表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
筋肉聖女 ~神聖魔法より筋トレを選んだ侯爵令嬢、ウォーハンマーで無双する~  作者: みーしゃ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/23

第22話 筋肉聖女、誰もが避ける相手を選ぶ!

 型の試験を終え、アナスタシアは対戦実技の試験の列に並んだ。


「次はいよいよ対戦実技ね! 楽しみは最後に取って置いた甲斐があったわ!」


 その言葉を聞いた何人かの受験生が、アナスタシアを白い目で見た。


 騎士コースの受験にとって、この対戦実技試験が最大の関門とされていた。


 そのため、アナスタシアの発言は、虚勢なのか本気なのかは分からなかったが、いずれにしても受験生を刺激するような言葉だった。


 試験にかかる時間が考慮され、大学に雇われた騎士たちにより、同時に三つの会場で試験が行われていた。


 公平を期すために試験会場は幕に覆われ、中の様子は見ることができない。


「どの列の騎士が一番弱いのか……?」


 騎士の当たりはずれを考え、一試合に一番時間がかかっている列に、多くの受験生が並んでいた。


「えーっと、左が空いているわね! ん? みんなは何でこっちに並ばないのかしら?」


 今までのアナスタシアの発言を聞き、我慢できなくなった受験生の一人が声をかけた。


「お前馬鹿だな! 左はあっという間に試合が終わっているから、一番強い騎士がいるんだよ!」


「あら、ちょうどよかった! どうせなら一番強い人と戦いたいわ!」


 ぽかーんとしている受験生を尻目に、アナスタシアは誰もいない左の列へと進んでいく。


 真ん中と右の列に並んでいた受験生たちは、呆れたり馬鹿にしたような様子でアナスタシアを見ていた。


 アナスタシアは受験票を水晶にかざし、手続きを進める。


「あいつ、本気かよ」


「馬鹿っているんだな」


「騎士コースの受験を甘く見すぎだろ」


 しかし、アナスタシアが大きな袋から武器を取り出した瞬間、受験生たちの表情が変わった。


「うぉっ! あの子の武器、ウォーハンマーかよっ!」


「……っていうか、あんなに重そうなのに、何か軽々と扱っていないか?」


 不安や緊張でいっぱいな受験生たちの表情とは真逆に、アナスタシアは満面の笑みを浮かべていた。


「どんな騎士が相手なのかしら! 本当に楽しみだわ!」


 こうしてアナスタシアは、誰もが避けていた「最強の騎士」が待つ試験会場へと進んでいった。


皆さま、読んで下さり本当にありがとうございます!

毎日20:00頃、更新予定です!


もし、面白かったり楽しんでいただけたり、また、続きが気になりましたら、下にある【評価用の星(★★★★★)】をポチッと押して応援していただけると、作者の励みになります!

一言だけでもよいので、感想やレビュー、応援の星をどうぞよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ