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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第一幕 彼、いや彼女が『戦場の支援者』と呼ばれるまで

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21/98

21.”緋色ノ小型竜”

ちょっとだけ内なる中二が出てしまったぜ☆

《―――大ボス”緋色ノ小型竜”が十分後に南方向から出現します》


 ええ!?ドラゴン!?

 マジか……めっちゃ強そうだなー。

 あと名前が中二心擽(くすぐ)りそう。


 ……まあでもやることは変わらない!

 皆を支援し救助する!今回はそれだけだからね!



 アナウンスが終わると、プレイヤーが挙(こぞ)って南方面に進む。

 そして―――



 地が揺れた。

 次元の裂け目っぽいのがドラゴンの手と思わしき物に裂かれる形で出現した。


 ……めっちゃかっこいい!


 そしてドラゴンの体全てがこの世界に降臨した。

 見た目は名前の通りに緋色(アカイロ)の小型竜……小型……普通にまあまあ大きさがデカいんですけど!?

 体長は5mぐらいある。


 皮膚は鱗(うろこ)に囲われ、少しトゲトゲとしている。

 大きい体を支える強靱な四肢。その先にはそれぞれ漆黒の爪が五本ある。


 そしてそれを振るだけで被害が尋常そうな尻尾。



 こいつは手強そうだな……


『恐れ!慄(おのの)け!跪(ひざまず)け!竜の御前であるぞ!我が名は『ドラゴ・ヴォルケーノ』である!』


 喋った!?って思ったけどよくよく考えれば、竜が喋る作品なんて幾らでもあるかぁ。


『我はこの世界を支配しに来た!それを止めたいならば!我を倒してみよ!』


《大人数推奨(レイドバトル) 大ボス(討伐対象)”緋色ノ小型竜(ドラゴ・ヴォルケーノ)”が出現しました》


 戦闘が開始した。

 プレイヤーが攻め入(い)る。


 それから数分後、竜からの攻撃が入る。

 尻尾を振った。攻め入ってた殆(ほとん)どの前衛職のHPが全損した。


 唯一(ゆいいつ)生き残ったのはレベルが高いタンク職のみ。

 そのプレイヤー達にポーションを投げる。


 戦況は地味に絶望的だ。

 この時点で上記したとおり殆ど全ての前衛職が死んだ。


 残っているのはタンクと後ろにいた後衛職のみ。

 そしてHPはまだ九割が残っている。

 一定時間がたつまで攻撃してこないとはいえ……割とみんなパニック状態だから時間を計って避けられるかどうかも怪しいかもしれない……



―――ここで『デスペナルティ』について説明しよう。

 OFOでの『デスペナルティ』は、HPが0になったとき死亡し、最後に登録したセーブポイントに転送されると同時に全ステータスが一定時間10%低下する。と、なっている。


 ここの『10%低下』が重要で、これは死ぬ毎に重なっていき、最終的には90%低下まで行くらしい。

 だか効果時間は重ならず、3時間固定であるが。


 つまり死ねば死ぬほど『(一時的な)弱くてニューゲーム』になるというわけだ。

 てか本当にこれ難易度合ってる!?普通にきつく無い!?

 負けたら街が終わるんだが……


 僕も毒ポーションを投げまくっているけれど大したダメージにはなっていない。


 だがしかし今の僕は構わず毒ポーション投擲機になっているのだよ。


 それ以外すること無いしね!もうMP無いし!

◆世界観設定

『セーブポイント』

OFOでのセーブポイントは、主に宿屋などになる。HPが全損したときに一番最新のセーブポイントに転送される。

因みにゲームを始めた時点でセーブポイントが第一の宿屋になっている。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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