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ドワーフはツラいよ〜雇い主は変才なんだぜ〜  作者: 石上 三歳
そろそろ遊びじゃなくなってきたんだぜ(本格的軍備増強編)

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またまた人手が増えたんだぜ

「今度は囚人ですかい?」「ひょっとして終身刑?ソレ、大丈夫なん?」


ココから出ないなら同じ...とは言え、流石に逃亡不可な場所って訳じゃねぇ。

逃げようと思えば逃げ出せる。鉱山内の工房(この場所)は...そんな所だ。


「それなら大丈夫じゃ。ココに連れてきた者たちは皆、冤罪で服役中の奴等ばかりじゃからな」


そう言って大将は、ヒゲを撫でながら大笑いする。


「一応まとめ役を決めておいた。コヤツがそうじゃ」


「只今紹介に預かりましたヨゼフと申します。親方様、どうぞ宜しくお願いします」


連れてこられたばかりで囚人服のままだが、その振る舞いは貴族の執事(バトラー)彷彿(ほうふつ)とさせた。


「おぅ...ヨロシクな」「はい。どうぞ宜しくお願い申し上げます」


「ゲビックよ。コヤツは元家令じゃから、頼りにして良いぞ」


やっぱりそうだ。大将の言う家令って奴は、確か貴族の屋敷を取り仕切る役目を負ってた筈だ。だが


「なんでそんな奴が囚人に?」「当然主を(いさ)めたからじゃろうな」


俺と大将がそんな会話をしていると


「もう過ぎた事ですから」「そうじゃのぅ。儂としては、良い買い物が出来てホクホクじゃわい♫」「勿体ないお言葉で御座います」「本気じゃぞ?」「有難う御座います」


元家令(ヨゼフ)が過去話はゴメンだと言いたげに話を(そら)らした。そんなヨゼフに大将はワザと、元雇い主を貶める事で賛辞を送る。ヨゼフはそれを謙遜(けんそん)して返すが、大将は真剣な眼差しを送る事でヨゼフに信頼を寄せ...諦めたヨゼフは、大将の賛辞を受け入れた。


「ヨゼフよ。早速じゃが今からアノ者(メイド候補)たちにお主を紹介する故、儂とともに来てあの一角を取り仕切ってくれ」「は、はい?」「何、大丈夫じゃ。皆条件は似たようなモンじゃからの♪」


大将の言う条件ってのは、冤罪者に対する恩赦って事になるんだろうなぁ...


どう考えても、服役してるよりはココで働く方が何倍も人間らしい生活が出来る。

そんな事を考えていると


「ではゲビックよ。後ほどコヤツらを頼むぞ」「へぇ...」


そう言って大将はマルヴェラに声を掛け、元服役囚と思われる女性たちの元へと向かって行ったんだぜ。


挿絵(By みてみん)

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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