ヒロインの処遇3
お久しぶりです。気がつけば半年ぶりとなっていました。楽しんでお読み頂けると幸いです。
「おっと、つい話がそれすぎてしまったな」
あ、よかった。本題に入るようだ。
「サーシャ·ガーベル男爵令嬢。まあ、端的に言うと君は停学だ。本来ならば退学になってもおかしくはないのだが、なにせライラが今は皇族と婚約関係に無くてだな、広い範囲で言えばライラも準皇族の位置に居るし令嬢のなかでも序列一位な為、適用できないわけでもないと思うのだが…ライラは望んでないだろうしな。というわけでライラが卒業するまでの長期停学の罰に決まった。」
ということは、4年間の停学処分ということかな。
16歳が12歳と学ぶのって…ちょっときつそー
「もう一つの学校に飛ばそうか迷ったんだが、あちらには隣国の王子が留学中でな、駄目だとなった。あと、ライラは優秀だから上級学園へ進むだろうが、また接触してきた場合は…分かっておるな?」
次は退学+不敬罪で投獄?かなー?
てか、隣国の王子が来てるって何?そんなの知らないんだけど?サーシャは知ってるのかな?
…知らなそうだな
「さて、判決は終了だ。ライラ、我とお茶をしないかい?皇妃も一緒だ。」
「光栄ですわ」
✾✾✾✾✾✾✾✾✾
「久しぶりねライラちゃんいえ、もう大きくなったからライラ嬢かしら?」
「お久しぶりです皇妃様。ライラ·ライミーナただいま参りました。まだまだ半人前であるとともに、皇妃様には可愛がっていただいておりますので、今まで通りの呼び方をしてくださると嬉しいです」
皇妃様、前より断然顔色が良くなっている。ヴィラール様とは会ったのは10歳だが、皇妃様は昔から度々私の様子を見に来ていたのだ。
ヴィラール様と初めて会ったときはなぜこのお方からあのような子が…と思ったが、確かに甘やかし上手で叱り下手なイメージはあった。それに加え、私には見せなかったが、病んでいたこともあって、部屋に閉じこもりがちでもあったとのことだ。
「ねえ、ライラちゃん」




