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ドワーフはツラいよ〜雇い主は変才なんだぜ〜  作者: 石上 三歳


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22/26

ガキっぽさが増してるんだぜ

「ゲビックこれ何?」「それは扇風機だ」


俺はマルヴェラの質問に答えながら扇風機を回してみせる。


「へぇ〜?!暑い日にこれで涼むんやね!バラドに持ってったら馬鹿売れしそうやん♪」


そう言いながらもコイツの眼は、次の獲物を求めて目線を泳がせてやがる。案の定


「これは?」「竹とんぼだ」「ソレってなにするモンなん?」


速攻次の目新しいモンに喰い付いてきた。俺が辟易(へきえき)しながら竹とんぼを飛ばしてやると


「なんや、子どもの玩具やん」「驚かねぇのかよ?!」

「さっき扇風機見たやん!理屈は(おんな)じやんか?!」


くっ!?コイツは俺と違って考えてから作る事が多い。だから一度詰まると、そこから中々進まねぇんだが...

ツボにハマれば、イキナリとんでもねぇモンを作ったりもしていやがった。その辺り嬢ちゃんに似ているっちゃ似ているかもしれねぇ。だから今みたいに理屈を先に理解すると驚きやがらねぇ。


「ねぇゲビック?コレは何?」「ソイツはバネってんだ」「ばね?」


今度は俺の日課になっちまったバネに興味を持ちやがった。俺はマルヴェラに、サスペンションを見せる事でバネの特性を伝えると


「へぇ〜?!凄いやん!でもコレって作るん大変ちゃうの?」


「普通には作れねぇから、俺らの錬金鍛冶能力(ちから)が必要なんだよ」


俺が人間の鍛冶師じゃ作れない事、毎晩の日課になってる事を告げると


「ふっふ〜ん...早速ウチの出番やん♪」


そう言ってマルヴェラが見せた錬金鍛冶能力(修行の成果)がとんでもなかった。


「なんじゃこりゃあ〜!!!!」「どうだ!参ったかぁ〜♪」


マルヴェラが作った魔道具(マギッシャー)は...一度使った魔導(マギシェス)錬金(アルヒェミー・)術式(フォルメル)模倣(コピー)して、同じ精度で再現するというとんでもない魔道具(代物)だったんだぜ。


読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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