皇妃様とのお茶会
「ねえ、ライラちゃん。1つ聞いてもいいかしら?」
「なんでしょうか」
「ライラちゃんは、誰か思いを寄せる人はいるのかしら?」
「え?」
「本当はね、ヴィラールと結婚してくれれば嬉しいと思っていたのに、おバカなことをしてあなたを逃してしまったわ。私だってあなたが娘になるのを楽しみにしていたのに…かと言って皇家にはあなたと釣り合う年齢の子はいないしー、逆に国内の貴族ならいいけど国外に嫁ぎますなんて言われたら嫌だしねぇ」
確かに12歳の令嬢しかも公爵家のが未だに婚約者がいないのは問題だ。婚約解消時に他の高位貴族が何件か婚約解消したと問題になったけど、私の周りは過保護な人たちに囲まれているから、誰も寄ってこれないのよね。
「私ね、今のところはルイフォンがいいとおもうのよ。あの子次期宰相だし、私の血縁者でもあるから結婚後はあの子が仕事中私とお茶するなんてどう?」
「えっと…まだ分からないです」
「そうよね、もし、思いを寄せる相手が出来たら教えて?そうしてくれると嬉しいわ!」
「分かりました」
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「はあ、本当に残念だわ…ライラちゃんが娘になると思ってたのに。あの人のせいでヴィラールもうまく育ててあげられなかったし、ほんとにもう!
ルイフォンに頑張ってもらわなきゃいけないわね。あの子、どう見てもライラちゃんが好きなのだから。」
「我はライラが幸せなら何でもいいがな。欲を言うとしたら我らにあまり逆らわない旦那がよいがな。はっはっは!」
「そうですね。今の高位貴族の子供達は心優しい子が多いですから、ひねくれずに幸せに生きてほしいですね。その為に、私たちは公務を頑張りましょう!ね、陛下!」




