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超短編集  作者: 正丸八光


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転生したら両利きになってた3

 朝食を食べ終えると重い足取りでハローワークに向かった。俺は43歳だから何か仕事しなきゃならないけど、働ける自信がない・・つい最近まで中学生だったし、バイトもしたこと無い俺が会社勤めなんて出来るのか・・ハローワークを通りすぎトボトボ歩いていると中学校のグラウンドが見え、そっちに足が向かって行く・・グラウンドを眺めながら溜め息が漏れる・・来年はエースになれると頑張ってたのにな・・みんな俺が死んで悲しんでくれたかな・・『はぁ…』死んだ事を考えると悲しくなり、グラウンドの隅に落ちてたボールを拾い上げると、おもいっきり投げたい気分になった。どっちの手で投げるか考えて、大きく振り被って左手で投げると、ボールが勢いよくバックネットに突き刺さった!今まで投げた事のないボールの勢いに思わず「すげぇ!哲郎さん野球やってたんだ!」俺は偶然とは思えない繋がりを感じた・・


(終わり)

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