ライラの選択2、皆のその後1
「二人とも、ごめんなさい。私ね、もっとたくさんのことを知りたいの。お兄様達のように研究したいし、旅もしてみたいの。でも、二人は許してはくれないでしょう?私を大切にはしてくれるけど、私はね、本当は自由でいたいの。二人のことは大好きよ?でも、ごめんなさい。」
「「…ライラ」」
「ごめんな、ライラの気持ち考えてなかった。」
「僕も。自分の気持ちばっかりになってた。」
「ううん、気持ちは嬉しかったの。ありがとう。」
「まあ、従兄として、これからもよろしくな。」
「僕も…これからも一番の友達でいるよ」
??年後
「「「ヴィラール国王万歳!!!」」」
「「「ルアーナ王妃万歳!!!」」」
結局、ヴィラールが国王になった。
理由はヴィラールが真面目に周りからの評価を上げたこととヴィラールの年の離れた弟は小さい頃から王になる気がなく、幼い頃から剣を握り、また、剣の才能を開花させ、両親、臣下の反対を押しきり、なんと騎士団長にまでなってしまったのだ。
また、学園卒業後、遠国の王女がヴィラールに惚れ、熱烈なアタックの末に二人は結ばれることになった。
これには皆、変な女に引っ掛かるよりかは断然、むしろ恐ろしいぐらいに優秀な妃を迎えられると大歓迎だった。
「ヴィラールで…陛下、ルアーナ様」
「ライミーナ嬢」
「この度は国王、王妃のご即位おめでとうございます。」
「ありがとう」
「ありがとうございます、ライミーナ様」
「結局君は誰とも結婚する気はないのか?」
「ええ、そのつもりです。」
「君が良くても、君が誰かと結ばれない限り、誰とも結婚しようとしない人間が二人もいるんだが…」
「大丈夫ですよ、二人には熱烈にアタックしてくるかわいい子がいるので」
「へえ?」
********
「リュネス様!私と踊ってください!」
「いいよ、小さなお姫様」
「小さくなんてありません!もう12歳です。立派な女性です!」
「それでも俺には小さなお姫様なんだよ、マリー」
「では、大人になったら結婚してくださいますか?」
「それはごめんなさい。だよ。年齢が離れすぎだし、俺は独身でいたい、それに君の両親が許さないと思うよ、自分の従弟、自分の娘より14も年上。第一、俺にはずっと心に決めた人がいる。」
「でも私、ライラお姉様にそっくりなのでしょう?」
「え、」
「知ってます。ライラお姉様が好きなことは。」
「え」
「お父様はごねましたけど、両親には了解をもらっています。」
「へ?」
チュッ
「早く私を好きになってくださいませ」
********
「何あれ」
「私のかわいいかわいい姪っ子ちゃんですわ」
「それは知ってる」
「やーん!可愛らしいですね!本当にライミーナ様そっくり-!」
「私の見立てでは数年のうちには落ちます。リュネス兄様」
「そうか、」
遅くなり、すみません。
あと一話で完結とさせていただきます。
マリーはウェスタとメーナの娘です。普段はとても元気で、可愛らしい子です。そして二人の子供らしくとても頭のいい子です。常日頃からリュネスに告白しています。




