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前世勇者の俺が転生した結果!?  作者: Re:Ei


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第四十七話 格の違い

学園長は全校生徒にそう宣言した

しかし...

ふざけるな!!など生徒達は不満の声をあげていた

無理もない

見下していた無能力者に一瞬で序列を抜かされたのだ

不満を持つ生徒がいてもおかしくないだろう

それを見た学園長は...

学園長「ふむ....」

少し考えるようなそぶりを見せ

学園長「ではこうしよう」

学園長「神谷零のプレデター就任に不満がある奴は今から前に出てこい」

学園長「そこで戦闘を開き、勝った奴にプレデターの座を渡し、神谷零からプレデターの座を剥奪する」

学園長「これで文句はないだろう」

学園長「では、この決定に不満がある者は前へ出ろ」

次の瞬間

前に出てきたのは数人、数十人という数ではなかった

百人....いや数百人はいるだろうか

それだけ膨大な数の人間がこの決定に不満を示していた

学園長は静かに笑った

学園長「まさか...こんなにいるとはな」

学園長「流石にこの人数全員1対1をしていたら日が暮れる」

学園長「では....こうしよう」

学園長「今前に出てきた者全員で襲いかかれ」

学園長「最後に神谷零の意識を落としたやつを新プレデターとする」

零「なっ!?」

俺は学園長のそのめちゃくちゃなルール説明に驚愕していた

学園長は俺をプレデターから下ろしたいのか...?

学園長にゆっくりと目線をやると...

学園長は俺の目をじっくりと見た後

学園長「やれ」

短くそう呟いた

どうやら学園長は俺が負けるなんて微塵も思っていないらしく

随分と信頼を置かれてるなーなんて事を思いつつ、俺は椅子から腰を上げるのだった


俺が椅子から立ち上がりその数百という群勢に視線を向けると...

学園長「はじめだ」

学園長がそう宣言した瞬間

地面が揺れた

ドドドドッ

数百という群勢が一気に俺の元へと走り出したのだ

俺はゆっくりとステージから降りて拳を固めた

そして

そして

そして

勝負は一瞬にしてついた

最後に体育館に立っていたのは...

零「......」

俺だった

その戦いは接戦なんかではなく一方的なものだった

試験が始まった瞬間俺は驚いた

俺はプレデターとしか戦ってこなかったためどうやら感覚が麻痺していたようだった

俺はまず手始めに先頭にいたやつを軽くぶん殴った

するとそいつは

生徒「がっ!!」

そいつはものすごい勢いで吹っ飛び周りを巻き込んで壁に衝突した

俺が軽く殴っただけですでに生徒は1割ほど減っていた

その時点で残りの生徒は足を竦ませその場から動かなかった

その後はもう簡単だった

ドミノ倒しのように、先頭のやつを攻撃すれば後ろにいるやつも倒れる

俺は最悪剣を引き抜こうと考えていたが

いらぬ心配だった

七つの大罪の能力者は国一つを滅ぼしかねない力を持つ能力者

その意味を認識し

俺は最後の一人をぶん殴った

そいつは一瞬で意識を飛ばし...

学園長「....これで文句を言うやつはもういないか?」

学園長は体育館を見渡し...

学園長「あぁ....」

学園長「もう返す奴は誰もいなかったな」

学園長「では、これにて発表は以上とする」

学園長「集会は終わりだ」

学園長がそう言うと

意識がある人間はぞろぞろと体育館外に出て行き

意識がない奴は担架で医務室へと運び込まれた

学園長はそんな様子を横目に話し始めた

学園長「さて...」

学園長「では、新プレデターは私についてきてくれ」

学園長「クラスに案内しよう」

学園長はそう言って歩き出した

俺は学園長の後ろへと着いていくのだった


学園長について行くと俺達はまず別館に行く事になった

プレデターを学園で見かけないと思ったら、どうやらプレデターは学園にすらいなかったらしい

学園から少し歩きやがてついた所は....

もう一つの学校だった

零「....七人でこんな所使っていたんですか?」

学園長「あぁ」

零「....随分といい暮らししてたんですね」

学園長「プレデターは特別だからな

学園長「待遇も特別待遇だ」

学園長はそう行って校舎内に入っていった

校舎内はとても広々としていて

設備も整っており、前いた学校とは比べ物にならない程豪華だった

学園長はさらに奥に歩き

一つのクラスに入っていた

そこはクラスというより、もはや会議室のような場所だった

零「.......」

俺があまりのすごさに見入っていると....

美月「田舎もんなのバレるよ??」

美月が小馬鹿にしたような笑いをしてきた

そういえば、今日初めてここに来るのは俺と悠と湊だけだという事を思い出し

それを思い出すと急にすごく恥ずかしさがこみあげてき、俺は目をそらした

美月「ハハッ!!」

美月は心底楽しそうに笑い、からかわれたという事に気づいた

学園長「じゃあ...校舎案内はこの程度で終了だ」

学園長「今日は寮に帰ってしっかりやすみなさい」

学園長「改めて...」

学園長「新プレデターを歓迎しよう」

学園長「おめでとう」


第四十七話 終了





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