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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第一幕 彼、いや彼女が『戦場の支援者』と呼ばれるまで

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18/97

18.いや無理だッ!


 支援する順番は敵が弱い方から行くから東から。


 とりあえず仲間がいなさそうな人から補助していく。逆に味方がいると邪魔に思われる可能性があるからね……ほいっと!


———パリーン!


「うお!?あ!あざっす!」


 因みに気付いてくれるかは半々だ。今みたいに感謝してくれる人もいれば、気付かずにそのままの人もいる。

 まああくまで自己満足でやってるから別にいいんだけれども。あと支援ランキングもちょっと狙っている。


 おっと!危ない……

 支援をしているとヘイトが溜まるのか抜けて来たモンスターが一直線にこっちに来る。

 そういうのは避けるか———


「『盾《シールド》』!」


 今のは【テンプレート〔糸術〕】に保存した糸の盾を生成する詠唱だ。

 付与した特性は所謂【強靱】とゴムをイメージして【反発】も入れた。

 【反発】を入れたのは自分は近距離で戦う手段をあまり持っていないからそのまま距離を離しちゃおう。という感じで付与した。

 でもまあ最悪〔バックプッシュ〕とかもあるけど。


 盾は腕に着ける小型盾となっている。

 手で持つタイプだとポーションとか『針』とかが打てなくなる。

 なぜなら放つ系は基本的に手のひら、または杖等からしか出せないからね。


 まあとりあえず、『盾(シールド)』で一旦弾いてからいつも通り『針』を詠唱。

 これなら安全だ。




 その後15分ぐらい支援したから、次は西に行こう。

 って、死にそうになってる人がいる!ほいっ!


―――パリーン


「え?うわっと!」


 よし、これでもう良さそうだな。

 次の所へ。






 途中途中回復させながら西に来た。

 西は東とはモンスターの種類が少し違う。

 さっきは兎だったのに鶏になってる……あ、あれか。ここはとりぃぃぃぃ!って鳴いてたやつがボスなのか。なるほど。

 おっと。ほいっ!


―――パリーン


「お?これは……おお!回復の人だ!ありがとう!」

「あ、はい」


 回復の人とはなんぞ?

 ……あ。ほいっとな。


「あ、支援者ちゃん!ありがとね!」


 治療するたびにそんな感じであだ名?二つ名?で感謝されるようになってきた。


 …

 ……

 …


 ……まあ良いか、感謝されてるし。悪意も感じないし。

 あとちゃん付けはしなくて良い。


 

———パァァァァァァ!


———ピィィィィィィ!


———プゥゥゥゥゥゥ!


———ペェェェェェェ!



 そんな鳴き声が聞こえて来た。








 ……いやポォォォォォォ!は!?パ、ピ、プ、ぺ、と来てポが来ないことある!?

 ……ここにあったわ。


 そもそもそれはどんな鳴き声なんだって話だけどね。


 と、それはさておきこれは所謂『中ボス』というやつなのでは?四匹だし。

 しかもまだボス戦には早いからね。

 

 ッ! 中ボスの内の一体が一直線にこっちに来た!

 結構な速度だけど盾で受け止められるのか!?


———いや無理ッ!だってタンク役とかが持ってる大型の盾じゃなくて腕に着けるタイプの小型盾だもんね!うん!どうしようね!


◆世界観設定

『ヘイト』

OFOでは高ければ高いほどモンスター全般の標的となる値。

ヘイトが上昇するスキルもあり、基本的にHPが高い職業(戦士など)が主に取得できる。

因みにヘイトが上昇する値の順番は ヘイト上昇スキル>支援魔法・スキルなど>スキル>通常攻撃 である。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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