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ドワーフはツラいよ〜雇い主は変才なんだぜ〜  作者: 石上 三歳


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21/26

やっぱりコイツはやかましいんだぜ

「ゲビィ―――ック!」「うるせぇ!?」「なによ?!久々に会う婚約者(フィアンセ)に言う台詞がソレなの?!」


はぁ...やっぱり会いたくなかった...と、思わず言いたくなるくらいマルヴェラ(コイツ)は人間(かぶ)れしている。


マルヴェラ=グラニット


俺が血の盟約(ブルシューヴァ)を酌み交わした唯一の相棒なんだが...


コイツは何故かドワーフの誓い(相棒の儀式)を婚約と勘違いしている。


「なによゲビック、やっぱり婚約者(いい人)がいたんじゃない!」


「違う!俺が結んだのはドワーフの誓い(ブルシューヴァ)であって婚約なんかじゃねぇ!?」


嬢ちゃんの勘違いを訂正すべく、俺は全力で否定するが


「別に結婚してもええやん。アンタ公国(こっち)にずっとおるんやろ?だったら子育て位させてぇな?」


マルヴェラは俺の事なんて全く気にしてねぇ。


「ゲビック?アナタ育児放棄する気なの?」「嬢ちゃん待ってくれ?!」


なんでやってもいない事で責められなきゃならねぇんだよ...これだから


「「女って奴は...とでも言う気」なん?」


やべぇ...声に出ちまったみてぇだ。


「セシル様...と呼んで良いのでしょうか?」


「そうね...なんだったら、セシルって呼んでも良いわよ♪ゲビックなんて、ずっと嬢ちゃん呼びだしね」


そう言って二人は意気投合しだし...


「そうね!ゲビックが嬢ちゃん呼びしてるんやったら、ウチは『セーやん』って呼ばせてもらうわ♪」


「セーやん!良いわね!気に入ったわ♪」「「うふふっ♪」」


とうとう仲良くなっちまった。


「何してるのゲビック?」「そうやでゲビック!アンタの工房やろ?早ぅウチに案内しぃな?」


俺は今...嬢ちゃんに言われるがまま、マルヴェラ(コイツ)を呼んだ事を後悔し...


(はよ)しぃって言うてるやんか!鈍臭い(やっち)ゃなぁ!」


やっぱりコイツはやかましいんだぜ


読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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