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お茶会 2
「あの、私の婚約者候補に貴方はいません。」
「そんなわけ無いだろう!だってラルクが…!」
ラルク…?
「あの…?ラルクとは誰ですか?」
「俺の側近候補だが?」
あ…だめなやつだ
「ライラ!」
「ルイフォン!」
ルイフォンが気づいて来てくれた。
「お前は…?」
「失礼しました。第一王子殿下。私はルイフォン·チュラリス…ライラの婚約者候補です。そして、今日のライラのパートナーを努めます。」
「お前が…?それに何故第一王子と言うのだ?王太子だろ?王子は俺しかいないし。」
「あの…陛下はいらっしゃいますか?」
「いない!」
「ちょっとお父様の所に行っても良いでしょうか…」
「仕方がないな。許可しよう」
「お父様!何故かヴィラール様が居るんですが…」
「…え、なんで?」
いや、私がきいてるんですけど…
「ソイムート、陛下に至急連絡を」
「かしこまりました」
執事長…走るの速っ!てか走ってるの初めて見た。
あと普段はセバスって言ってるのにお父様セバスの本名で呼んでるじゃん!
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場所を移し、応接室にて
「旦那様、陛下がすぐにいらっしゃるとのことです。」
「わかった。ご苦労さま」
そういえば…
「で…殿下!あの…!今日はどうしてこちらへ来れたのですか?」
「?ラルクと来たぞ」
「…」
ラルク…お前は何がしたいんだ!あったことないけど…!




