ガキっぽさが増してるんだぜ
「ゲビックこれ何?」「それは扇風機だ」
俺はマルヴェラの質問に答えながら扇風機を回してみせる。
「へぇ〜?!暑い日にこれで涼むんやね!バラドに持ってったら馬鹿売れしそうやん♪」
そう言いながらもコイツの眼は、次の獲物を求めて目線を泳がせてやがる。案の定
「これは?」「竹とんぼだ」「ソレってなにするモンなん?」
速攻次の目新しいモンに喰い付いてきた。俺が辟易しながら竹とんぼを飛ばしてやると
「なんや、子どもの玩具やん」「驚かねぇのかよ?!」
「さっき扇風機見たやん!理屈は同じやんか?!」
くっ!?コイツは俺と違って考えてから作る事が多い。だから一度詰まると、そこから中々進まねぇんだが...
ツボにハマれば、イキナリとんでもねぇモンを作ったりもしていやがった。その辺り嬢ちゃんに似ているっちゃ似ているかもしれねぇ。だから今みたいに理屈を先に理解すると驚きやがらねぇ。
「ねぇゲビック?コレは何?」「ソイツはバネってんだ」「ばね?」
今度は俺の日課になっちまったバネに興味を持ちやがった。俺はマルヴェラに、サスペンションを見せる事でバネの特性を伝えると
「へぇ〜?!凄いやん!でもコレって作るん大変ちゃうの?」
「普通には作れねぇから、俺らの錬金鍛冶能力が必要なんだよ」
俺が人間の鍛冶師じゃ作れない事、毎晩の日課になってる事を告げると
「ふっふ〜ん...早速ウチの出番やん♪」
そう言ってマルヴェラが見せた錬金鍛冶能力がとんでもなかった。
「なんじゃこりゃあ〜!!!!」「どうだ!参ったかぁ〜♪」
マルヴェラが作った魔道具は...一度使った魔導錬金術式を模倣して、同じ精度で再現するというとんでもない魔道具だったんだぜ。
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