66.犬猿の仲……?
『リミットあり』レベル上限を変更。
『10レベルまで』→『15レベ~』
『20レベルまで』→『25~』
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今日は少し長くしました。
よし!一位、獲ったぞー!
基本的に《粘着拘束糸》を不意で使えば確実に沈められる。
けど、《粘着拘束糸》自体の展開速度は速いって程速くはないから避けられる人が出てきて少し手間取ることもあった。
その時は『ジャベリン』とか〔土魔法〕の派生魔法の〔石魔法〕で攻撃したり……
それと住宅街でかなり入り組んでたから〔熱感知〕様様だったよ……本当に……
そもそもリミットなしのレベル26~40は中級者と上級者が混ざってるんだよなぁ……
『―――それでは、一次、二次予選を突破した猛者16名のトーナメント表を発表したいと思います』
『ドドン!』
妖精ちゃん達がそう言うと、リミットありなしの物で三つのトーナメント表が出てくる。
それぞれA~Hブロックがあり、それぞれ二人ずつ置かれている。
……僕は……Aブロックだね!一番最初だぁ……対戦相手は……エリスさん。知らない名前だ。いや僕が忘れているだけかもしれないけど……きっと知らない人だ。
というかそもそも十個のサーバーの人たちが同時に参戦してるからね。知ってる人たちが出るのも中々珍しいと思う。
え~っと僕の知ってる人は……って!?僕がもし第一回戦に勝ったら第一回イベントで討伐数が万を超えて第一位になった―――いや討伐数ランキングの人は全員万は超えてたけど―――カルガさんじゃん!?
か、勝てるかな……攻められたら勝てる気がしない……
……まあそれはいったん置いておいて、他には……あ、姉さんとすももさんも居る。
あ、でも、二人とも勝ち上がったら丁度準決勝でぶつかり合うのかぁ……
というか僕も最後まで勝ち上がったら二人のどちらかと戦うことになるんだよね……
因みに本戦は一次、二次予選のように同時にやるんじゃ無くて、しっかり一つ一つ観戦できるようになっている。
だから一番最初の試合ではない『リミットあり』『リミットなし』の人たちはまだ待機だ。
折角だし観戦しよう!そう思っていたら、姉さんたちが『入室申請』をして来た。
一応先生に聞いたら別に問題ないとのこと。まあ一応というか、元々は先生の来賓席に相席させて貰っているだけだけどね……
許可っと!
すると後ろから転移した時の弱めの光が出て来た。
「ナギ、来たよ!」
「失礼します!」
「お、お邪魔します……」
それぞれが挨拶する。……というか姉さんのは挨拶……なのかな……?
それともう一人、聞き覚えのある声が。
「はっはっは!来たぞ、ナギ!」
「おはようございます!エファルトさん!」
そう、ギルマスの弟であるエファルトさんである。
……ちょっと待って、なんか嫌な予感が……
「エファルト、なんでこっちに来たのよ?」
「はぁ?そりゃお前、我が弟子であるナギを見に来たであろう?」
「はぁ!?ナギがこいつの弟子ぃ?なんで黙ってたのかしら?」
「シュ?」
シルシュが良く分からなさそうな顔をしている……
……というかこっちに火の粉が降りかかってきた。……まあここはちゃんと正直に言おう。
「いや……僕なんかが弟子になってたなんて思わなかったから?」
「はっ!どうやらナギは弟子だと思ってなかったみたいだけれど?」
「ん?ほぼほぼ弟子みたいなもんだろ?ナギ」
「えっ……えーっと……」
「―――はいはい、二人とも一回落ち着いたらどうですか?ナギが困ってます」
「「ぐっ……」」
ね、姉さん……!助かったよ……
◆世界観設定
『入室申請』
”戦産の宴”の来賓席に座っているプレイヤーに対して使えるメニュー。
フレンドにしか使えず、来賓席にいるNPCの許可を得ないで勝手に申請を許可した場合、好感度が下がる。
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【あとがき】
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