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超短編集  作者: 正丸八光


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脱け殻

 せっかくの休みなのに予定が何もない。しかも、こう言う日に限って朝早く目が覚めるのだ。ゆっくり寝てたいのに・・もう一度寝ようと試みるが眠れない。『ちきしょー・・せっかくの休みなのに・・』寝るのを諦め、取り敢えず煙草に火を付けると、缶ビールの栓を開けた。「くぅ~!朝からビールとは贅沢だな!」無理やり休みを満喫する事にした。ダラダラと午前中を過ごし、テレビを付けたまま寝転んで何もせず何も考えない、脱け殻状態の俺・・時間だけが過ぎて行く感覚に身を任せて夕方になって思った『休みを無駄にした・・』遠くで、役立たずとか生きる価値なしって声が聞こえていた・・休みだからって、朝から酒を飲んだら終わりだな・・


(終わり)

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