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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第二幕 第二回公式イベント”戦産の宴”

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68/97

68.ギリギリの勝負?(VSエリスさん②)


 僕に突き出して来た槍を姿勢を低くしながら短槍で横にずらして、即座にもう一本の短槍を左手に生成し、突き刺した。


「ぐっ!?」


 よし!ちゃんと当たった!

 そう思っていると、エリスさんが反撃をしてくる。


「―――はぁ!」

「っ!〔バックプッシュ〕―――『盾』!」


 僕の胸辺りを狙った鋭い突きから〔バックプッシュ〕で避け―――ようとしたけどまだ範囲内な感じがしたので盾を滑り込ませるっ!

 そのまま何度か打ち合いをし、盾で受け止めた槍を弾き、距離を取っていく。


 ……危なかった……流石約百万人の内の上位十六名の中に入っているだけあるね……!

 すると、エリスさんが声を掛けて来た。


「あなた……物凄い動きしてるね……」

「流石に今のは危なかったけどね」

「そう……なら私も、全力で掛かる!〔槍魔融合術(そうまゆうごうじゅつ)・風(カゼ) 【豪速の構え】〕!―――〔速度超過(オーバードライブ)〕!」


 そう唱えると、エリスさんの体に水色のオーラが纏(まと)わり付く。これは……僕の〔限界突破(リミットブレイク)〕と同じようなスキルかな……


「―――〔槍魔融合術・風 【突き抜ける疾風(スピードレーン)】〕!」

「―――〔糸術 【糸生成】〕!」


 同時に詠唱して、僕は出来るだけ間合いの長い―――エリスさんの持っている槍より長い棒を生成した。

 そしてそれを即座に突き出す!


「なっ!?」

「ぐっ……」


 ほぼ同時にHPが尽きる。


―――ほぼ(・・)同時に。


 そして僕はエリスさんに話しかける。


「……同じ効果か……一か八かだったんですけど合ってたみたいですね……」


―――僕は〔速度超過(オーバードライブ)〕の効果―――デメリットが〔限界突破(リミットブレイク)〕同じ、HPを1にするものだと判断した。いや本当に一か八かだったけど正解してて良かったよ……

 ……もし違ったら一発は相手に耐えられてそのまま負けるところだったから、本当に一か八かだった……


―――結論としては、僕の持つ棒が槍よりも先にエリスさんに当たり―――


『―――第一回戦Aブロック、勝者 ナギ!』


―――僕は勝利した。


◆世界観設定

『〔槍魔融合術(そうまゆうごうじゅつ)〕』

名の通りに槍と魔法を融合した武術。

また、槍だけでなく様々な武器、属性の融合術が数多く存在する。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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