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今後の冒険について話し合わないか?

すり合わせは大切です。

 


 ライカside


「……ん」


 ……宿屋の8人部屋か。


「「「「ライカ!」」」」

「ライカ様!」

「我が主!」

「……気絶したのか」

「突然、気を失ったからビックリしたわ」

「済まないな。 アリスを送るのに俺の魔力とかが必要だったんだ」

「……そう」

「ユリナ、どうした?」 

「彼女達は、本当に召喚獣なの?」

「……ああ。 正真正銘の俺の召喚獣だ」


 俺の返事で察したソフィア達は召喚獣としての本来の姿になった。 


 そして……


「全送還」


 召喚士としての専用の言葉を発すると、ソフィア達が消える。


「召喚! ソフィア! ルシア! アリシア!」


 再び、召喚獣としての姿で現れるソフィア達。


「……分かったわ」


 ユリナが、そう言うとソフィア達は人化した。


「凄く綺麗な姿ね」

「ありがとう、ユリナ」


 ソフィアは、元王女としての優雅なカーテシーでお礼を言った。


「ユリナ、そうかな~」


 ルシアは、前世の日本人の頃の様な感じで照れた。


「嬉しいよ、ユリナ」


 アリシアは、純粋に喜ぶ気持ちを表した。


「ライカ」

「分かっている。 全て話すよ」


 俺は、向こうに行ってからの神となり鬼神になった事以外は全て話した。


「戦いの神々に指導を受けた!?」

「ああ」


 ユリナ達は、かなり驚いたみたいだ。


「お陰で、かなり実力が付いた」

「……かなりで、山が消失するの?」

「ライカ様、私も同意します」

「我が主は凄いのじゃ!」

「咄嗟の事だったからなぁ」

「「……」」


 ユリナが、怒った様な顔で俺を見ていたが……


「……まあ良いわ」


 内心、ホッとした。


「ライカ、この後はどうするの?」

「今日は、このまま懇親会をしよう」

「いいわね」


 この後、宿屋に別料金を払って料理を作って貰い、ささやかな懇親会を開催した。


 ユリナとソフィアが、良く言えば穏やかな会話を、悪く言えば腹の探り合いをし、リンとアリシアが、俺への評論会を開き、ランとルシアは、既に親友の様な距離感で飲み食いしながら楽しそうに会話をしていた。


 俺はというと……


 ユーリ姉ちゃん。 俺が出来る事は無いか?


『あるけど、今はして貰う事は無いかな』


 俺、ちょっとは強くなったよ?


『ちょっと……どころじゃないでしょ!』


 そうかな?


『向こうの戦闘系の神4柱に楽勝なのよ!』


 まあ、頑張ったから?


『……もう。 それなら、ライカ達が好きに冒険や旅をしていく中で、近付いた教えるね』


 分かったよ。


 そんな事をユーリ姉ちゃんと話している内に、いつの間にか飲み物に酒が混じっていて6人は酔い潰れていた。


「……ラノベだと、酒のアルコールは毒判定を受けて無毒化するんだけどな」


 まあ、創作物と現実は違うって事かな。

 俺は、ユリナ達を先にベッドに運んだ後に、ソフィア達をベッドに運んだ。


「お休み、ソフィア」

「まだ寝ないわよ」


 ……と、思っていたら3人共が狸寝入りだった。


「やっぱり、お姫様抱っこは凄いね」

「ルシア。 貴女、凄いわ!」


 犯人はルシアか。


 ……まあ、許すか。


 それで、ソフィアが言った。


「普段は、私達を出しておくの?」


 そうなんだよなぁ。

 ソフィア達を召喚獣として扱うのなら、普段は召喚獣専用の亜空間に居て貰うのだが、彼女達に俺達の世界を見て貰いたいしな。


「臨機応変で、普段も一緒にいよう」

「分かったわ」

「分かったよ」

「良かったー」


 翌日、二日酔いになっていたユリナ達を、アリシアの魔法で解毒した後、向こうで手に入れた服をユリナ達に渡す。


「……凄く良いわ!」

「私にもよろしいのでしょうか!」

「嬉しいのじゃ!」


 喜んでくれて良かった。

 それと……


「3人に」

「「「……!?」」」

「ら、ライカ! コレって……」

「向こうで造った貰ったんだ。

 3人に似合う様にデザインも考えたし、容量は極大だし、時間停止のリスト表付きだ」


 3人に渡したのは、向こうの神々に造って貰った「マジックポーチ」だ。

 外見も、女の子らしさを前面に出したデザインにしてある。

 ぶっちゃけ、魔法な騎士の3人を参考とモチーフにした。


「……ライカ、ありがとう」

「ライカ様、ありがとうございます」

「我が主、ありがとうなのじゃ!」 


 後は、武具だけど……またにしよう。


「それと……はい」


 向こうで見付けた宝飾品や装飾品を、ユリナ達に渡す。


「「「……!」」」


 思っていた以上に嬉しかったみたいで、落ち着くまでに2時間が過ぎた。


「どうするの?」


 ソフィアに聞かれたけど、今の時間が中途半端で、冒険も散策もどうかという微妙な時間だ。


「今後の冒険について話し合わないか?」


 結論としては、ソフィア達も合わせて、パーティ「星屑スターダスト」として再出発する事となった。

 後、俺が強過ぎる件については、普段は支援術士として振る舞う事にした。


 俺としては、荷物持ちに偽装する案を出したが全員から否決された。


 ……かと言って、アタッカーになると鬼神の特性が出て、意識しないと攻撃時の威力に強化補正が入り、メラがメラゾ○マになってしまう。


 そんな訳で、俺の戦闘力は秘匿することになった。


「勿論、危ない時は良いよな?」 

「当然よ!」

「……良かった」




厳しくも温かいメッセージを待っています!

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