笑った。
コウイチもつられて口元を緩めたものの、頭の中ではすでに洞窟のことを考え始めていた。
前回は2人だけだったから、危険だと思った時点で戻れた。だが今度は、戦闘を専門としない鉱石技師を連れていくことになる。
魔物を倒せばいい依頼ではない。
調査を終わらせ、同行する人間を全員連れて帰るところまでが仕事だ。
報酬が高い理由も、貢献度が大きい理由も、たぶんそこにある。
2日後、コウイチとミアは初めて、自分たちの名前を指定して任された仕事へ向かうことになった。




