36.ギルマス が こちらを見ている
ちょっと一話間に挟んだので再投稿しました。次の話が最新です。
ギルドに入ったらギルマスっぽい人がこちらを見ている件について……
……冗談はさておき、ギルマスがギルドの真ん中に立っているので注目を浴びている。
しかも自意識過剰じゃなければこちらを見ている。
他の人たちもなんだなんだと近づいている。
それとギルマスの近くに立つ筋肉質な男性(ギルド員)。こちらもこちらでなんかめーっちゃ気まずそうにこちらを見ている……
ま、まあもしかしたら僕じゃないかもしれないしとりあえず筋肉質な男性に話しかけ―――
「君かい?我が弟に畑を借りるのは」
「ひぅお!?」
……急に……いやまあこっち見てたから話しかけられるとは思っていたけども……びっくりしてしまった。後眼光も鋭い。
僕は多少直ったとはいえまだ若干人見知り気味ているから変な声が出てしまった……ハズカシイ……
とりあえず返答しなければっ!
「ま、まあそうですね?」
「そうか……」
ギルマス考えるような仕草をする。
というかギルマスの弟だったんだな、この人。
「……ナギ。君なら問題ない」
「本当ですか!?」
「あ、ああ。問題ないよ。ただし借りるのはギルドの所有地となっているから備品などを壊したら弁償して貰うけどね。それと弟の出した条件さえクリアしてくれれば出来れば基本的にはOKだ」
「わかりました!早速行けるなら行きましょう!」
「それでは付いておいで」
「はい!」
僕は全力で頷いた。これで回復薬がもっと出来そうだ!
ギルマスについて行き、ギルド一階から外に出た。
「おお……」
思わず声が出た。
そこにはなかなかの大きさの畑があって、色々な植物などが均等に置かれてあった。
……こんな場所があるとは思わなかった。
「よし、ここから先は弟の番だね」
ギルマスがそう言う。
するとさっきまで萎れていた筋肉質な男性がみるみると元気を出した。
「よし!じゃあ早速やっていくか!」
「そうですね!基本的な知識は身につけてきたので頑張ります!」
負けず劣らず僕も元気に声を出す。
三十分間畑とか農業に関係する本を読んできたからね。がんばるぞー!
―――因みにギルマスの名前はエファインさん、その弟の筋肉質な男性……名前はエファルトさんというらしい。
◆世界観設定
『エファイン』
第二の街ギルドマスター。弟のエファルトとは違い細身で知的な雰囲気が見いだせる。
ただしエファルトよりも眼光が強い模様。
エファルトが勝手に畑を貸す約束した時は困った。それはもう困った。
だが、その貸す人物が街防衛で大きな戦果を上げたと言っても過言ではないナギだったのでひとまずは安心した。
ギルマスとしてはとても優秀だが、よくエファルトに振り回されている。
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【あとがき】
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