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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第一幕 彼、いや彼女が『戦場の支援者』と呼ばれるまで

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22/98

22.[劇殺毒Ⅴ]って何!?

いやー。今日から夏休みなんですねぇ(アニメ見てたら遅れてたなんて口が裂けても言えねぇぜ……)

 ―――あのあと、毒ポーションをひたすら投げていたら、なんか違和感を感じた。




『グ…グア……』


 ”緋色ノ小型竜”が、苦しそうな声を漏らしている。

 それと同時にHPがほんの少し、そう、少しずつHPが減っていってるのだ。


 これならあと10分もすれば倒せるのでは!?

 

 最初はもう無理だと思っていたけれど、思ったより削れている。


 でもなんで持続ダメージが入っているのだろうか。

 流石に毒耐性ぐらいはあるだろうからな……


『グァァァァァアアアアァァ!この!毒さえ回らなければ!勝てているはずなのに!流したのは!誰だァァァア!』


 とりあえず少しでも力になれるよう、毒ポーションを投げる。

 すると”緋色ノ小型竜”がこちらを向く。

 え?なに?


『貴様かァァ!?その鬱陶しい毒、[劇殺毒Ⅴ]を流したのは!?』


 [劇殺毒Ⅴ]!?なにそれ知らない子だわ。

 いや本当に何それ!?


『最初からパリーンパリーンと!蚊に刺される程度の攻撃だと無視していたのに!毒が濃くなって来るではないか!こうなったら生かしておけん!最後の一撃は貴様に向けてやる!』


 竜が口を開けると、魔法陣が出て来た。

 そこに魔力っぽいのが集まっていき……


 って!ヤバイ!何かしないとホントに街が崩壊する!

 ……考えろ……考えるんだ。









 ―――これだ!


『まだ最大威力は出せんが……この一撃で終わりだ!〔灼熱魔法【フィリー・ブロスター】〕!』

「〔糸術【糸生成】〕!」


 両手を前に出し、僕が生成したのは大きな円状の糸……それは糸と言って良いのか分からないけどまあ、糸だ。

 そしてそれに付与した能力は、【衝撃吸収】そして【熱耐性】に【反射】!


 これなら【熱耐性】で耐えきれない威力を【衝撃吸収】してからの【反射】で行ける!


「はぁぁぁぁぁぁあぁぁあ!!」

『―――アアァァァァァァァ!』


 矛と盾が衝突し、爆音が響き渡り続ける。よし、そう小さく呟く。糸が炎をしっかりと受け止めていた。

 すると糸が輝きだし、今まで受け止めていたエネルギーを全て乗せて”緋色ノ小型竜”に炎ごと跳ね返した―――!


 再び爆音が鳴り響いた。

 やったか?とついフラグっぽいことを思ってしまったが、流石にここからの巻き返しは無く、”緋色ノ小型竜”が倒れてゲーム特有のポリゴンに変わっていった。




―――イエェェェェェェ!

―――フゥゥゥゥゥゥゥ!


 少しの空白が生まれたあと、さまざまな歓声が上がった。いや本当に良くやったと思うよ……


《大ボス”緋色ノ小型竜”が倒されました。リザルトを送ります》


ーーーーーー

”街襲撃”リザルト

クリア判定 100% (70%以上でクリア)

被害 0%

時間 1時間16分55秒

※メンテナンスがあります。メンテナンス後に結果発表をします。

ーーーーーー


 クリアだー!

◆世界観説明

『〔毒調合〕』

スキルを入れていると、毒が重なる(毒Ⅰ→毒Ⅱ→毒Ⅲ([毒Ⅰ]の効果がついた毒薬をを4回(毒Ⅱx2)与えるとなる)

と、なる隠し特性がある。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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