前へ目次 次へ PR 7/118 「待ち合わせ」 「マスター!」 犬のように駆け寄ってくるイケメンはズィーク。私の獣神《いぬがみ》、いわばペットだ。 笑顔は彼の目が私の背後を見た途端消えた。彼女がいたからだろう。 「久しいなズィーク、妾の男妾《おとこめかけ》になる決心はついたか」 「すみません、どうしてもと言われ」 困ってそう言えば。 「……暗黒神、決着をつけるときがきたようだな」 「獣の分際が妾に勝さると?」 「来よ、誓約された勝利の御旗」 「すみませーん、ココア3つで」 ここカフェだから。