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第4巻:如月令嬢は『春宵の鼻端を笑わない』  作者: アリス・リゼル


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EP,Autumn ~section3:『鉄の獣と、明野原の安宿』~

 放課後のチャイムが、新市街のピカピカの校舎に静かに鳴り響いた。

 普段なら、足早に旧市街の自宅へ帰り、金魚に餌をやってから自室のパソコンで『GyoGyoっとラブ』の動画をループ再生するという、僕にとっての至福の時間が始まる合図だ。しかし今日のチャイムは、まるで死刑台へと向かう足音のように重く、不吉な響きを持って僕の鼓膜を打った。


 僕は1年2組の教室で自分のカバンを抱え、ガタガタと震える膝を必死に押さえていた。

 無理もない。つい数時間前、僕の平和な推し活は、一冊の絵本に隠された『本物のSOS』によって完全に粉砕されたのだ。大好きなアイドルとのコラボ絵本を描いた作家・桜木陽子先生が、狂気に駆られた担当編集者によって、隣町の明野原市のどこかに軟禁されている。そして僕たちはこれから、その犯罪現場に直接乗り込もうとしている。


 警察に通報すればいいじゃないか。誰もがそう思うはずだ。僕だってそう主張した。だが、僕の絶対的な主である如月さんは、それを鼻で笑って切り捨てた。彼女の目的は人助けではなく、『自分の推理した劣悪な環境が、物理的にどう存在しているのかを自分の目で確かめること』という、純粋で冷酷な知的好奇心を満たすことだけなのだ。警察を呼んで現場を封鎖されてしまっては、彼女の観察の邪魔になる。


「遅いぞ、サクタロウ。下僕の分際でわしを待たせるとは何事じゃ」


 教室の入り口から、凛とした冷たい声が響いた。

 僕は弾かれたように顔を上げ、そして、一瞬だけ呼吸を忘れた。


 そこに立っていたのは、いつもの指定のブレザー姿の如月さんではなかった。放課後の限られた時間を使って、わざわざ実家から取り寄せたのか、あるいは迎えの車の中で着替えたのか、彼女は完璧な秋の私服姿でそこにあった。

 深いボルドーカラーの肌触りの良さそうなハイネックのニットが、彼女の抜けるように白い肌と、アメジストの瞳の神秘性を際立たせている。その下には、ダークブラウンとくすんだゴールドの糸が織り込まれた、クラシカルなチェック柄のプリーツスカート。歩くたびに規則正しい襞が優雅に揺れ、上品な広がりを見せている。脚を包むのは透け感のない漆黒のタイツと、美しく磨き上げられた編み上げのレザーブーツだ。さらに彼女の華奢な肩には、上質なキャメル色のトレンチコートが、まるでマントのようにふわりと羽織られていた。


 身長147センチと小柄でありながら、その姿はどこかの国の幼き女王のように気高く、圧倒的な美しさを放っていた。木陰で本を読んでいそうな可憐さと、周囲の人間を一切寄せ付けない絶対零度のオーラ。同世代の女性と目を合わせるだけで思考停止してしまう僕にとって、本来なら直視することすら危険な存在だ。だが、不思議なことに彼女に対してだけは、その美しさを『芸術品』として客観的に鑑賞できる自分がいる。彼女が僕を、ただの『忠犬』として扱っているという絶対的な安心感があるからだ。


「す、すいません如月さん。その、服、着替えたんですね。すごく、秋らしくて似合ってます」


 僕が絞り出すようにお世辞を言うと、如月さんはトレンチコートの襟をわずかに直し、冷たく鼻を鳴らした。


「下僕の安っぽい評価など求めておらん。これから向かう明野原市は、この新市街のように気象コントロールシステムなど完備されておらんからな。吹きさらしの風と、劣悪なインフラがもたらす物理的な冷え込みに対処するための、合理的な防寒措置に過ぎん。それより、行くぞ。時間が惜しい」


 如月さんが踵を返し、コツコツとレザーブーツの足音を響かせて廊下を歩き出す。僕は慌ててカバンを抱え直し、彼女の少し後ろを小走りで追いかけた。

 歩きながら、僕はどうしても拭いきれない不安を口にした。


「如月さん、本当に僕たちだけで行くんですか。相手は絵本作家を軟禁するような、頭のおかしくなった大人ですよ。いくら如月さんが天才でも、高校生二人が丸腰で乗り込んだら、どう考えても僕たちまで一緒に捕まって、絵本の謎解きギミックを延々と作らされる地獄の缶詰生活が始まってしまいます」


 僕が涙声で訴えると、如月さんは歩みを止めず、前を向いたままフッと嘲笑した。


「お主は本当に、わしを誰だと思っておるのじゃ。如月コンツェルンの令嬢たるこのわしが、自らの身を危険に晒すような間抜けな真似をするはずがなかろう。すでに手は打ってある。お主のようなひ弱な駄犬では護衛の役にも立たんからな」


「手って、まさか……」


 僕たちが新市街の校舎のエントランスを抜けた先。ロータリーには、すでに一台の漆黒の高級セダンが静かに横付けされていた。車体は鏡のように磨き上げられ、秋の夕暮れの光を滑らかに反射している。

 そして、その後部ドアの傍らには、一人の大男が直立不動で立っていた。


 身長は190センチ近いだろうか。オーダーメイドの漆黒のスーツの上からでもはっきりとわかる、鋼のように鍛え上げられた分厚い胸板と丸太のような腕。鋭い眼光と顔に刻まれた深いシワは、どう見ても裏社会のヒットマンか、あるいは戦場を渡り歩いてきた傭兵そのものだ。年齢は40代後半といったところだが、その体から発せられる物理的な圧力は、不良や怖い人が極端に苦手な僕の心臓を、一瞬で鷲掴みにした。


 だが、僕が恐怖に足がすくんだ次の瞬間、その大男は信じられない行動に出た。

 彼は如月さんの姿を認めるなり、その厳つい顔をクシャクシャに歪め、滝のような涙をボロボロと流し始めたのだ。


「お嬢様ァァッ!」


 野太い、しかしどこか裏返ったような声がロータリーに響き渡った。


「黒田。騒々しいぞ。周囲の目がある。少しはわしの専属ボディガードとしての矜持を持て」


 如月さんがゴミを見るような冷ややかな目を向けると、黒田と呼ばれた大男は、持っていた真っ白なハンカチで目元を乱暴に拭いながら、なおも嗚咽を漏らした。


「も、申し訳ございませんお嬢様。しかし、お嬢様自ら、あの治安の悪い明野原市などの安宿街へ赴かれるなどと伺い、私の胸は張り裂けんばかりでございます。どうか、どうかこの黒田めが代わりに向かい、その愚かな犯罪者どもを一人残らず木っ端微塵に粉砕して参りますゆえ、お嬢様は温かいお屋敷でお休みになっていてくださいませ!」


 この黒田さんという人は、如月コンツェルンの私兵とも言える精鋭ボディガードチームの中でも、最強の武闘派として知られる男だ。しかしその圧倒的な暴力性とは裏腹に、彼は如月さんに対して異常なほどの過保護であり、彼女のこととなるとすぐに涙を流す極端な情動の持ち主だった。


「わしの言葉が聞こえなかったのか、黒田。わしは自分の目で、あの文章が紡ぎ出された物理的環境を検証したいのじゃ。お主のような筋肉だるまに代理が務まるはずがなかろう。お主はただ黙って、わしの後ろで壁の役目を果たしておればよい。それ以上の無駄口を叩くなら、置いていくぞ」


「お、お嬢様ぁっ。なんと冷酷で、そしてなんと美しきご決断。この黒田、お嬢様の歩かれる道に立ち塞がる全ての障害を、音もなく排除する盾となりましょう」


 黒田さんは深く一礼し、後部座席のドアをうやうやしく開けた。

 僕はその巨体に怯えながらも、彼が一緒に来てくれるという事実に、心の底から安堵していた。怖い人ではあるが、これほど頼もしい味方はいない。狂気の編集者など、黒田さんの前では生まれたての小鹿も同然だろう。


「サクタロウ、何をボヤボヤしておる。車に乗れ」


「えっ、でも僕、車酔いしやすくて。それに、如月さんは昨日、電車の振動がどうとか言ってませんでしたか?」


「愚か者。この車で明野原市まで行くわけがなかろう。これは駅までの足じゃ。あのような寂れた街の狭い路地にこんな目立つ高級車で乗り込めば、それこそ不要なノイズを引き寄せるだけじゃ。それに、現場の振動レベルを正確に計測するには、同じ鉄道路線に乗って物理的な揺れを体感する必要がある」


 如月さんはコートの裾を翻して車に乗り込み、僕も慌てて反対側から滑り込んだ。黒田さんが無言で運転席に収まり、漆黒のセダンは音もなく滑り出した。


 月見坂市の新市街にあるターミナル駅から、僕たちはローカル線の各駅停車に乗り込んだ。

 夕方の帰宅ラッシュの時間帯ではあったが、AIによる完璧な需要予測に基づいて増発された車両は適度に空いており、如月さんはロングシートの端に優雅に腰を下ろした。僕は彼女の隣に縮こまるように座り、黒田さんは僕たちの目の前に、まるで分厚い鉄の壁のように立ちはだかっている。周囲の乗客たちは、黒田さんの放つ尋常ではない威圧感と、如月さんのただならぬ美しさに気圧され、誰一人として僕たちの周囲半径二メートル以内に近づこうとしなかった。


 電車が走り出すと、車窓の風景は劇的な変化を見せ始めた。

 美しく区画整理され、塵一つない新市街のスマートシティ。そこから境界線を越えると、錆びついたトタン屋根や迷路のような路地が密集する、僕の住む旧市街の景色が広がる。しかし、電車はさらにその先へと進んでいく。


 大きな川を越え、月見坂市の市境を抜けると、そこが明野原市だった。

 新市街のような徹底された管理もなく、かといって旧市街のような濃密な昭和の熱気もない。ただひたすらに、中途半端に寂れ、風化していく地方都市の風景がそこにあった。色褪せた巨大な看板、シャッターの閉まったままの商店街、ペンキの剥がれた駅のホーム。空を覆う雲は灰色で、どこか街全体に重苦しい空気が漂っている。


「ここが、明野原市」


 僕が窓の外を眺めて呟くと、如月さんは懐から古い革の手帳と万年筆を取り出した。


「サクタロウ、よく見ておけ。この街のインフラの老朽化具合を。AIによる最適化など夢のまた夢。道路の舗装はひび割れ、建物の外壁には長年の排気ガスと鉄粉がこびりついておる。この街の血管とも言えるのが、我々が今乗っているこの路線と、それに並行して走る貨物列車の古い高架橋じゃ」


 駅を降り、僕たちは高架線沿いの道を歩き始めた。

 秋の冷たい風が吹き抜け、如月さんのプリーツスカートをわずかに揺らす。黒田さんは如月さんの斜め後ろを、周囲を鋭く警戒しながら無言で付き従っている。


 高架下には、薄暗い倉庫や、いつから営業しているのかわからないような古い居酒屋、そして目的である『ビジネスホテル』がいくつもへばりつくように建っていた。どれも外壁は黒ずみ、ネオンサインは一部が切れ、客を歓迎するような空気は一切ない。出張の肉体労働者や、わけありの人間が身を隠すためだけに使われるような、吹き溜まりの安宿街だ。


「如月さん。ホテルがいくつもありますけど、桜木先生がどこにいるか、本当にわかるんですか? 一軒ずつ探してたら怪しまれますよ」


 僕が小声で尋ねると、如月さんは立ち止まり、銀のルーペをポケットから取り出した。そして、持参していたあの絵本を取り出し、僕の目の前で開いた。


「サクタロウ、わしの『五感分析』を侮るな。答えはすべて、この物質の中に書き込まれておる」


 如月さんは、絵本の後半部分のページを指先でなぞった。


「まず、インクの乾き具合と紙の湿気じゃ。この絵本は出版されてからまだ日が浅いが、後半のページだけ、紙の繊維が微かに膨張し、波打っておるのがわかるか。これは作画や執筆の段階で、極端に湿度が高く、かつ日光が一切入らない劣悪な環境に長期間置かれていた物理的な証拠じゃ」


「日光が入らない……つまり、窓がない部屋」


「左様。絵本のテキストにも『窓のない、分厚い鉄の扉』と記されておったな。この安宿街のホテルの中で、窓がない部屋というのは構造上限られてくる。採光の義務を果たせない部屋、つまり、建物の最下層の角部屋か、あるいは高架橋のコンクリートの橋脚に物理的に隣接してしまい、窓を塞がざるを得なかった訳ありの部屋じゃ」


 如月さんはルーペ越しに、高架線とホテルの位置関係を冷徹に計算していく。


「そして次が、最も重要なファクターじゃ。テキストにはこうあった。『上からは常に、地鳴りのような鉄の獣の足音が響いてきます』とな」


 その時だった。

 僕たちの頭上を、凄まじい轟音が通り過ぎていった。旧式の貨物列車が、重量級のコンテナを満載して高架線を走り抜けていく音だ。大地が震え、コンクリートの橋脚がミシミシと軋み、鼓膜を突き破りそうな金属の摩擦音が周囲を制圧する。僕は思わず耳を塞いでしゃがみ込みそうになった。


 轟音が過ぎ去った後、如月さんは満足そうに頷いた。


「これじゃよ。この物理的な振動と騒音こそが『鉄の獣の足音』の正体じゃ。サクタロウ、よく考えてみろ。いくら高架沿いのホテルとはいえ、建物の上の階に行けば行くほど、線路の振動は空中に逃げ、ある程度は軽減される。しかし、先ほどのテキストは『地鳴りのよう』と表現しておった。地鳴りとは、地面から伝わる低周波の振動じゃ」


 如月さんは持っていた万年筆の先で、目の前にある一つのビジネスホテルを指し示した。

 『ビジネスホテル・あけの』と書かれた錆びた看板。その建物は、他と比べても一段と古く、何より建物の左側の壁が、高架橋の太いコンクリートの橋脚と完全にくっつくようにして建てられていた。


「つまり、桜木陽子が押し込められているのは、線路の振動を空中で受ける上の階ではない。高架橋の橋脚に物理的に隣接し、その振動を地面と壁伝いにダイレクトに受け続ける最下層。すなわち、あのホテルの1階の奥、橋脚側の角部屋じゃ」


 完璧な論理だった。魔法でも超能力でもない。インクの滲み、紙の湿気、そして文章に書かれた環境描写と現場の物理法則を照らし合わせることで、彼女は数万の部屋の中から、たった一つの座標を完全に特定してのけたのだ。


「さらにダメ押しじゃ。あのホテルの換気扇の排気口から、かすかに漂ってくる匂い。サクタロウ、お主の鼻でもわかるじゃろう」


 言われて僕は鼻をひくつかせた。

 秋の冷たい風に乗って、古い鉄管から漏れ出すような血に似た錆の臭いと、ツンと鼻を突く強力な洗剤の臭いが混ざり合った、酷く不快な悪臭が漂ってきていた。


「錆と、アンモニアの匂い……。絵本の描写と、完全に一致してます」


「チェックメイトじゃな。さあ、答え合わせの観劇と行こうか」


 如月さんはトレンチコートの裾を優雅に翻し、迷うことなく『ビジネスホテル・あけの』の薄暗い入り口へと足を踏み入れた。僕は生唾を飲み込み、黒田さんの大きな背中の後ろに隠れるようにして、その後を追う。


 ホテルのロビーと呼ぶのも憚られるような狭い土間には、フロントのカウンターがあったが、そこには『御用の方はベルを鳴らしてください』という札が置かれているだけで、従業員の姿はなかった。防犯カメラも配線が切れて垂れ下がっている。狂気の編集者がこのホテルを選んだ理由がよくわかる。ここは、誰も他人のことなど気にしない、完全な死角なのだ。


 僕たちはフロントを素通りし、軋むような音を立てる廊下を奥へと進んだ。

 カビと埃の匂いが立ち込める中、照明は薄暗く、ところどころ蛍光灯が点滅している。一番奥の突き当たり。如月さんの推理通り、高架橋の橋脚に面した壁際にある角部屋『105号室』。


 そのドアは、周囲の安っぽい木製のドアとは異なり、防音と防火のための分厚い鉄製のドアだった。絵本に書かれていた『窓のない、分厚い鉄の扉』そのものだ。


 ドアの前に立った瞬間、僕の耳に微かな音が届いた。

 分厚い鉄の扉越しでも漏れ聞こえてくるほどの、異常な速さでキーボードを叩く乾いたタイピング音。カチャカチャカチャ、ターン!という、何かに急かされるような強迫的な音。


 そして、それに混じって聞こえてくる、女性のすすり泣く声。


「ごめんなさい……ごめんなさい……もう、アイデアが……」


「黙って手を動かせ! 謎解きのギミックが甘いんだよ! ファンが三日で解けるようなもの作ってどうする! もっと複雑にしろ! 締め切りまであと五時間だぞ!」


 ヒステリックに怒鳴り散らす男の声。

 間違いない。この鉄の扉の向こうに、大好きなアイドルのコラボ絵本を作ってくれた桜木陽子先生と、彼女を軟禁し、狂気に駆られた担当編集者がいるのだ。


 僕の心臓は早鐘のように打ち始め、手にはじっとりと汗が滲んでいた。僕の推し活という平和な日常の裏側に、こんなおぞましい地獄が隠されていたなんて。


「ふむ。見立て通り、極上のルーツがこの扉の向こうに保存されておるようじゃな」


 如月さんは鉄の扉を見つめ、一切の恐怖を感じていない様子で、アメジストの瞳を冷たく輝かせた。そして彼女は、僕が止める間もなく、その白く細い指で、迷うことなく105号室のインターホンを押したのだった。



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