第14話
今回、かなり短いです。
しかし精霊教の方々は厄介な技術を会得したようですね。
祝福持ちから精霊様をとりだし別の人に移せる様になっていたなんて。
今までは祝福持ちの赤子の誘拐と祝福持ちの方々の精霊教への入信に注意をしていれば良かったのに、これからはあらゆる世代の祝福持ちの方々が狙われることになってしまいます。
しかも私はお父様にそんな技術があることを聞かされていませんでした。おそらく国もこんな技術があると知らない可能性があります。
この状況から何としてでも逃げ出さなければ、私自身このままだと精霊様を取り出された後、殺されるだろうし、このことを知らないたくさんの祝福持ちの方々が犠牲になってしまいます。
しかし、今現在袋詰め状態の私には魔法も何も使えません。自力での脱出することも誰かに場所を教えることもできません。
私は精霊様が左目に宿っている祝福持ちなのですが祝福持ちの方々の力は魔術や精霊術に比べて圧倒的に使いやすく、強力なため幼少期の教育に悪い影響を、具体的に言うと選民思考を持ってしまう可能性があるため、この国では祝福持ちが生まれたら精霊社から人が送られて宿っている精霊様にお眠りいただいています。
えぇ、そうです。私に宿っている精霊様もまだ眠っています。しかも私の魔力はこの精霊様にすべて持っていかれてしまっているため魔術も精霊術も使えません。
先程ビナー様にお祖父様の安否を教えてもらえた様に、私に宿っている精霊様の級が高いので上司の娘にご機嫌とりするかの様にたまに下級の精霊様助けてくれる時があります。私は助けて頂いた後に、ユリエル様やお母様にきちんとお礼をしてもらってた結果、かなりの頻度で助けてもらってますが、基本的に精霊様の善意によるもので、私からお願いしているわけではありません。
はぁ〜。どうしましょう?




