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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第二幕 第二回公式イベント”戦産の宴”

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69/97

69.非破壊オブジェクトとは……?(ⅤS カルガさん①)


―――Bブロックの試合は圧倒的だった。高い威力、高い技量。軒並み高水準な能力(ステータス)で相手を蹂躙していった。


 ……え?僕今からあの人倒さないといけないの……?


 現在、既に第一試合が終わり、しっかりと姉さんとすももさんは上がってきた。残り八人―――あと三回敵を倒せば優勝なんだけども……早速次の相手で脱落しそう……

 ……い、いや、まだ勝機はある!僕は固定ダメージの〔糸術〕とかを持ってるし……相手は重戦士だからHP多いけど……ま、まあ僕の方が俊敏とか高いと思―――



―――MPに全振りしてたんだったー!俊敏の基礎値はゼロ!装備の補正値しかない!


 い、いやいやいや……装備の補正値自体はショコラさんの技量が高いから行けるはず!それにしっかりと装備の強化もしてるし!

 ……よし!行こう!


 そうして僕とカルガさんは再びフィールドに立つ。


「用意―――」


 それぞれの獲物(武器)を手にして、即時戦闘態勢に。


「初めェ!」

「―――〔歩行術 【クイックステップ】〕ハァッ!」

「ひっぅぁい!?」


―――ドゴンッ!


 あっっっっぶな!?いきなり目の前に黒く光る鎧が出て来て超巨大斧が縦に振られたんだけども!?

 反射的に何とか横に避けれたけど回避できなかったらもう即死じゃん!?体が縦に割けそう……こ、怖い……

 ……というか地面に少し傷が……えっ?これって今までの試合で一度も傷付かなかったし非破壊オブジェクトじゃないの……?


 そこで妖精ちゃんが一言。


『えっ……ほぼほぼ非破壊オブジェクト同然の耐久力の筈なのに……』


 ……え?

 僕はそう思いながらカルガさんの方を見る。

 あっ……めっちゃニコニコしてる!?めっちゃいい笑顔でニコニコしてる!?


「いやー私の破壊力も中々になってきましたね!はっはっは!……まさか今の一撃を避けられるとは思わなかったですが……」

「ま、まあ偶々ですよ……うわっと!?」

「……本当に偶々ですか……?」


 次は斧を横に振って何かしらのスキルで衝撃波を放ってきた。いやまだ反応できる速度だけど……

 それじゃあ僕も反撃を!


「『ジャベリン(短槍)』はぁ!」


―――ガコンッ!


「まあこの程度なら、まだまだ反応できますよ?」

「えぇ……?」


 巨大な斧が短槍の勢いを殺し、叩き落す。


 少し(当社比)固めの糸を叩き落す時に『ガコンッ!』は出る音では無いと思う。

 そしてカルガさんが楽しそうに凶悪な笑みを浮かべ、言う。


「……それではドンドンといきましょうかァ!」


 カルガさんが地面を蹴り、接近してくる。

 僕は短槍と盾を生成しこのまま迎え撃ち―――は、せずに後方へ下がりながら〔遠隔糸術〕で攻撃をしていく!

―――流石に真正面で戦うのは無理!



◆世界観設定

『重戦士』

味方を守ることに重きを置いた標準派生先の職業。防御力は第二次職の中では最高。

因みにそれぞれの職業にはデメリットがある。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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