第19話
約2週間ぶりです。
「焔剣精霊」
お祖父様の獄炎の炎が間もなく部屋全体を飲み込もうとした時、そんな声が響き、炎の一角が切り裂かれ、そこから体が包帯に覆われた男が炎でできた剣を持ってこちらに突っ込んできました。
「なっ!?」
攻撃に向いていない闇系統の精霊様が宿っていると思っていた私は反撃されるとは思っていなかったため、驚いてしまい、体が固まってしまいました。
そんな私の腰をユリエル様が抱えてこの場から離れてくださいました。
やはり場数の違いますね。
そんなユリエル様ですが、先ほどまで私達のいたところを見て驚いています。
そちらに視線を向けるとお祖父様がまだその場にいました。お祖父様は何か信じられないものを見たかのような顔をしています。
そんなお祖父様に炎の剣を持った包帯男が近づきます。
「ジーぃいクーぅう!」
ユリエル様がお祖父様の名前を叫びます。
それでお祖父様は正気を取り戻したようで何とか包帯男の剣を受け止めることができました。
私はほっとしましたが、それも一瞬でした。
炎の剣からでる炎はお祖父様の剣を受け止めた剣を持つ手や近くにある顔に伸びて容赦なく焼いていきます。火傷だけですんでいるのはお祖父様が自身にかけている防御の魔術のおかげでしょう。
しかもお祖父様の剣の半ばまで炎の剣は切り裂いており、今も少しづつお祖父様に近づいています。
周りの炎ですらお祖父様の防御では防ぎきれないのにあの炎の剣で直接切られたら・・・
私は縋るようにユリエル様を見ます。
ユリエル様も援護しようと風を集めていますが、精霊様に守られている祝福持ちにダメージを与えられるまでにはまだ時間がかかりそうです。
そして、ついにお祖父様の剣が真っ二つになり、炎の剣がお祖父様に迫ります。
その時、お祖父様がこちらを見ました。その眼はまるで後は任せたようでした。
「お祖父様~!!」
そして、先ほどまでお祖父様がいたところに大きな火柱がたちました。
「そんな・・・、」
前世の私は早く亡くなったので、親しい人の死は初めてです。ましてや誰かに殺されたなんてことはありませんでした。
今、私の中にはお祖父様を失った悲哀とお祖父様を殺した包帯男への憎悪であふれかえっています。
そして、その感情に比例するかのように左目が熱を持ちます。
まるで私を責めるかのように・・・、そして、視線の先にいる男を焼こうとするかのように・・・。
うまく書こうとするのは
あ~きらめましょう~♪
というわけで(どういうわけだなんてききたくない)これからは投稿のペースを上げます




