やっぱりコイツはやかましいんだぜ
「ゲビィ―――ック!」「うるせぇ!?」「なによ?!久々に会う婚約者に言う台詞がソレなの?!」
はぁ...やっぱり会いたくなかった...と、思わず言いたくなるくらいマルヴェラは人間被れしている。
マルヴェラ=グラニット
俺が血の盟約を酌み交わした唯一の相棒なんだが...
コイツは何故かドワーフの誓いを婚約と勘違いしている。
「なによゲビック、やっぱり婚約者がいたんじゃない!」
「違う!俺が結んだのはドワーフの誓いであって婚約なんかじゃねぇ!?」
嬢ちゃんの勘違いを訂正すべく、俺は全力で否定するが
「別に結婚してもええやん。アンタ公国にずっとおるんやろ?だったら子育て位させてぇな?」
マルヴェラは俺の事なんて全く気にしてねぇ。
「ゲビック?アナタ育児放棄する気なの?」「嬢ちゃん待ってくれ?!」
なんでやってもいない事で責められなきゃならねぇんだよ...これだから
「「女って奴は...とでも言う気」なん?」
やべぇ...声に出ちまったみてぇだ。
「セシル様...と呼んで良いのでしょうか?」
「そうね...なんだったら、セシルって呼んでも良いわよ♪ゲビックなんて、ずっと嬢ちゃん呼びだしね」
そう言って二人は意気投合しだし...
「そうね!ゲビックが嬢ちゃん呼びしてるんやったら、ウチは『セーやん』って呼ばせてもらうわ♪」
「セーやん!良いわね!気に入ったわ♪」「「うふふっ♪」」
とうとう仲良くなっちまった。
「何してるのゲビック?」「そうやでゲビック!アンタの工房やろ?早ぅウチに案内しぃな?」
俺は今...嬢ちゃんに言われるがまま、マルヴェラを呼んだ事を後悔し...
「早しぃって言うてるやんか!鈍臭い奴ゃなぁ!」
やっぱりコイツはやかましいんだぜ
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