35.……何事?
流石にイベント後に掲示板がないのはあれかなーって思ったのであとで差し込んどきます!
「う~ん、畑が欲しい!」
次の日になりログインした後、僕はそう叫んだ。
―――畑が欲しい。そう思う理由は複数ある。
一、素材による品質のブレ。OFOには素材などにも―――というか生産関係全般のアイテムに『品質』というものがある。そしてフィールドから撮れる素材はその差が顕著だ。
二、素材取得の競合。素材が取れる箇所、所謂『採取ポイント』は、個別に出現するわけでは無く、一部を除いて共用だ。
なので間が悪ければ素材がほぼ無い。という事もあり得る。
要するに一定の品質の素材が欲しい、というわけだ。
「畑……ギルドに行ってみるか……」
宿屋からギルドに移動する。もしかしたらギルドなら何かしら情報を持っているかも知れない、と。
歩いて数分、総合ギルドに着く。
因みに少しづつ依頼を熟し、僕の冒険者ランクはEの次、Dランクまで上がっている。
そして受付にいる筋肉質な男性に聞く。
「あのー、畑って売ってたりしますか?」
「あ゛ぁ?」
「ひぃ!?」
思わず短い悲鳴が出る。
凄い鋭さで睨まれた……怖い……
「あ、すまねぇ……怖がらせるつもりはねぇんだ……」
筋肉質な男性が落ち込む。……こ、コンプレックス的な感じなのかな?
……僕と正反対だけど同じかも知れない。この人は強面なのがコンプレックスなのかもだけど、僕は逆にこの女っぽい見た目が少しコンプレックスだ。
まあ今は自分から女装しているけどね!
「こ、怖がらせるつもりは無いなら問題ないです」
「そうか……えーっと、畑だったか?それならあるぞ」
「本当ですか!?」
目をキラキラさせながらそう言う。
「お、おう……ま、と言っても俺の持っている畑だけどな。やりたいなら貸すぞ?仲間は大歓迎だ」
「借ります!条件は!?」
若干気圧されながら筋肉質な男性が続きを話す。
「じゃあ収穫した薬草の二割徴収でどうだ?」
「いいですよ!因みに今行けますか!?」
「いや、流石に仕事中に抜けるのは不味い。今ギルドマスターを説得するから三十分後にまたギルドに来てくれ」
「そ、そうですよね。確かにそれは不味い……すみません無茶言っちゃって……」
流石にこれは身勝手だったかも知れない……反省……
「ま、良いってことよ!それじゃあまた後でな!」
おお、心が広い!
……ん?ギルマスを説得?それは……良い…のかな……?
まあそこら辺はギルド関係者とかじゃないと分からないからね。もしかしたら結構そこらへん緩いのかも知れないし。
……うん。
とりあえず図書館で畑について見ておこう。
「こんにちはー」
―――あれから三十分後、ギルドに来た僕は……
仁王立ちをしたギルマスっぽい人に間違いなく見られていることを確認した。
……何事?
◆世界観設定
『採取ポイント』
大体のフィールドにある素材アイテムが取れる箇所。
採取系スキルがあると見える採取ポイントが増える。
因みに採取ポイントのない場所にも一応素材がある。
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【あとがき】
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