22.[劇殺毒Ⅴ]って何!?
いやー。今日から夏休みなんですねぇ(アニメ見てたら遅れてたなんて口が裂けても言えねぇぜ……)
―――あのあと、毒ポーションをひたすら投げていたら、なんか違和感を感じた。
『グ…グア……』
”緋色ノ小型竜”が、苦しそうな声を漏らしている。
それと同時にHPがほんの少し、そう、少しずつHPが減っていってるのだ。
これならあと10分もすれば倒せるのでは!?
最初はもう無理だと思っていたけれど、思ったより削れている。
でもなんで持続ダメージが入っているのだろうか。
流石に毒耐性ぐらいはあるだろうからな……
『グァァァァァアアアアァァ!この!毒さえ回らなければ!勝てているはずなのに!流したのは!誰だァァァア!』
とりあえず少しでも力になれるよう、毒ポーションを投げる。
すると”緋色ノ小型竜”がこちらを向く。
え?なに?
『貴様かァァ!?その鬱陶しい毒、[劇殺毒Ⅴ]を流したのは!?』
[劇殺毒Ⅴ]!?なにそれ知らない子だわ。
いや本当に何それ!?
『最初からパリーンパリーンと!蚊に刺される程度の攻撃だと無視していたのに!毒が濃くなって来るではないか!こうなったら生かしておけん!最後の一撃は貴様に向けてやる!』
竜が口を開けると、魔法陣が出て来た。
そこに魔力っぽいのが集まっていき……
って!ヤバイ!何かしないとホントに街が崩壊する!
……考えろ……考えるんだ。
―――これだ!
『まだ最大威力は出せんが……この一撃で終わりだ!〔灼熱魔法【フィリー・ブロスター】〕!』
「〔糸術【糸生成】〕!」
両手を前に出し、僕が生成したのは大きな円状の糸……それは糸と言って良いのか分からないけどまあ、糸だ。
そしてそれに付与した能力は、【衝撃吸収】そして【熱耐性】に【反射】!
これなら【熱耐性】で耐えきれない威力を【衝撃吸収】してからの【反射】で行ける!
「はぁぁぁぁぁぁあぁぁあ!!」
『―――アアァァァァァァァ!』
矛と盾が衝突し、爆音が響き渡り続ける。よし、そう小さく呟く。糸が炎をしっかりと受け止めていた。
すると糸が輝きだし、今まで受け止めていたエネルギーを全て乗せて”緋色ノ小型竜”に炎ごと跳ね返した―――!
再び爆音が鳴り響いた。
やったか?とついフラグっぽいことを思ってしまったが、流石にここからの巻き返しは無く、”緋色ノ小型竜”が倒れてゲーム特有のポリゴンに変わっていった。
―――イエェェェェェェ!
―――フゥゥゥゥゥゥゥ!
少しの空白が生まれたあと、さまざまな歓声が上がった。いや本当に良くやったと思うよ……
《大ボス”緋色ノ小型竜”が倒されました。リザルトを送ります》
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”街襲撃”リザルト
クリア判定 100% (70%以上でクリア)
被害 0%
時間 1時間16分55秒
※メンテナンスがあります。メンテナンス後に結果発表をします。
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クリアだー!
◆世界観説明
『〔毒調合〕』
スキルを入れていると、毒が重なる(毒Ⅰ→毒Ⅱ→毒Ⅲ([毒Ⅰ]の効果がついた毒薬をを4回(毒Ⅱx2)与えるとなる)
と、なる隠し特性がある。
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【あとがき】
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