量産化の目処がたったんだぜ
「マルヴェラのおかげで計画が一気に進んだわ♪」
「セーやん...ちょい落ち着こうや」「何が?」「はぁ...」
良し良し...コレは不幸中の幸いだぜ。俺は相棒が嬢ちゃんの気を引いてる内に、今まで棚上げした物を随時並べて(今無い物から率先して作って)いく。
「あんなセーやん、こういったモンは、普通順序だててやるもんなんやで?」
「だって「だってやないの!」でも「でもじゃないの!」えぇ〜」
やっぱ女には女だぜ、男じゃぁこうはならねぇ...
「例えば狙撃銃見てみ?普通は火縄銃が先やで?」
「そんなんしゃあないやん!そんな事言うたかて、思い出したん狙撃銃が先やねんから!」
って嬢ちゃん?なぜドワーフ訛りなんだよ?!
「セーやん?なんかウチの言葉遣い真似てへん?」
「あ〜…なんか前世を思い出して、つい感染ってもうたわ」
ん?嬢ちゃんが転生者だってのは予想してたが...ドワーフの女って事は無いだろ?
俺がそう思ってると
「懐かしいて...ドワーフの女とよう話しとった...って訳やないよな?訛りがちゃうで?」
「あはは...前世は、乙女の秘密やわ」「なんでやねん!」
そんなやり取りをした後相棒が突っ込みを入れると、嬢ちゃんは笑った。
「突っ込みの後笑うんドワーフ以外で初めて見たわ」
「そうなんよ!」「ドワーフの男を巻き込むんじゃねぇ!」「どう言う事?」
相棒の疑問が俺じゃねぇってのは分かるが、嬢ちゃんの言い分が分からねぇ。
「いっつも人がボケても、私が突っ込んでも笑わないのよ!?」
「「そりゃそうだろ」」「なんで?」「ドワーフ文化やもん」「女だけな」「そうかぁ?」
まぁ実際ここに相棒が来るまでノリツッコミしてんのは、俺と大精霊様だけだったわ。って事を頭に浮かべてたら
「なぁゲビック?」「んぁ?」「コレは何?」「!?ナイスよ!ゲビック!」
相棒に気付かれた。まぁ大体終わってたから、目的は達成したって事で構わねぇ。
「嘘やろ?〜〜〜…」「お願いね♪」「ゲビックぅ〜」「甘えた声出すんじゃねぇよ!」
「だって〜「手伝うに決まってんだろうが」ゲビックぅ〜!」「抱きつくんじゃねぇ!」
嬢ちゃんは相棒にニコニコと笑いかけてるが、コレは元々俺の仕事だったんだぜ?




