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セルマ、念願のスキル発現!

弓矢の練習を重ねたセルマにもようやくスキル発現!

~第7話~



『まっ雅樹、私のステータスボード音が…音が鳴った…!』


『落ち着け、セルマ、ステータスを見てみよう!』


『うん…ステータスオープン!スキルが光ってnew!って!』


セルマは興奮してステータスボードと俺を何度も交互に見返す。


『これ、弓術だよね?きっとそうだよね?絶対にそうだよね?』


『とりあえず見てみよう。』


セルマは震える指でスキルを開き、確認する…


『えっ?…これって異世界の文字かな?弓術だよね?』


セルマは涙で震える声で俺に尋ねる。


『これは…青果物管理…青果物管理?』


『ねぇ、何で弓じゃないの…』


見慣れた文字で表記がされているがもしかしたら異世界の文字かもしれない…そう自分に言い聞かせていたセルマであったが、現実は…


『とりあえず説明見てみよう…』


《青果物管理》

野菜や野草、果物の鮮度や旬、栄養価、品質、成分、現在の相場がわかる…(注…経験値の蓄積により進化可能)


『私狩人なのに…、何で野菜?』


セルマは涙を拭こうともしない…


『いやいや、これ凄いスキルだぞ!』


雅樹は説明を読むと興奮気味にセルマに伝える。


『ふぇ…?』


セルマは雅樹が何に驚き、何を嬉しそうにしているのか…全く分からなかった…


『このスキル、弓術よりもずっと凄い!弓術は弓を撃つ事だけに特化してるが、《青果物管理》野菜のステータスが解る!野菜特化の鑑定の上位スキルだよ!』


『野菜のステータス…?』


『そう!名前は勿論、勉強を重ねれば品質から味や食感、食べ頃、相場まで解る!』


『それが何になるの?私は…狩人…なんだよ…』


『いいか、セルマは狩人は狩人でも野菜の狩人だよ!弓だけが狩猟じゃないだろ?鮎だって狩猟で取ったし。セルマは弓だけが狩人だけだと思ってるけど…』


雅樹はこのスキルの可能性は地球で言う《野菜マイスター》に近いのでは…と推測する。


『でも、何で弓じゃなくて野菜なの…?』


『それは俺にも解らない。けど、セルマにスキルが発現したのは紛れもない事実だよ。』


『うん…そう…だよね…』


セルマは涙を拭き、少しだけ明るく応えた。


ピコン!

今度は雅樹のステータスが鳴る…




要約発現したセルマのスキル…

アレだけ練習したのに何故?

そして雅樹のステータスも鳴る…

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