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第二十五話 プレデター襲来

悠「........」

悠はただその悶えている男子生徒を見つめていた

男子生徒「てんめ.....」

男子生徒「ふざけんじゃっねーぞ!....」

男子生徒は残っている左腕を振り上げ

悠に殴りかかろうとした

その時....

???「はーい、ストップゥ!」

誰かが男子生徒の左腕を止めた

???「学習しない人だねー」

???「左腕も吹き飛ぶよ?」

男子生徒「え...あ...」

それに気づいたのか男子生徒は左腕を下ろした

???「やぁ、月城悠...だっけか?」

その男子生徒はそんな軽快そうな声音で続けた

悠「....そうだけど」

???「おぉ!やっぱそうなんだ!」

???「俺は雨宮湊あまみやみなと、よろしくね!」

そう言ってその男は手を差し出し

悠も手を差し出して握手をした

湊「いやーそれにしてもほんとに今のすごいね?」

湊「ま...そんなチート能力...」

湊は悠をぎろりと睨み

湊「許せない、けどね」

次の瞬間...

男子生徒「あ....れ...?」

男子生徒「痛く、ない?」

男子生徒の右腕は最初から怪我なんてしてなかったかのように元通りだった

全員の視線は....

一気に湊に集まった

湊「アハハ、そんな睨まないでおくれよ」

湊「なんて事ない、ただの治癒の能力」

湊「それで君の腕をなおしてあげたんだよ」

湊は軽快に笑った

男子生徒「あ...ありがと....」

湊「うん、どうでもいいんだけどさ...」

湊「雑魚は早くどっか行ってくれないかな?」

湊「僕は月城君とお話がしたいんだけど」

そんな唐突な言葉

男子生徒「.....くっ」

男子生徒は悔しそうに歯を食いしばる

しかし...

何を言われようが怪我を治してくれた事に変わりはなく

その男子生徒は去って行った

湊「いやーそれにしてもほんとに不思議だな」

悠「?」

湊「なんで君生きてんの?」

悠「.......」

湊「ああそういう悪い意味じゃなくてね?」

湊「普通なら死んでる」

湊「なのに生きてるって事はさ」

湊「この世界のルールから外れてるわけじゃん?」

湊「俺さ....」

湊「そういうの見ると」

湊は満面の笑みを浮かべ

湊「イライラしてしょうがないんだよね!」

そう言った

悠「.......」

悠は一瞬押し黙り

悠「でもさ....」

悠「楽できるなら楽した方がよくない?」

湊「......」

湊はストンと表情が落ちたかのように無表情になった

しかしまたすぐに笑顔を浮かべ

湊「アハハ!」

湊「やっぱ君面白いね!」

湊「次は実技授業だったね?」

湊「遅れないようにもう準備していこっか」

それだけ言い残して湊は立ち去った

悠「....ねぇ、零」

零「?」

二人しかいなくなった教室で悠が話しかけてき

悠「俺あいつ嫌い」

零「....アハッ、そうだな」


僕達が屋外闘技場に行くと....

零「っっ!!」

そこにいたのはいつもの先生ではなかった

そこにいたのは...

学園長「やぁ、Dクラス」

学園長「大半が集会以外で会うのは初めてかな?」

学園長だった

学園長「さて...じゃあまず授業を始めるとしようか」

学園長「では、これより実技授業をはじめる」

学園長はDクラスを見渡し

学園長「アハハ、こうしてみると...」

学園長「Dクラスだなんて信じられないメンバーが揃ってるね」

零「......」

学園長「まぁ、それは置いておき」

学園長「君達に今日やってもらうのは...」

学園長「力試しだ」

生徒「力試し?」

学園長「あぁ」

学園長「入ってこい」

そして....

コツコツと足音を立てながら

三人の生徒が入ってきた

学園長「軽く自己紹介をしてくれ」

その銀髪は気だるそうに頭をかきながら一歩前に出て

司希「プレデターの司希だ」

それだけ行って後ろに戻ってしまった

迅「えー??司希それだけ??」

迅「みんなおはよ!プレデターの迅だよ!」

迅「今日は楽しくやろうねっ!」

そして迅も下がり...

スッとその少女は前に出た

その少女は初めて見る顔で

金髪ポニーテールと丈が長いのか萌え袖が印象的な少女だった

???「九条伊織くじょういおり

伊織「よろしく」

それだけ言って後ろに下がった

学園長「....さてみんな顔ぐらい見た事あると思うが」

学園長「プレデターの三人だ」

学園長「今日はDクラスのみんなには」

学園長「この三人と戦ってもらう事にした」

学園長のその言葉で

場は一瞬にして静まり返るのだった


遡る事1時間前

学園長「.....急に集まってもらってすまないな」

私は学園長室にそいつらを呼び出していた

司希「いえ、構いません」

司希「で...用件というのは?」

学園長「あぁ、単刀直入に言うと....」

学園長「任務だ」

司希「任務?」

司希「どんな任務なんですか...」

学園長「簡単は話だよ」

学園長「君達には...」

学園長「Dクラスの実技授業を見てもらう」

司希「......は?」

本当に意図がわからないのだろう

司希はそんな素っ頓狂な声をあげた

学園長「まぁ、安心しろ」

学園長「お前達に任せるつもりはない」

学園長「私も行く」

司希「ですが...なんでそんな事を?」

学園長「少し、考えたい事があってな」

学園長「この実技授業の結果次第では」

学園長「歴史が変わるかもしれないな」

私はただそれだけ行って

三人と共に屋外闘技場に出るのだった


第二十五話 終了

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