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めこねこの日々のあれこれ  作者: めこねこ


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4/20

―第0️⃣0️⃣4️⃣話― Amazonでも買えないもの。執筆用の椅子と、傑作の距離。

私たちは、人生の多くの時間を「椅子」の上で過ごしています。

仕事はもちろん、こうして文章を綴る時も、食事を摂る時も。


何かの作業をする時、そこには常に「椅子」という相棒がいます。

だからこそ、椅子は人生を支える大切な道具なのだと思うのです。


わが家には、思い切って手に入れた「二つの椅子」があります。


――――――


一つ目は、ダイニングテーブルに添えられた椅子。

地元の老舗家具屋で見つけた、立派な一枚板のテーブルセットです。


実は、私がこのセットを選んだ理由はテーブルそのものではありません。

セットになっていた、**「回転型の大型チェア」**に一目惚れしたからでした。


どっしりとした構えに、背中に吸い付くようなフィット感。

「これだ!」と直感した座り心地。


……ですが、誤算がありました。


この椅子の心地よさを知っているのは、人間だけではなかったのです。


わが家は四人家族で、猫も四匹。

ふと気づくと、誰かの椅子は必ずといっていいほど「猫様」に占領されています。


彼らもまた、良い椅子の違いが分かる「目利き」のようです。


――――――


二つ目は、私の書斎で使っている仕事用の椅子。

こちらには、私の切実な「二つのこだわり」を詰め込みました。


一つは、「キャスターがないこと」。


以前の椅子は、私の激しい(?)動きに耐えきれなかったのか、

キャスターがすぐに悲鳴を上げてしまいました。


決して私の体重のせいではない……と思いたいのですが(笑)

今回はあえて固定式のしっかりとした足を選びました。


そしてもう一つは、「フルフラットになること」。

私は執筆の合間に、椅子の上で「ちょっと一眠り」するのが癖なのです。


普通のリクライニングだと、起きた時に首や腰を痛めてしまう。

最悪、エコノミー症候群の恐れだってあります。


低反発マットを敷き、簡易ベッドのように体を預けられる今の椅子は、

私の用途に完璧にマッチしてくれました。


――――――


座り心地は最高。環境は整った。

……しかし、ここで一つの問題にぶつかります。


「最高のマッチングを誇る椅子があれば、傑作が書けるのか?」


残念ながら、その答えだけは、どれだけお金を積んでも、

Amazonの奥地を探しても見つかりません。


道具は整えられても、そこから先は自分の内面との戦い。


今日も最高の座り心地に身を任せながら、画面の向こうにある

「まだ見ぬ物語」を追いかけています。

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