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ドワーフはツラいよ〜雇い主は変才なんだぜ〜  作者: 石上 三歳
そろそろ遊びじゃなくなってきたんだぜ(本格的軍備増強編)

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怒り出した副ギルド長には同情するんだぜ

「なんじゃ!こりゃあぁ〜!?」「声がデカいわ!」「流石にウルセェな」「耳が痛いやんか!」


冒険者ギルドから派遣されてきた男が、大海龍(リヴァイアサン)を見るなり大声を上げた。

まぁ気持ちは分からんでもねぇが、この大男は見た目だけでなく全てがデカい。


「まぁまぁ落ち着きなさい」


「コレでも飲んで下さいな♪」


俺達が耳を塞ぎながらこの大男を見ていると、ヴェルノア様(大将)とシェリア様(奥様)がこの大男をとりなし始めた。そしてこの大男は


「コレは...ありがとうございます」


「良いのよ♪」「それよりも、どうじゃ?」


ゴクゴクとまるで水でも飲むかのように、奥様から受け取ったスープを飲み干す。

そして、大将と共に大海龍を見上げながら


「とりあえず解体やらなんやらは公爵家(自分ら)でやると伺(うかが)いました。その上で検分だけしてくれってお話ですが...」


そこで言い淀んだ大男に変わって、大将が言葉を続けた。


「証明部位が有れば良いのじゃろ?これだけ沢山あるんじゃ。一本位構わんじゃろ?」


「構わないわ!その代わり討伐証明ヨロシクね♪」


そして大将が大海龍の歯を指差し、嬢ちゃんは将来冒険者になった時用にランクの底上げを打診する。


「全く...まだ若い個体とはいえ、不討魔獣(天災級Sランク)なんてモンを持ち込みやがって」


「おや、不服かのぅ?」「なんで迷惑そうなのよ!?」


するとこの大男はため息を吐(つ)き、項垂(うなだ)れ始めやがった。


「あのですね?持ち込んだのが複数のAランクパーティーで構成された混成部隊(クラン)とか、合同依頼とかなら喜びますよ。でも、単独での討伐なんて有り得ないでしょうよ!?」


そして大将に抗議の声を上げてから、嬢ちゃんの方を一睨(ひとにら)みする。その言葉を聞いた嬢ちゃんは、眺(なが)めていた大海龍の鱗から離れ大男の前まで歩み寄ると


挿絵(By みてみん)


「そう言えば、まだ名前を聞いてなかったわね。私はセシルよ」


「あぁ?!俺の名前か?」「ソレしかないでしょ?」


嬢ちゃんは大男の名を聞きながら、先に名乗った。大男はやや惚(ほう)けながらも、仕方なく答える気になったらしい。


「しゃあねぇな...俺の名前は」


そして、その大男が名乗った瞬間...


嬢ちゃんは大笑いしだしたんだぜ。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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