最後の戯れ言
完結後たくさんの感想、応援ありがとうございました!作者、これからも頑張ります!
◆後書き◆
どうやら需要があったようなので、もう少しお話をしようと思います。
私がこのなろうに来たのは、2019年4月でした。
当時の私は、この頭の中に降りてきた話、【いしのまほうつかい】を書ききってやるぞ!という、はた目から見たら暑苦しいことこの上ない情熱を持って、ここにやって来ていました。
で、投稿してみて、びっくり。
たくさんの人に見てもらいたくて、ここに小説を置いたのに、気付いてすらもらえないという悲しい現実にぶち当たりました。
まさに奈落の底へ蹴り落とされたような気分。恐ろしくへこみましたよ(遠い目)
寒々とした暗闇の奥で、孤独死寸前の私。
長い間、何のためにここで書くのかと、ずっと一人で悩み続けて、もがいてました。
そんな時です。このエッセイが誕生したのは。
抱えている辛い気持ちを、面白おかしく書くことで、その苦しみを自分から切り離そうとしたんですね。
「くっそー!転んでもただで起きてやるもんか!このやるせなさも作品に生かしてやるーーっ!」
そんな思いから始まったこの戯れ言。まさか多くの皆さんに読んでもらえるようになるなんて、夢にも思っていませんでした。
短編版を投稿した時、感想や励ましを初めてもらい、嬉しかったのを今でもはっきり覚えています。(最初、お知らせの赤字にビビりました)
執筆というのは、ある種、孤独な作業であって、自分自身との戦いとなります。
気持ちがもたなければ、続けることが困難になる。
何を支えに頑張ればいいのか──私はその答えをずっと探していました。
連載を続けていて思ったのです。それはptとかブクマとか、評価ではなかった。
私の支えになったのは、仲間との出会いと交流でした。
そして、その人たちによって、私は気付かされました。
私は『小説を書くのが好きだから、楽しいから書いている』のだ、と。
周りの評価なんて、気にしなくていい。自分は自分らしくあればいい。
好きなものを想像して、全力で書いて、技術を磨いて楽しむ。
それこそが、私の本来のスタンスなのです。
私はずっと、評価ばかりに囚われて、物書きを始めた原点を見失ってたんですね。
だってお金もらってやってるわけじゃないんですし。好きにやったらいいじゃないですか(笑)
みんなそれぞれ想いや考えがあって、それを小説として置いている。自分を認め、周りの声に振り回されないのが大事だと思います。
たくさんの小説に触れ、たくさんの出会いを経験し──
私はとうとう悟りを開きました!
これからは底辺王者として、このなろう界に君臨するのです!
「あははははははははは!さあ、お前たち!今こそ我を崇め、ひれ伏すのだ!!(魔王口調)」
……すみません、調子に乗りました。痛いのでスマホで殴らないでください。
えっと、冗談はともかくですね。
これを読んでる書き手の皆さんに伝えたいのは、頑張りすぎないで、ということ。
ここに居る人たちは、みんなきっと、同じように悩み苦しんでます。あなたは一人じゃありません。
世界にたった一つしかない、大切な身体。
大事にしつつ、その筆を進めていってくださいね。
画面越しから、あなたに精一杯のエールを送ります。
皆さんのなろうでの執筆活動に幸あれ!!
2019.6.25【おしまい】
「【いしまほ】も応援たのみまーす(小声)」
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