表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孤独な炎に祝福を  作者: 基龍 連
第一部 孤独のひとり未満
PR
6/9

第五章 太陽神の晴れ女

第五章です!!!(もう言うことなし(笑))


***MIND 連***


水が入った炎の炉に愛奈は手をかざすように、校長に言われたためかざしていると…

「なんか、水があったかく感じてきました。」

 愛奈はかざすのをやめ、今さっきと同じように、手に集中し炎を出そうとしていた時のようにしていた。

「さてと、何が出るのかな…」

 柴野が少し興味ありそうにつぶやくと愛奈の手から水色の炎が出てきた。

「校長先生、炎にしか見えませんけど?」

 水色の炎にしか見えない俺は校長に言ったが、愛奈からの感覚は少し違ったようだ。

「いや、冷たい。」

「冷たいのか?」

 炎とは真逆の冷たい炎っていうことは…強いのか?まぁ見た目は炎だから、見掛け倒しにはなるか…

「冷たいとは私も驚いたな…天照大神は太陽の神だ。太陽の神ならば温度を操れると思うのだが、初めてから冷たいとは予想外だな。」

 校長には、だいぶ予想外だったらしい。緑上先生も驚いた顔をしている。

「まぁ後に温かくなってくるかもしれないからな。」

 柴野は少し愛奈をバカにするような物言いで笑っていた。やっぱ、言いたいことは言うタイプだな。

その後、愛奈と俺はあらかた炎の基礎を学び、家に帰った。もう夕方の五時半だ。

俺は少し、まだ、時間があるのでゆっくり、晩ご飯を創り出した。

「まさか、冷たいとはねぇ」

「まぁ見掛け倒しにはなるし、使えるんじゃない?」

「おぉぉぉ~連が久しぶりにほめてくれてる~」

 俺自身そんなに褒めたつもりはなかったが愛奈がニコニコしているので何も言わないでいようと思う。

「もっと温度下げることできないの?」

「無理なんじゃない?連は最高火力が大きいから温度を下げたりいろいろできるかもしれないけど…」

「マイナスの温度までできたら苦労しないか…」

 そんなこと言っている間に今日の夜ご飯を作り終えた。

「おっ今日のご飯は何~‼」

「パスタ。まぁカルボナーラだけど。」

 愛奈は卵料理やチョコが好きなので、パスタの時は大体、カルボナーラだ。

「連ったらわかってる~‼」

「今日、テンション高いな。」

 いつもはもう少し静かなはずだ。まぁ今日は自分の手から炎が出てきたからテンションが高くなったのかもしれないが…

「そう?まぁ私、太陽神の天照大神だから。日本の最高神だから。」

「ってことは晴れ女か。」

 太陽神なら、愛奈は晴れ女な気がする。校外学習のときとか転地学習の時も雨予報が前日には晴れ予報に変わっていたからそう考えても無理はないと思ってる。

「確かに、全部晴れだもんね~」

「俺にとっては愛奈は嵐だけどな。」

 俺の計画はすべて愛奈に大半を潰されたといっても過言ではないと思っている。一番初めの計画には、愛奈も転校するなど入ってはいない。今後、どこかで軌道修正する必要があると思っている。

「嵐じゃないよ‼天真爛漫でものすごーくかわいい、アニメとかだったらヒロイン的存在だよ‼」

「ヒロインにしては行動が読めなくて、読者が困るわ。」

 本当に困ると思う。実際、俺が困っている。柴野もそうだが、俺の周りって特徴が濃いやつしかいないと思う。

そんなことはさておき、柴野流星の先生に褒められた時のつらそうな顔は何だったんだろうか…

「ごちそうさま。」

「えっ連、早くない⁉もっと味わって食べなよ~」

「ちょっと出てくる。」

「えっまたどっか行く気?スーツケースはもっていかせないよ?」

 今更、新居を探して出て行っても愛奈に見つかってしまうのが目に見えているので正直する気はない。

「コンビニで明日の朝食買ってくるだけだ。」

「じゃあ私、卵サンドで‼」

「ホント好きだな…まぁ行ってくる。」

 朝食を買いに行くというのはただ単に、一人になる口実を作りたかっただけだ。

「なぁ蕾、今日はありがとな。」

「俺はやりたいようにやっただけだ。万が一お前が炎が使えないようなら、戦闘の時には毎回俺が出なくちゃいけなくなるからな。」

 まぁ結局のところ、俺も蕾もめんどくさがりでサボりたいから自分たちを補い合ってる部分があると感じてたけど、いざ言葉にされると、よくここまで生きて来られたと思う。

「まぁ一応、邪炎っていう高火力な炎が出せるってだけで収穫はあったしな。蕾の時は違う炎とかでんのかな?」

「連が一番の火力が出てきてんのに、違う炎が出てきたらさすがの俺でもへこむぞ。」

「柴野流星…厄介だけど、どうしょうか?」

「力でねじ伏せるなんて、今の力じゃ無理だろうな。少し炎をどう使っていくか考えねぇとな。」

 あの時のように剣にして戦うのもいいが、もう少しほかの方法がないか確かめないといけないと思う。炎を出せる時間は人によって違うらしい。一番いいのは刀に炎をのせて戦うことだ。まぁそんなことができるのかも知らないのだけれどもね。

 蕾との会議のような会話のようなものが終わり、コンビニで明日の朝食を買って帰った。

「ただいま。」

「おかえり~。たまごサンドあった?」

「あったから、買ってきたよ。」

「ありがと~‼」

 その後、俺は明日の用意を済ませ風呂に入り寝た。



蕾と連の話し合いは個人的に私は好きです。皆さんは、どのシーンが好きですか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ