8/118
「猫」
「あ、可愛い。猫ちゃんですよ」
「ひっ、妾にその獣物を向けるでないわ、たわけ!」
「えー……もしかして、猫苦手ですか?」
「妾は暗黒神ぞ。闇を見分けるものなど……やめぬかうつけが!!」
買い物の帰り道、すり寄ってきた猫が可愛かったので。抱き上げ彼女に見せたところ苦手だったらしい。猫、夜目きくからか。
つい悪戯で猫を持ったまま近づけば「うつけ」と罵られたあげく距離を取られた。地味にショックだ。自業自得だけど。
「あ、可愛い。猫ちゃんですよ」
「ひっ、妾にその獣物を向けるでないわ、たわけ!」
「えー……もしかして、猫苦手ですか?」
「妾は暗黒神ぞ。闇を見分けるものなど……やめぬかうつけが!!」
買い物の帰り道、すり寄ってきた猫が可愛かったので。抱き上げ彼女に見せたところ苦手だったらしい。猫、夜目きくからか。
つい悪戯で猫を持ったまま近づけば「うつけ」と罵られたあげく距離を取られた。地味にショックだ。自業自得だけど。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。