そんなモン居ないんだぜ
「人手が足りないわ」
「今更ですかい?」
どんなにやることが増えても人を雇う(外注は別)事はしなかった嬢ちゃんが、突然そんな事を言い出した。
「ゲビック、あなた婚約者は居ないの?」「げふっ!くぁ゙っ!?」
「汚いわね?!」「嬢ちゃんが変な事言うからでしょうが?!」
俺は咳き込みながらも嬢ちゃんの言う【人手】に一抹の不安を感じ、念の為聞いてみる事にした。そしたら案の定...
やっぱり欲しいのはドワーフの事だった!
「待ちなって嬢ちゃん?!ドワーフだからって誰でも鍛冶が出来るって訳じゃねぇんだぜ?」
「そうなの?!」「当たり前だろうが!?人間だって皆子ども産む訳じゃねぇだろ?」「人間をオークと一緒にしないで!?」「(さっきの嬢ちゃんの言い分は)同じだろうがよ?!」
そんな嬢ちゃんと不毛な会話を交えつつ、何が言いたいか聞いてみると
「それなー…当てが無い訳でも無いんだが...」「やっぱり婚約者が居るんじゃない?!」
物作りの上で違う視点が欲しいらしい。だが...それにしてもフィアンセ、フィアンセとしつこいったらありゃしねぇ。
「いねぇよ!」「今居るって「婚約者じゃねぇ!心当たりならって言ってんだよ」じゃあその人呼んでよ!」「ぐぅ...」
強く否定するうちに嬢ちゃんの勢いに当てられて、思わず心当たりがあると言っちまった。だが...正直呼びたくねぇ。
「うふふっ...」「ちょっと待て。誰も女だと「男なのぉ?!」いや、女だけどよ」「なんだぁ...」
...人間界では同性愛?ってのがあるらしいが、そんなモンにドワーフを巻き込まないでくれと思いつつ...
「あいつはなぁ...」
正直嬢ちゃんに言われるまで忘れてたくらい会いたくはねぇんだが...
俺もそろそろドワーフは必要だとは、感じていたんだぜ。
そんな婚約者は居ないんですw
ゲビックにとっては...ねw
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