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バラ色の人生
18の誕生日を迎えた日に父から伯爵家に嫁ぐように言われた。相手は6つ上の上級公務員で結婚相手としては申し分ないのだが、まだ学生で結婚なんて考えられない・・母親に相談しても「何言ってるの!これからバラ色の人生じゃない!」そう言って耳を貸してくれない。父親同士が友人で、お金持ちの伯爵家に嫁げば幸せになれると思っているからだ。『バラ色の人生・・華やかで幸せ溢れる人生が待っている?そうじゃない!周りから華やかに見えても、私が歩むのはイバラの道・・棘で傷付き流れ出た血が私の人生をバラ色に染めるだけよ!』数日後、父親に連れられ伯爵家を訪問して結婚相手を初めて見た。『えぇ~っ・・マジ!すっごくイケメンじゃん!』私の心の中でバラが咲き乱れ、頭の中では蝶々が飛んでいた・・
(終わり)




