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ライラの選択1
「ライラはこれからどうしたい?」
「え?」
これから?
「サーシャ嬢はいなくなった、君を害する人は居ない。既に様との婚約はない。」
そうね、
「君はたくさんの選択肢がある。」
そうなのかしら?
「ふふっ。そうなの?みたいな顔してるね。そうなんだよ、ライラ。でもね、僕は今から言うただ一つのものを選んでもらえたらとても嬉しく思う。」
?何かしら?
スッ
急にルイフォンが跪く
「ライミ-ラ・ライラック嬢。私と婚約をしては頂けませんか?私は、あなたを心の底から守り、慈しみ、愛したいのです。」
え?
!?!?!?
コンコンコン!
「ちっ!」
?
次は何!?
「ライラ、ルイフォン、失礼するよ」
リュネスお兄様が部屋に入ってきた。え?リュネスお兄様?なんで?
「あーあ、やっぱり先越されてた。」
「そっちが来るのが遅くなるって言うから」
「しょうがないなぁ」
ルイフォンは分かってるらしい。そして、私もここまできてそんなに鈍い人間ではない。
「ライミーナ。僕と婚約を結ばないか?僕は君と共に生きていきたい。」
そう言って、ウェスタお兄様そっくりなそのお顔で、私が弱い表情をして…なんかずるいな。
でも、私の答えは…




