前へ目次 次へ PR 9/118 「カクテル」 「カクテルはいかがですか?」 「かくてる」 「西洋の混ぜ酒ですね。いろんな種類があるので、お試しに一つ作ってみましょうか」 家にあるバースペースで、夜。退屈そうにしていた彼女のため、情報屋で昔とった杵柄を活用して出来上がったのが。 ロブロイである。 「うむ、美しい琥珀色だな」 「どうぞ」 カクテルグラスを彼女の前に置き勧める。一口で飲み切った彼女は、私に頭を屈ませると。 「愛いことよな」 と言って優しくなでてきた。 カクテル言葉、いいですよねぇ