キツネとタヌキの化かしあいなんだぜ
「なんでこんなめんどくせーモン作るんだ?鉄礬土と氷晶石を使った方が効率も良いし、副産物も同時に作れんじゃねぇか」
俺が相棒と二人で汗水垂らしながら、嬢ちゃんにそんな質問をすると
「アンタもう忘れたのかい?!帝国に「しぃ―――!?」あっとゴメンセーやん」
相棒に叱られた。すると嬢ちゃんが相棒に口を閉ざすように指を立てる。その後俺に
「逆よゲビック!リン酸肥料の副産物がフッ素ガスで、それを利用して氷晶石を作ってるのよ!」
「同じじゃねえか?氷晶石を作るのに必要なフッ素ガスを発生させる為に、肥料を作ってんだからよ」
逆だと言って来るが良く分からねぇ。同じじゃねぇかと聞き返したら
「氷晶石だけを作るなら蛍石で充分よ。でも公国は肥沃な農地を持ってる訳じゃないわ」
「アンタは目的のモンしか見てへんから、そんな事も分からんのや」
なんだか年下共にガキ扱いされた気分だぜ。まぁ一石二鳥?って奴を言いたいんだろうなってのは理解したが
「そんな事よりその必要な肥料が出来るってんなら、こんな明礬石からアルミ生成なんてしなくても良いじゃねぇか」
俺は電解炉を駄目にする非効率な作業に辟易した。そうそたら今度は、二人して頭を抱えやがった。二人は顔を見合わせた後、視察に来てる貴族を見て
「情報漏洩は非効率な物を意図的に見せないとね」
「ホンマセーやんは知恵が回るわぁ」「それ程でも♪」「褒めてねぇだろ」
笑顔を見せながら貴族に会釈をした。
「また(電解炉を)作り直しなんだぜ」「良いじゃない。赤泥の再利用になるわ」
赤レンガは売れるんじゃねぇのかよ?とはもう言わないんだぜ。
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