表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

90/91

それで、目星はどうなの?

……済みません。

最後、寝落ちしていました。

 


 ユリナside


「ラン!」

「のじゃ!」

「がっ」


 ランが、姿を見失いかねない程の疾さでバンパイアに接近して顔面を右拳で殴打したわ。


「リン!」

「はい!」

「があっ」


 リンが、ランの攻撃で出来た隙を突いて、バンパイアの左側から大剣を振るい脇腹を切る。


「は!」

「ごばっ」


 ダメージを受けて隙が生まれた所で、火属性が付与された私の薙刀が、バンパイアの心臓を刺し、リンに追撃させる。


「リン!」

水晶矢クリスタルアロー

「がっ」

「ラン!」

氷矢アイスアロー

「ぐっ」

炎矢フレイムアロー!」

「ぎぃ」


 そして……


「最後の一撃よ!」

「ぐ……」


 遠心力と光属性の魔力を込めた薙刀の刃が、バンパイアの首を斬ったわ!


 バンパイアの胴体から首が離れ、先ずは胴体が灰となり散り、その後に首が灰となり散った。


「私達の勝利よ!」

「やりました!」

「勝ったのじゃー!」




 ライカside


 どうやらユリナ達が勝ったみたいだな。


「……まさか!?」

「どうしたんだ? 人族という下等生物が勝つとは欠片も思わなかったのか?」

「……黙れ!」


 さて、ユリナ達が勝つのを待つ間に色々と聞き出したが、こいつはボスじゃなかった。


 ……こいつがボスだったら、討伐して終わりで楽だったのになぁ。


「この! くっ! 下等生物のくせにちょこまかと……」

「あまりに遅いから、逆に避けてしまうんだよ」

「下等生物がー!」


 切れたバンパイアが、変身してバンパイアがモンスターである証拠となる本性を現した。

 その外見は、目は全て黒く染まり、コウモリを無理矢理人型にした感じだ。


「コロシテヤルー!」

聖降雷ホーリーライトニング

「ギィア……」


 バンパイアとかゾンビとかに、特効を持つ雷属性の魔法を放つと本性を現したバンパイアは灰となり散った。


「こっちも終わったみたいね」

「ソフィア達も終わったのか?」

「当然ね。 仕事が早いのは良い女の証拠の1つよ」

「……そうだったな」


 因みに、ソフィアの後ろに居るルシアとアリシアは、疲労困憊の様子で首を横に振っていた。


「それで、どうするの?」

「裏に潜んでいるボスの駆除だな」

「分かったわ」

「ユリナ達も……」

「勿論、私達も行くわよ!」

「当然です」

「のじゃ!」

「じゃあ、行こうか」


 俺達は、領主館を後にした。

 領主達?

 知らん。

 あの場に留まっても事件は解決しないし、混乱している領主に「私達を護衛しろ!」とか言われても、色々な意味で無駄でしかないからな。

 そんな理由から領主館を後にした。


「それで、目星はどうなの?」

「当然、見付けてある」

「さすラ……」

「苦味シリーズ」

「ごめんなさい」

「ルシア、話が続かないわ」

「ごめん、ソフィア」


 ルシアは、これでも国王の隣に立つ王妃になれる身分と血統を持っていたんだがなぁ。


「向こうも、都市を襲撃したバンパイアの全滅を感知している。

 その時の怒りには魔力が込められていて、そこから居場所は分かっている」

「それなら向かいましょう」

「ああ」


 俺達は、そのまま都市を出る為に都市外周の西門に向かったのだが、門番だった者達が倒れていて門が破壊されていた。

 それを見た俺達は、門番だった者達を綺麗に並べ、白い布を被せて都市を出る。


 しばらく森の中を移動していると、谷が有り底には洞窟らしき穴が開いていた。

 因みに、ユリナ達には暗視の魔法を掛けてあるから問題無い。


「多分だが、アレが出入り口だ」

「あ……」


 アリシアが、声を出そうとして慌てて自身の右手で自分の口を塞ぐと、残った左手で洞窟を指す。


「……確定だな」


 洞窟からバンパイア1匹が出てきた。


「行くぞ」


 ユリナ達全員が頷いた。


 俺が、最初に谷底に向かってダイブして、その後をユリナ達がダイブする。


 そして、即死になる魔力を乗せた雷撃弾ライトニングバレットを放ち、着地10秒前にバンパイアは灰となり散った。


 まあ、アレだ。

 メラ○ーマでは無くメ○だが、威力はメラゾ○マ以上の大魔王のアレと同じだ。


 更に着地と同時に、威力と規模を調整した上昇気流を発生させ、ユリナ達の着地を優しく静かにさせる。


「ありがとう、ライカ」

「どういたしまして」


 全員の着地が完了すると、俺達は無造作に洞窟の中へと移動を開始した。


「誰だ……」

雷撃弾ライトニングバレット

「侵入し……」

雷撃弾ライトニングバレット


 新宿の掃除屋シティハンターの彼のガンさばきを思い出しながら、出て来るバンパイアを次々にヘッドショットする。


「わざと、銃弾の交換時間を作っているの?」

「当然だろ」

「これだから……」

「ルシアも、推しのなら……だろ?」

「確かに、そうだけど……」

「それなら、別に構わないだろ」

「……私の負け」


 ルシアとヲタトークをしているが、ユリナ達の成長を願い、横や後ろから襲ってくるバンパイアをユリナ達に任せている。

 そんな中で、ユリナ達は狭い洞窟の中で、四苦八苦しながら順次討伐していた。


「……何処か、広い場所に出たぞ」

「……本当だわ」


 洞窟の奥へと進むと、東京ドーム並みの高さと奥行きが有る広い空間が存在していた。


「ライカ様、アレを!」

「……何か、ヤバい雰囲気だな」


 そして、その広い空間の中心でバンパイアの1匹が静かにたたずんでいて、その周りには複雑な魔法陣が展開されている。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ